梅雨らしくない過ごしやすい天気が続いていると思ったら、
風邪をひいてしまいました。
といっても大したことはないのですが、
イマイチ集中力がないというか。
(まあもともとそんなにないんですけど。)
というわけで、今日は1日、ほとんど寝転んで過ごしました。
そういえば数日前、『パリの灯は遠く』を見ました。
若いアラン・ドロン主演。
舞台は1942年のパリ。
同姓同名のユダヤ人と間違われた主人公が、
警察の追手を逃れるサスペンスです。
と書くとなんでもないようですが、
問題はフランスの「警察」が彼を追ってくることです、
ゲシュタポではなく、ゲシュタポの手先として。
背景にあるのはあのヴェル・ディヴ事件。
『黄色い星の子供たち』で、正面から描かれたあの事件です。
国家の犯罪、というのは、いつの時代もあるわけですね。