2026年7月28日火曜日

『ザ・クローザー』

ネトフリのドラマ、

『ザ・クローザー』

を見ています。
7シーズンもあるので、まだ半分くらいですが。

ヒロインは、LAPD 殺人特捜班の、
ブレンダ・ジョンソン本部長補佐です。
アトランタから赴任したという設定で、
(わたしには、はっきりそうだとは分かりませんが)
「強い南部訛り」で話しているようです。
彼女のキャラがちょっと独特で、
まずは、「正義」を求めているんですが、
それは自分が判断するものではなく、法によって裁かれるべきものという、
強い信念があります。
ただ一方では、「正義」のための捜査の前では、
官僚的な「正義」は二の次にしてしまう、
例えば自分が起こした小さな交通事故などへの、
警官としての対応などは、捜査に比べれば「どうでもいいこと」とみなされるのです。
そして取調官としてはとても優秀で、自白を引き出すプロです。
そして個人的には、スイーツ依存症で、赤ワインも好き。
方向音痴で、車の運転は大の苦手です。
あとは両親。これも超苦手。

赴任当時、特捜部の面々から総スカンを食うのですが、
これはまあ、だんだん折り合うのだろうなと、視聴者は誰でも思うし、
実際そうなっていきます。
ただその過程の描き方はとても自然。

ブレンダは白人女性ですが、他のメンバーは、

黒人男性(ガブリエル巡査部長)
黒人女性(ダニエルズ捜査官)
メキシコ系男性(サンチェス捜査官)
白人男性(フリン警部補)
白人男性(プロベンザ警部補)
アジア系男性(タオ警部補)
黒人男性(テイラー警視正)

などがいます。
舞台がロスなので、ヒスパニック関係の事件もあり、
その時はサンチェスが、
黒人関係の事件の時はガブリエルが、
やはり活躍することになります。
多様な社会に対応する、多様な捜査員たちです。

今、シーズン3の途中なんですが、
このシーズン3になって、ショットのレベルが唐突に上がった気がします。
エピソード4、5、6あたりは、
今までで一番いいデキだと思いました。
こんな風に、尻上がりに良くなってくると、
つい見てしまいます。
ここにきて、無駄にグロテスクな画像も影を潜めたし。
一応脚本家も調べましたが、
以前からいる人も混じっていて、
なんでしょう、やっぱり予算が増えたんでしょうか?

『真夜中のカーボーイ』

アメリカン・ニュー・シネマを代表する1作で、
わたしも大好きな『真夜中のカーボーイ』。
アマプラ無料があと4日終了します。
急げ!

1934〜1968までアメリカ映画を縛ってきたヘイズ・コード。
これが無くなったことで登場した一群の映画は、
当時のアメリカの「現実」を描いていました。
分断、腐敗、病、まで含めて。
多くの場合、『イージー・ライダー』が代表作とされ、
異論はないですが、
個人的には、『真夜中のカーボーイ』の方が好きです!

GIGN

ネトフリのミニ・シリーズ、

GIGN

を見てみました。
これは Groupe d'intervention de la Gendarmerie nationale のことで、
日本語なら「国家憲兵隊治安介入部隊」のようです。
(GIGN の発音は、「ジェーイージェーエヌ」ですが、
ドラマの中で聞いていると、「ジェイジェンヌ」くらいに聞こえます。
テロ対策や人質救出などが任務の中心のようです。)

GIGNのリーダー格でああるダヴィッド。
彼にはキャリア・ウーマンの妻と、
ピアニストを目指す娘がいます。
そして若いマックスは、GIGNに入隊すべく、試験を受けています。
彼の父親は、かつてGIGNで殉職しています。
そしてこの殉職した父親とダヴィッドは、兄弟のような関係でした。が……

全体に緊迫感があり、最後まで連れて行かれる感じはあります。
人物たちには、やや既視感がありますが、それはまあ仕方ないでしょう。
フランスのドラマとしては、デキのいい方だと思いました。
もちろん、ダヴィッドのヒロイスムがやや過剰だとか、
ベタなプロットとか、
演技についての不満とか、ないわけじゃありませんが。

