2008年のフランス映画、
『ザ・スパイ 裏切りのミッション』
を見てみました。
https://www.youtube.com/watch?v=pZNeYXC9JFY
オリジナル・タイトルは Espion(s) 、
かっこに入った s が、ちょっといいですね。
スパイ映画なんですが、
もともとは素人のヴァンサン(ギヨーム・カネ)が、
やむを得ずスパイを引き受けるという設定なので、
やや型破りなスパイであったのは、新鮮でした。
スパイ対象者の妻で、
ヴァンサンと接近するクレール(ジェラルディーン・ペラス)も、
憂いをふくんでいい感じ。
(クラピッシュ監督の、『パリの確率』で、
ロマン・デュリスの恋人役だった女優さんですね。)
静かな映画なんですが、
時間の流れも、展開も、いい感じ。
エンディングも、いい感じ。
実は、出演者の中にヒアム・アッバスの名前があったので見たのですが、
彼女の出番は1分足らず。
でも、拾い物、なんて言ったら失礼ですが、
思いがけずおもしろい映画だと思いました。
今年見たフィクションの中では、ベスト1です。
(ってまだ4本目ですが!)