2018年1月11日木曜日

「おれはすべてを見たよ」


アラン・ドロンと言えば、
悪魔的なまでの美しさがもてはやされたのも今は昔、
最近では、「右翼のオジーチャン」という印象が強いです。

その彼が、Paris Match のインタヴューで、
こう言っているようです。

"La vie ne m'apporte plus grand-chose.
J'ai tout connu, tout vu.
Mais surtout, je hais cette époque, je la vomis"

おれの人生には、もはや大したことは起きない。
おれはすべてを経験したし、すべてを見たよ。
でもとにかく、おれは今の時代が大嫌いさ。
吐き気がするよ。

https://fr.yahoo.com/news/alain-delon-vomit-époque-quittera-090700820.html

また別のところでは、
自分がいかにハンサムだったかについて、
これはむしろ淡々と、
周りの人々の様子を語っています。
美貌こそが、すべてを自分にもたらしたのだと。

http://www.parismatch.com/People/Alain-Delon-La-beaute-elle-etait-la-1436126#utm_term=Autofeed&utm_campaign=Echobox&utm_medium=Social&xtor=CS2-14&utm_source=Twitter&link_time=1515603594

まあたしかに、
若い頃のアラン・ドロンのハンサムさ加減は、
ちょっと現実離れしたいましたね。
このインタヴュー、
全部読んでみたいです。