2019年7月30日火曜日

「子どもと教師を“動員”?」

https://www.huffingtonpost.jp/amp/entry/story_jp_5d3e8f70e4b0c31569ed6e0a/?ncid=other_twitter_cooo9wqtham&utm_campaign=share_twitter&__twitter_impression=true

今日は、採点も一段落して、
三日ぶりに外に出て、
ジリジリ焼かれて、
ほんとにオリンピックできるの? やるの?
と思いながら帰ってきて、
読んだのがこのニュース。

Ça peut arriver, non ?

2019年7月28日日曜日

la catastrophe

1週間ほど前の記事ですが、

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019071900965&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_edit_vb

「彼女を送り返せ」
なんて、
まったく問題外の発言で、
今さらながら「アメリカ」はどうしちゃったんだろう、
と感じます。
が、
もちろんしばらく前からそうだし、
この極東の島国も、
共通の問題を抱えているようです。
それは、分断と、
話し合う気がない、
という戦略です。

民主主義は、
少数派の意見にも耳を傾けるところが出発点のはずですが、
彼らは、
少数派の意見を聞く気がないし、
当然、話し合う気もなくて、
少数派は切り離し、
支持してもらおうとも思わず、
自分の周囲の人にウケルことだけを続け、
その票で突っ走る気なのでしょう。

分断された層の間に、
どんな言葉が有効なのか、
と考えられてきたわけですが、
今やそれが、
とてつもなく厳しい状況になっているのでしょう。
言葉がなければ、
民主主義もないでしょう。

2019年7月27日土曜日

『断片的なものの社会学』

そうそう、社会学と言えば、
これはもう3年前の刊行ですが、
わたしはほんの2か月くらい前に読んだこの本、


これはよかったです。
もうこの本については、
語りつくされているでしょうから、
わたしが何かを言う必要もありませんが、
一つだけ言えば、
具体性につく、というところが美点だと感じました。
理論や枠組みの話ももちろんいいのですが、
こうした具体的断片には、
やはり魅かれます。
著者の、それと向き合う姿勢も素晴らしいし。

この著者と、ブレイディみかこさん、松尾匡先生の鼎談です。

https://www.youtube.com/watch?v=0Bf3iYwPZRc

『社会学用語図鑑』

図鑑、というのが、
良さそうであり、
心配でもあったんですが、
試しに買ってあちこち読んでいると、
これがなかなかおもしろい!
テンニースとか、ブリュドゥーとか、ベンヤミンとか、
わりと馴染みの人もいますが、
名前しか知らないような人もけっこういて、
ごく短い紹介とはいえ、
なるほどね~、と思ったり。
あるいは、たとえばフォーディズムなんかは、
わたしがおもに思っているのとは違う文脈で説明されていて、
この差もまたおもしろいのでした。

お風呂で拾い読みするのもよし、
ちゃんと最初から読むのもよし。
手間のかかったいい本だと思いました。

https://www.amazon.co.jp/社会学用語図鑑-―人物と用語でたどる社会学の全体像-田中-正人/dp/4833423111/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=1PMB624KHT7JA&keywords=%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E5%AD%A6+%E5%9B%B3%E9%91%91&qid=1564236671&s=books&sprefix=%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E5%AD%A6%E3%80%80%2Cstripbooks%2C254&sr=1-1

焦ったけど

まだ成績は付け終わっていないんですが、
(レポートの締め切りを明後日にしたので)
この夏はかなり仕事を抱え込んでしまっているので、
もう、そちらに取り掛かっています。
一応計画を立てたところ、
まったく休日を作らなければ、
8月いっぱいで終わることになっています。
つまり、
ゼッタイムリ!

で、
今日も今まで仕事していて、
でもしばらく前からワードの調子がおかしくなって、
ちょっと焦り、
その後調べていくつかやってみたところ、
今度はまったく文字が打てなくなりました。
これはヤバイ!
いきなり予定が狂う!
と泣きが入りそうだったんですが、
もしかして?
と思ってキーボードをよく見ると、
電池マークが点滅しています。
あ、これか!?

で取り替えて、
今こうして打てています。
よかった~!

2019年7月25日木曜日

ミンミンゼミ

今仕事中ですが、
たった今、
今年初めて、
みんみんぜみが鳴きだしました。

また夏が来たんですね。

「何百万人ものアメリカ人を危険にさらす」

https://www.bbc.com/japanese/video-49067476

ファショ、排外主義……。
いまさら「民族」を擬制にしようとしても、
特にアメリカでは、無理じゃないかと思いますが。

2019年7月24日水曜日

Worlds Most Admired 2019

https://yougov.co.uk/topics/international/articles-reports/2019/07/18/yougov-worlds-most-admired-2019

女性の1位は、ミッシェル・オバマ。
そうなんでしょうね。
でもまあ、トランプ夫妻とかも入ってるし、
アンケートとして……?

