『さらば愛しきアウトロー』(2018)
を見てみました。
このデヴィッド・ロウリーという監督は、
今までスルーしていたのですが、
完全に間違いでした。
とてもいい映画で、
2回続けて見てしまいました。
そしてもちろん2回目の方が、
より味わい深く感じられました。
原題は、The old man and the gun 『老人と銃』で、
まあ明らかに、『老人と海』を連想させるタイトルです。
(邦題、どうにかならなかったんでしょうか……)
ロバート・レッドフォードの引退作で、
彼が、74歳の銀行強盗を演じます。
ただしこの強盗、紳士的で「ハッピー」に見えるます。
そしてタイトルからの予想に反して、
彼は1度も銃を撃ったことがないのです。
見ていて、
ものごとが連鎖していくのですが、
その連鎖の受け渡しの感じが、とても魅力的。
そして楽しそう。
2度目に見たときには、
そこここのカメラ・アングルに意味があったことにも、
何度も気づかされました。
この監督の、
他の作品も見ることにします。