2009年10月8日木曜日

『オープンスペース・アメリカ』


今日の台風、みなさん大丈夫でしたか? こちらは…… 結果的には、雨にも風にも影響されませんでした。というのも、授業が休講になったからです! 

大学から最初のメールが入ったのは、8:47。この時点で、1, 2 時間目は休講決定。(でも1 時間目は8:50からだから、もし1 時間目担当だったら、もちろん行っていたでしょう。)続いて11時、わたしの担当授業のある午後の科目も、すべて休講の決定がなされました。わたしは自宅待機していたので、そのまま家にとどまったわけです。

でも、ニュースなどを見ると、新宿駅も大混乱。これはほんとに多くの人が翻弄されたはずです。お疲れ様でした。

                 ❤

さて、昨日の管さんのブログ、


に導かれて左右社のHPに行くと、おお、たしかに3冊勢ぞろいしています。


そもそもこの企画は、管さんの「じゃあ3冊同時刊行いくか!」という突然の宣言から始まったわけですが、実現するもんなんですねえ。もちろん、本を作るときはいつもそうですが、とてもたくさんの人が係わっていて、そうした協力の結晶として本はあるわけです。とにかく、感謝しています!


そして画像は、波戸岡景太さんのデビュー作、『オープンスペース・アメリカ 荒野から始まる環境表象文化論』です。これはたしかにアメリカ論であるわけですが、もちろんそこからはみ出す部分も多く、むしろそこが読みどころとさえいえるかもしれません。懐かしの『パリ・テキサス』が登場したかと思うと、崖の上には、ほらポニョもいます! そしてまた、愛犬シエラとともに過ごしたアメリカで日々を活写するくだりには、若々しい哀しみまで漂うようです。それらをひっくるめて一言で言うなら…… 「今」が息づいています。

総合文化教室で最年少の波戸岡さんは、みんなに可愛がられ、同時に、みんなに頼られています。(もちろんわたしも頼ってます!)バリバリの若きアメリカ文学研究者が、今考えていること、今感じていること、それを知るには、おあつらえ向きの本です。波戸岡さんのゼミ生になったつもりでしっかり読めば、必ず報われます。ぜひ!