2013年3月13日水曜日

『知の逆転』

今ベストセラーの一角を占めているこの新書、

http://www.amazon.co.jp/%E7%9F%A5%E3%81%AE%E9%80%86%E8%BB%A2-NHK%E5%87%BA%E7%89%88%E6%96%B0%E6%9B%B8-395-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%AC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%89/dp/4140883952

先日の朝日新聞の紹介記事に惹かれて読み始めましたが、
Mmm、なるほどこれはおもしろい&読みやすい。
インタヴューに答えるメンバーが「錚々たる」人たちであるだけでなく、
インタヴュアーがとてもスマート。
たとえば、

(……)主な先進国社会での教育制度は、
産業社会に都合の良い従順な労働者を大量生産するための制度になっていて、
このままでは低資源、低エネルギー、低消費社会を実現するための
思考転換というものがうまくなされないのでは――。

これはフツーは「答え」のほうであって「質問」じゃない、ですね。
でもここから出発するので、当然論議は深まるわけです。
インタヴューは、インタヴュアーの質問の深さが決定的なんですね。

おもしろいです。