2026年2月1日日曜日

飽和

「ニュース」は、相変わらず毎日見ています。
「フランス2」「ZDF」「アル・ジャジーラ」……

いわゆる「情報飽和」。
トランプらはあえてそれを仕掛け、
人々に思考させないように、
思考する間を与えないように、
これでもかと新しい状況を生み出し、情報を出し続け、
その情報の正誤が見極められないうち、
次の状況、次の情報が押し寄せてくる。
そんな暇はない、と言っていた人間が、
突如暇になったのか、自分(たち)都合で選挙を始める、
無駄なセリフで軋轢を深め、
宗教団体との繋がりは問われず、
社保逃れは問われず、
ベネズエラでの殺人も、
ミネアポリスでの殺人も問われず、
ICE の膨大な予算も、
ガザで隠れて続く非道も問われず、
毎日死者が出るウクライナでの犯罪も問われず……

いや、問うている人たちはいます。
問い続けている人たちはいる。
飽和させられないようにすることは、
本当に難しいけれど。

 『Rip』

お馴染みの、ベン・アフレックとマット・デイモンのコンビによる、

『Rip』(2026)

を見てみました。(ネトフリ)
二人以外に、『ミナリ』のスティーヴン・ユアン、


そしてわたしには、授業でしょっちゅう使う、
「16区を遠く離れて」(『パリ、ジュテーム』)の、
カタリーナ・サンディノ・モレノも出演しています。
この4人に、テヤナ・テイラー
(『ワン・バトル・アフター・アナザー』で見たばかり)
を加えたのが、マイアミの捜査チームです。
彼らか、麻薬カルテルの隠した大金を見つけるのですが、
この発見には、何重にも「裏」があります。

一気に、止まることなく2時間見たので、
「おもしろかった」のだと思います。
エンタメとしては、まあ十分なデキ、と言えるでしょうか。
「男」っぽ過ぎるし、深いということもないし、
カーチェイスも、ショットも、特に新鮮でもないし、
フィルム・ノワール的な影など、
あまりにわざとらしい使い方をしたりもするし……
でも「おもしろかった」となり得るのは、
物語上の、謎の出し方が上手いからなのだと思います。

また、Rip (安らかに眠れ)にも、
二重の意味があるようです。

そうそう、警察官ではない女性が出てきますが、
彼女を演じるのはサッシャ・カジェ。
『ザ・フラッシュ』で、スーパー・ガールを演じた女優です。