ダヴィッドを演じるのは、Tomer Sisley で、
「イスラエル系フランス人」だそうです。
(父親はアラブ系で、父方はベラルーシやリトアニア系、
母方はイエメン系、という記述もありましたが、どこまで正確かは分かりません。)
その(やや理想化された)妻を演じたのはJudith El Zein。
かつてピアニストを目指していた彼女が、リヴィングでピアノを弾き、
ダヴィッドがそれを聞いているシーンもあります。
ピアノはカワイでした。
(娘が学校で弾いているピアノはヤマハ。)
彼女が出ている作品は結構みた気がしますが、例えばこれ;



そして代表作が;



2026年7月23日木曜日

前期授業終了

梅雨が終わり、
前期の授業も終わりました。
(まだレポート読みと採点はどっさり残っていますが。)

昨日の最後のゼミでは、
まず、このヴィデオを見ました;


で、それから「ファッション」の話をして、
(わたしの、歳の離れた兄は、「みゆき族」でした)
その後『イージー・ライダー』を見る、というところまで行きたかったんですが、
いろいろ話が盛り上がって、時間がなくなったので、
わたしが大好きなこれ;


の、第1話だけ見ました。
これほどはっきり「メタ」なドラマも珍しいです。

ちなみに『イージー・ライダー』は1969年ですが、
これは、ヘイズ・コードが廃止された翌年なんですね。

2026年7月20日月曜日

"Football won "

「フットボールが勝った」

これは、決勝戦後のトニ・クロースのコメント;

https://news.yahoo.co.jp/articles/658b2b474b7d23157ce102eab63967009d0bb86d 

https://x.com/ToniKroos

さすが。

2026年7月19日日曜日

『ブラック・バッグ』

フランス映画には、
ある程度の人数(たいていはカップルを含む)が食卓を囲み、
その「洗練された」会話の中で、
お互いの秘密が暴露され、意外な関係が浮かび上がる、
みたいな作品が結構あります。
わたしはこういうのは苦手で、
今ではもう敬して遠ざける感じにしています。

今日見たアメリカ映画、

『ブラック・バッグ』(2025)

は、スパイものなのに、このタイプでした。
組織内の裏切り者を探す話で、映像はキレイでしたが、
やはりこうした「密室劇」的な映画は、あまり好きじゃありません。
ケイト・ブランシェットも登場していて、
彼女も裏切り者候補の1人なんですが……

先日見たこれ


に出ていたトム・バークの顔も見えました。

2026年7月18日土曜日

“I’d rather be hated for who I am, than loved for who I am not.”

アマプラで、

『キャッチ・ア・キラー』(2023)

という映画を見始めました。
今、半分くらい見たところなんですが。

新年のボルチモアで、
大規模な銃撃事件が起こり、
市警と、FBI の特別捜査官が対応に当たります。


で、
この犯人像をプロファイルする過程で、
決まりきったシステムの動きを止めようとした、
というような見方が提示されて、
オヤ、と思ったんですが、
その先を見ると、ヒロインがある場面で、
カート・コバーンの名セリフを引用するのです。
たぶんそうだな、と感じたんですが、
何をか、というと、
この映画の脚本家は、
マーク・フィッシャーの『資本主義レアリズム』を意識している、
ということです。
この本の中では、カート・コバーン、ないしニルヴァーナは、
資本主義に取り込まれてしまう反資本主義の見本、
のように描かれていたからです。
フィッシャーは音楽にも造詣が深く、
こういう例を出せる人でした。

そしてそのセリフがこれ、

I’d rather be hated for who I am, than loved for who I am not.
(自分を偽って愛されるより、ありのままの自分で憎まれるほうがいい。)

そして映画はというと、
後半は、むしろ排除的な社会、格差、に焦点が移っていって、
最初に登場した「システム」は、
それに乗れなかった恨み、という形をとって表現されます。
これは、『資本主義リアリズム』で強調されていたことではないでしょう。
となると、
「物語」は一貫していても、
社会を見る目が、
前半と後半でややズレがあるようにも感じました。
主人公の上司の男性が、なかなか魅力的でした。

2026年7月12日日曜日

Wonderwall

数日前に YouTube で流れてきたこのヴィデオ、


なかなか印象的です。
ただ、歌詞の内容を考えると、
やや粘着的かなあ……とも思ってしまいますが。


ただもちろん、そういうものだと言われれば、そうなんでしょう。

そういえば以前、どこかのスタジアムで、
Living on a prayer が歌われているのも見た気がしますが、
この曲だとどうしても、
はっきり言って大好きなこのヴィデオを、
またしても思い出してしまいます;


これは「サイコー!」ですね。


Pourquoi Michael Olise a choisi de jouer pour la France ?

