2024年1月9日火曜日

年明け初日

というわけで、大学の授業が始まりました。
今日の初日は、
いきなり(?)「パリ映画ゼミ」と「ワールド映画ゼミ」で、
それぞれ、
『奇跡の教室』と『ツォツィ』の解説がメインでした。
ただ「解説」と言っても、
何か教科書があるわけでもなく、
わたしがわたしなりに分析した結果を、
学生たちに説明するだけですが。
まあ、これが大学院のゼミなら、
そこからの展開もあるわけですが、
学部の1、2年生ですから、
今後の考え方の参考にしてくれれば、
ということろです。

『奇跡の教室』については、
だいぶわたしも見慣れてきました。
もう、20回くらいは見たでしょうか。
1つの大きなポイントは、
母親はたくさん出てくるのに、
父親は不在だということでしょう。
これは、実はなかなか気づきづらいことのようです。
(学部生には、何が「映っていないか」、
と考える習慣がまだないので。)
書こうと思えば論文も書けそうですが、
本当はもっとエッセイ的に書きたいです。
ただ、どちらも、需要がないんですよねえ……
(もちろん、需要なんかカンケイなく書けばいいだけのことですが!)