2013年4月22日月曜日

Nos jours heureux


去年公開の『最強のふたり』は、
日本でもヒットしましたが、
その監督であるトレダノとナカッシュのコンビが、
2006年に発表していたこの映画、

Nos jours heureux

を見てみました。
結論から言うなら、
これはとてもおもしろい、
日本で公開してもまちがいなくウケルだろう作品でした。

http://www.youtube.com/watch?v=X6GYTq92F_k

舞台は、コロニー(ドゥ・ヴァカンス)と呼ばれる夏合宿。
ここに参加した、年齢のまちまちな子供たち30人ほどと、
アニマトゥールと呼ばれる世話係のお兄さん・お姉さんたち、
そして主人公であるディレクトゥール(責任者)が繰り広げる、
にぎやかで、感情的な顛末です。
子供たちは、まだまだ幼い子、ちょっとワルな子、
政治好きなお坊ちゃん、などなど。
そして実は世話係のほうにも大いに問題(?)があり、
女たらしのハンサム野郎、
スタイルのいい、でも子供とタバコを吸ってしまうようなミニスカ娘、
酔うとケベックのアクセントが強烈になる大食いのお兄さん、
うまくしゃべれず、「透明だ」と言われてしまう地味な女性、
ナイスガイのアフリカ系男性(=オマール・シー)、
ちょっと太めの元気な女性、
という構成です。
この中で、恋がいくつか生まれ……
でもそれを子供たちが賭けの対象にしていたり!

また食事を作ってくれるのは、モロッコ系のオジサン。
彼は「ベルヴィルで働いていたけど、店を中国人に売って、
彼らはオレを雇わなかった」そうです。
このコックさんを演じるのは、
『アイシャ』で、ユダヤ人医師を演じたジャン・ベンギギです。

いくつも印象に残るシーンやセリフがあるのですが、
1つといえばここでしょうか。
いつも相手を質問攻めにして、みんなから煙たがられ、
本人も「ぼくを好きになる女の子なんていない」と悲観しているギヨームが、
盛り上がらないキャンプファイヤーの途中、
ちょっと貸してみて、とギターを手に取る場面。
ここ、いいです❤

http://www.youtube.com/watch?v=LdYaRl4uEag

どこかの映画会社が、日本公開してくれることを!