『午後8時の訪問者』(2016)
を見ました。
わたしにとっては、7年ぶり、みたいです。
(アマプラにあります。)
で……
前回見た時より、ずっといいと感じました。
わたしが「90点!」と言ったら、
院生たちは驚いていました。
彼らは、そこまでいいとは感じなかったようです。
出だしの、診療の場面。
患者の体内の音が、聴診器を通じて聞こえてくるかのよう。
その後も、音楽は一切流れず、
その分観客は、微細な音に耳を澄ますことになります。
主演のアデル・エネルは、とてもよかった。
生硬な感じと、柔らかな感じが同居して、存在感もありました。
シャワーから出てきて野菜を炒めてるシーンなんかも、
わたしは惹かれました。
(おそらくこういうところは、感想が分かれるでしょうけど。)
ダルデンヌ兄弟は、やっぱり好きです。