2014年5月23日金曜日

537 C.U.B.A.

昨日の大学院の授業では、
各学生が、
お気に入りの曲を持ち寄り、
そのヴィデオ・クリップの表現を中心に発表する、
という企画でした。
その際必ず、
歌詞の翻訳は持ってくることが条件です。

みな、それぞれにおもしろくて、
授業というより、
発表会を聞きに来ているような気になりましたが、
中で特にソソラレタのは、
Orishas という3 人組ラッパーの、537 C.U.B.A. という曲でした。
(537 は、海外からキューバに電話するときの国番号。)
この3 人のキューバ人たちは、
でもみんなヨーロッパに住んでいます。
そして、
リーダー(だと思うんですが)の
Roldán González Rivero が住んでいるのはフランスです。
ヴィデオは、そのフランスにいる彼のもとに、
故郷キューバ、
とりわけハバナの様子が捉えられたVHS が届くところから始まります。

https://www.youtube.com/watch?v=L2eV20UhkQk

冒頭、および繰り返されるサビは、こう訳されていました。

「わたしはひとつの川のある土地から来る
タバコとサトウキビ畑
農民の汗の場所
故郷への夢を見る」

そしてそして、
実はこの曲には、
もとネタがあります。
コンバイ・セグントの、この曲です。

https://www.youtube.com/watch?v=q61JRKpWg-s

ああ、この曲自体もいいですね。

この曲を教えてくれたO さんは、
キューバ暮らした経験があるそうです。
そして授業の流れに合わせて、
この曲を選んでくれたようです。

ほんとに「学生」!?