2025年5月29日木曜日

『紳士は金髪がお好き』

今学期、大学院ゼミの1つのテーマは、
male gaze(男性的視線)で、
その切り口で映画史を遡ったりもしてるんですが……

最近、

女の子が死にたくなる前に見ておくべきサバイバルのためのガールズ洋画100選

という北村紗衣さんの本を読んだんですが、
ここに、ゼミで見るべき映画のヒントがありました。
(ありがとうございます!)

で、この本の中からまず選んだのは、

『紳士は金髪がお好き』(1953)

です。
『裏窓』の1年前、
マルヴィの論文の22年前ということになります。

タイトルからして「おバカ」な感じですが、
実際見てみると、これがとてもいいのでした。
二人の女性の、友情、ないし絆、の物語として、機能していると思いました。 

で、ちょっと探して院生と読んだのは、この2本の記事。



「おバカ」どころか、
ちゃんと再評価されてたんですね。

アマプラにあるんですが、
画質に難があるのが残念。
でも、十分面白いです!