この画像に惹かれ、
ふだんはあまり見ることのないファンタジー映画を見てみました。
ネトフリです。
ある豊かな王国があり、
そこでは代々、王子が嫁をもらうと、
最初の三人まではドラゴンの生贄に捧げるという、
恐るべき習慣が続いています。
そこに、
貧しい国の王女エロディが、
なにも知らずに嫁いでゆき、
でも!
ドラゴンを前にして覚醒する、
という物語です。
上のポスターは、もちろん覚醒後です。
やっぱり、子供向けの映画と言えなくはないけれど、
時間の流れがちょっと遅い気もするけど、
まあおもしろかったと思います。
アクションは控えめで、
それは見どころではないし、
また根本的な設定、
つまり、王国があって、
王と「民」という構造は所与のものだし、
その割には「民」は一人も出てこないし、
ドラゴンの思考は人間そのものだし、
といったことはあるんですけどね。
それでも、
ミリー・ボビー・ブラウンが覚醒してゆく流ればは、
それなりに説得力があるし、
やっぱり彼女の魅力が大きいんでしょう。
そうそう、ロビン・ライトの名前があったんですが、
これは見る前の予想通り、
豊かな国の女王でした。
またヒロインの母親役は、アンジェラ・バセット。
彼女が、白人世界に継母として参加しているのは、
良いキャスティングだと思いました。