いつも初回に『オマールの壁』を見ています。
で、
それに先だって、
パレスチナ問題を説明しているんですが、
このところ、
この授業で使っているパワポを使い回して、
他の授業でも(短縮版ですが)
パレスチナ問題について話しています。
学生に、聞きたい?
と尋ねると、聞きたいです、と答えるので、
まあ、今が一番良いタイミングかなと思っているわけです。
これはまず、
ユダヤ人のディアスポラから始まって、
19世紀末に起こったシオニズム、
そしてあの二枚舌外交を経て、
イスラエル建国、中東戦争、パレスチナ難民……という、
いわば通時的な話。
でその後、現代における占領の形、
検問所、入植、分離壁、などについても話します。
その中で、視覚的に有効だと感じるのがこれ。
緑がパレスチナ、白がイスラエルの領土です。
フランスでも、
テロ警戒が最高レベルに引き上げられました。
イスラエル周辺のアラブの国々では、
多くの反イスラエル・デモが起こっています。
でもとにかく、第5次中東戦争は、ゼッタイにやめて欲しいです。