『座頭市逆手斬り』(1965、9月)
を見てみました。
監督は、第2作目、
『続・座頭市物語』の森一生です。
で、期待したんですが……
これは、デキが悪かったです。
まず、物語そのものがギクシャクしていて、
だいぶ見づらい。
また、座頭市の行動のモチヴェーションが低く、
映画に緊張感がありません。
いい役でキャスティングされた藤山寛美も、
変化をつけようとしたのは分かりますが逆効果。
(以前、中田ダイマル・ラケットが滑っていたように。)
さらに、演出も単調で、
意味なく引きのカットを見せ続けたり、
唐突に大音量の音楽が始まったりと、
何というか、ボロボロでした。
有名監督にも、駄作はあるという……