今回見た
『ジャスティス』(2024)
は、ポーランド映画です。
まあ、おもしろかったと言っていいかな。
舞台は、1990年台に入ったワルシャワ。
ということは、ポーランドの民主化運動の真最中で、
あのワレサ議長が大統領だった時期、だと考えていいのでしょう。
(学生時代、「連帯」のワレサ議長が大学に講演に来ました。
聞きに行くべきでした。)
銀行強盗があり、そこで4人殺されてしまう。
その銀行は、他の銀行と合併、民主化を予定している。
その前に事件を解決しないと……
というわけで呼び出されたのが、
今はしがない民間人となっている、
ソ連に支配された共産党政権時代、
凄腕の刑事として「活躍」したガダチ。
ただし彼のやり方は、当然、強権的で非民主的。
(で、彼が執拗に取り調べた「連帯」のメンバーたちが、
今は政府の重要ポストにいます。)
一方犯人グループは3人で
(←これは映画の冒頭近くで判明します)、
主犯である青年の母親は自殺しています。
彼女は、「国営農場の閉鎖」とともに失業し、住む家を失ったと。
残ったの長男と、その幼い妹で、
二人は施設に引き取られ……。
ただ、ごくうっすらとした語られないんですが、
ガダチと主犯の青年は、共通点を持っています。
とはいえガダチは、ほとんど感情を出しはしませんが。
淡々とした映画で、でも、人間の「弱さ」がはっきり捉えられていて、
そこは好感が持てました。
ガダチを監視する警察官僚として、マグダレーナ・ボチャルスカも。
彼女です。
ちょっと、ポーランド関連を振り返っておくと;
これらは全体にレベルが高いです!







