2013年4月11日木曜日

Pieter Wispelwey

バッハの無伴奏チェロ組曲は、
特に好きな曲の1つで、
CD もカザルス、フルニエ、マイスキー、ロストロ、マ、など、
何種類か愛聴してきました。
中でわたしが親しんでいるのは、
マイスキーの1回目の録音なのですが、
それとはまた別の魅力にあふれたアルバムが、
去年、登場していました。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B008TUDI2A/ref=oh_details_o03_s00_i00?ie=UTF8&psc=1

Pieter Wispelweyにとって3 回目となるこの録音、
もう聞いた瞬間に、その響きのどこか枯れた感じ、
深く、力強く、けれどはかなく消え去る響きに、魅了されます。
(もちろん、恐るべきテクニックに裏打ちされているわけですが。)

古楽器というと、ブリュッヘンの18世紀オーケストラの音の印象が強いのですが、
チェロとなると、しかも独奏となると、
古楽器の音の質がより鮮明になる気がします。
こんな音です。

http://www.youtube.com/watch?v=7qtk7HQuy4E

今日やっと届いて、
まだ1度しか聞いていませんが、
これは間違いなく、これから何度も聞くことになるでしょう。

(ちなみにフランスには、
まだ30歳代の女性チェリスト、オフェリ・ガイヤールがいます。

http://www.youtube.com/watch?v=pAOnJcKn5JY  )