前期終了

まだ採点等は残っていて、
それは慎重にやらなければなりませんが、
とりあえず今日で、
前期の授業及び試験が終わりました。
学外の仕事もありましたが、
休講もなく、
無事終われてまずはよかったです。
(パチパチパチ)
特に6月は、
手帳が結構黒くて、
ちゃんとこなせるか心配でしたが、
なんとか通過できました。

「ワールド映画ゼミ」では、
今回初めて、
『闇の列車、光の旅』
を見ました。

http://tomo-524.blogspot.com/2017/09/blog-post_2.html

この、ホンジュラスやグアテマラから、
メキシコを経てアメリカを目指すという行程は、
たった今も注目されていることがらです。
今朝の(ドイツZDFの)ニュースでも、
国境近いタパチュラの移民収容所が取材されていました。
タパチュラは、
映画の主要舞台の1つでもあります。
なかなかよかったので、
後期もメニューに入れたいと思います。

2019年7月23日火曜日

「絶望してるけど投票には行く」

能町みね子さんの文章。

https://politas.jp/features/15/article/657

なんだかなあ、と思いつつも、
棄権はできません。

2019年7月22日月曜日

2019年7月20日土曜日

『好ましからざる人物』

ロシュディー・ゼムの、
監督としての5本目の作品は、
ニコラ・デュヴォーシェルと、
ラファエル・ペルソナが出ているという、
これは早く見たい作品です。

https://www.youtube.com/watch?v=t-jQGob4ZlU

これは、期待しちゃいますね!

2019年7月14日日曜日

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

を見てみました。

https://www.youtube.com/watch?v=JDE7Mlks1PU

青春の恋物語と、
アクションを含むワルモノとの対決という、
2つの物語が同時に進行します。
前者に関しては、わりとすんなりした展開で、
後者については、派手さもありはするんですが、
そもそもスパイダーマン自身が、
ジーンやキャプテン・マーヴェルのようなフォースがあるタイプではないので、
そういう感じにはなっています。
でもまあ、十分楽しめます。

それにしても、
登場人物たちの民族構成の多様さは、
すごく気を遣ってるのねえ、という感じ。
スパイダーマン=ピーターが恋する相手、ゼンデイヤは、
父親がアフリカ系(おそらくはバンツー系)で、
母親がドイツとスコットランド系。
友人のネッドは、ハワイ生まれで両親はフィリピン系。
フラッシュの両親はヴェネズエラ系。
ブラッドの母親はイギリス人、父親はマレーシア系の華僑。
もちろん、フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンもいます。

ただし……
中で、もっとも「アジア」的な感じなのが、
ブラッドを演じたレミー・ハイなんですが、
実は彼が、一番損な、というか、
しょうもない人物として描かれてしまいます。
これは、アメリカ映画における、
アジア系男性と白人女性は恋人にならない、
という伝統に則っているのね、
と思ってしまいました。

『バハールの涙』

『バハールの涙』という映画を見てみました。

http://bahar-movie.com/

原題は Les Filles du Soleil(太陽の娘たち)。
ISとクルド人の対立を扱った、2018年の作品です。
(描かれているのは、2014年の事件です。)

主演はゴルシフテ・ファラハニ。
彼女の出演作は、
『彼女が消えた浜辺』
http://tomo-524.blogspot.com/2017/06/blog-post_75.html

『マリリン&モナ』
http://tomo-524.blogspot.com/2017/04/just-like-woman.html


この2作しか見ていませんが、
いい女優だと思います。
今回もよかったです。

また、フランス人ジャーナリスト役で、
エマニュエル・ベルコが出ていて、
彼女の場合は、
『パリ警視庁:未成年保護部隊』
http://tomo-524.blogspot.com/2013/06/polisse.html

が、特に印象に残っています。
今回の彼女は、
いわゆるオーディエンス・サロゲイト的な位置づけです。

緊迫感のある、繊細な映画でした。
主演のゴルシフテ・ファラハニを見るだけでも、
価値があると思います。
そうそう、女性たちが歌う場面がよかったです。

2019年7月13日土曜日

『クレール』

パリの女の子が探す「幸せ」な「普通」の日々
という副題を持ったBD、『クレール』を読んでみました。

https://www.amazon.co.jp/クレール-パリの女の子が探す「幸せ」な「普通」の日々-オード・ピコー/dp/4866470712/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%AB&qid=1563028584&s=books&sr=1-1

35歳で、独身で、病院内の未熟児を預かる部署で働くクレール。
いろんな男たちと付き合うのだけれど、
なかなか3か月の壁を越えられません。
でも、やっと……

このクレールの恋愛を縦糸に、
フランスのさまざまな問題を横糸に、
物語は進みます。
男女不平等、
母性幻想、
女は〇〇だ、
というような、
極東の島国でもお馴染みの価値観、偏見が、
そこここに噴出します。
ただクレールは、
戦闘的でも論争的でもないんですが。

これは読む価値ありです!