フランス代表チームの「要」とも言える、マイケル・オリーセ。
彼は4つの国籍を持っているわけですが、
そして生まれはロンドンなんですが、
なぜ、代表チームとして「フランス」を選んだのか?
それは、ママである Mina のおかげだ、という話です。


Mina は、アルジェリア系フランス人で、
息子にフランス語のみで話しかけたと。
で、同じアルジェリア系フランス人である、
あのジダンの影響もあって、ということなんですね。
で、
この番組のレポーターたちは、フランスはみんなで、
Merci, Mina Olise !
と言わなければ、と言っているわけですね。
(「オリゼ」と発音しています。)

『ストレンジャー・シングズ』

長いので躊躇していた『ストレンジャー・シングズ』、
駆け足で、なので雑ですが、一応最後まで見てみました。
人気があるのは分かりました。

ラストについてはあまり言わない方がいいだろうと思いますが、
わたしには好感の持てる着地の仕方でした。

全部で5シーズンあるんですが、
シーズン1は1983、2は1984で、
まあ当たり前ですが、80年代真っ只中。
つまりサッチャー・レーガンの時代であり、
新自由主義が台頭する時代です。
セリフの中に、特に脈絡なく「サッチャー」が登場することもありました。
また、家に大きなワイン・セラーがあるようなお金持ちのマダムは、
ドアベルが鳴った時、
モルモンと民主党なら追い払って、
みたいなことを発言します。
中心的に活躍するのは「お金持ち」ではないので、
逆にこの発言は目立ちました。

アメリカの、この1980年代と現在は、
似た構図にあるように感じます。
(もちろん違いもたくさんあります。
80年代は、AI はおろかネットもPCもなかったし。)
でも、ワーキング・クラスの人たちが、
民主党的な(リベラルな)価値観に馴染めず、
結果的には自分たちを苦しめることになる新自由主義を掲げるレーガンを支持し、
「誇り」を取り戻そうとした構図自体は、
現代のそれにとても近い……
トランプが口先で何を言おうが、
彼が「お金持ち」の味方なのは、
あの就任演説に集まった富豪の顔ぶれが物語っているでしょう……


「フランスにフランス人はいない」

https://news.yahoo.co.jp/articles/65570f51be7713fd036abb842727d7fa96466126

この「元首相」は、

3つの概念(「国籍」、「民族」、「人種」)の区別がついていないようです。

言及されているパラグアイの議員も。

(パラグアイの議員の発言については、

パラグアイ政府が公式に非難していますが。)

2026年7月5日日曜日

malicia

今日の(今日も?)パラグアイは、
なかなかの malicia でした。
これってフランス語なら malice なんでしょうね。
「いらずら」みたいな意味にもありますが、
もともとは mal から派生した「悪意」。

まあ、ムバッペもオリーズもデンベレも笑っていましたけど。
怪我しなくてよかった。

今、ニュースを見ていたら;

イタリア出身の著名サッカー・ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ記者は、
自身のXを更新。
フランスのチェルキの
「パラグアイがイエローカードをもらわずに
30回もファウルができるなんて知らなかったよ」
という試合後のコメントを伝えた。

とありました。
それな!

2026年7月4日土曜日

宇宙と交信中

知り合いのネコちゃん、
今日が3歳の誕生日。
で、頭にお気に入りのアルミホイルを載せて記念写真。
で、それが宇宙と交信しているみたいだったので、
そのイメージをチャッピーに作ってもらうと……


なかなかよくデキてる!

2026年7月3日金曜日

Bad Bunny

この前のスーパー・ボールの、
ハーフ・タイム・ショーにも登場していた Bad Bunny。
ワールド・ツアーの途中で、
マルセイユのヴェロドロームでコンサートがあったようです。
観客は 70000人!


めちゃめちゃ盛り上がってますね!

2026年7月1日水曜日

強い……

フランス vs. スウェーデン、
3 - 0 でしたが、
あとちょっと精度が上がれば、5, 6 点取っただろうという印象でした。
オリーズの2本、ムバッペのポスト……
パスのスピードも早くて、
「ワールド・レベル」を実感しました。
野球におけるドジャースみたい。

大方の予想通り、
やっぱり、フランスとアルゼンチンが強いように見えます。
決勝戦、でしょうか!?