追記:
こんな記事もありました。

https://www.neol.jp/culture/84089/

『マッドジャーマンズ』も、
おもしろかったです。

http://tomo-524.blogspot.com/2017/11/blog-post_45.html




2019年7月12日金曜日

『ダークフェニックス』

先日、待望のX-MENの新作、

『ダークフェニックス』

を見てきました。

https://www.youtube.com/watch?v=bxsit_WddUY

ジーンという女性(ミュータント)に宿る、
超強力なフォース。
それは、子どもの頃、
チャールズによって眠らされたのですが、
今、表面に出てきてしまった、
しかも、別のエネルギーも吸収して。
このフォースが暴走するのを止めることは……

というわけで、
X-MENファンのわたしとしては、
十分楽しめました。が、
どうも世間の評判はイマイチなんですね。
X-MENは、ある作品において過去が変更されてしまったので、
そこからは、
いわば第二のストーリーtなっています。
あり得たかもしれないもう一つの人生、という感じ。
でも、
元のストーリーに馴染んでいると、
違和感を感じることがあるのは、
不思議ではないんです。
その辺が問題なんでしょうか?

そもそもこのシリーズは、
アベンジャーズ・シリーズに比べると、
圧倒的に人気がないようです。
こちらは単調で、
あっちは長調ですから、
まあ、エンタメとして見るなら、
長調のほうがいいのでしょうか。
わたしは、単にエンタメというよりは、
(たとえばアメリカのユダヤ人たちの)「比喩」として見ているし、
まあ、短調のほうが好きだし、
つまり、X-MEN派です。

「最後のX-MEN」なんて言わず、
もっと続けてください!

2019年7月9日火曜日

「ホワイトハウスには行きません」

日本のスポーツ界にも、
あるいは文化界にも、
学術界にも、
経済界にだって、
こういうふるまいがあっていいと感じます。

https://www.msn.com/ja-jp/news/world/ホワイトハウスには行きません、凱旋のサッカー女子米代表が再度表明/ar-AAE3OFR?ocid=spartanntp#page=2

もちろん、
みんながこうするべきだと言うのではありません。
こういう人がいてもいいと思う、ということです。
「偉い人」が、
自分にとっては偉く見えない場合と言うのはありますから。

優勝、おめでとうございます!


2019年7月7日日曜日

Donald 水没

ああ、水没してます!

https://www.ledauphine.com/france-monde/2019/07/05/a-metz-la-tete-de-donald-trump-mise-a-l-eau

彼も……

Billie Eilish

街に出ると、
いろんな店先から聞こえてくるこの曲。

https://www.youtube.com/watch?v=DyDfgMOUjCI

アメリカで派手にブレイクして、
今一番されている新星なのでしょう。
で、
アルバムを買って聞いてみたのですが……

これは、なんというか、聞いてしまいます。
全体が50分ほどしかないせいもありますが、
通勤の行き帰りに、2周、3周、4周……
聞き続けてしまいました。
(ベースの音は、少し下げましたが。)
ちょっと、中毒性があると言うか。
また、
上に挙げた Bad guy はアップテンポですが、
アルバムの大半の曲はむしろスローで、
ヒーリング・ミュージック的な要素もあるみたい。
(これが「グルーム・ポップ」というものなんでしょうか?)

https://www.youtube.com/watch?v=eM4IHJ2GxSw

というわけで、わたしはけっこう好きでした!

2019年7月4日木曜日

リバティー・アカデミー春期、終了!

今年も、
リバティー・アカデミー、
春学期が無事終了しました。
いや、無事、と言うか、
いい生徒さんたちに恵まれ、
楽しくやっていたら、
あっという間に終わってしまった、
という感じなんですが。
(今年は、特に6月はいろいろやるべきことが多かったのですが、この授業では、
そうした仕事にまつわるもろもろを聞いてもらったりして、
むしろこちらがエンカレッジされていたというほうが正確かも。)

午後は、恒例のポトラック。
いつも通り、メニューの充実加減は驚くばかり。
心温まるランチでした!


夏を元気に過ごして、
また秋にお目にかかりましょう!
お疲れ様でした!