『炎のデス・ポリス』(2021)
ジェラルド・バトラーが出てるので、
まあ80点近くは行くだろうと思って見始めたのですが、
確かに平均点以上のアクション映画でした。
主な登場人物は4人。
若いアフリカ系女性警官、
追われている詐欺師、
殺し屋1、
殺し屋2、
です。
バトラーは殺し屋で、
殺し屋たちは二人とも、詐欺師の命を狙っています。
(理由ははっきりとは示されません。)
で、詐欺師は、殺し屋の追跡を避けるため、
わざと女性警官を殴って留置場に入る選択をします。
けれども殺し屋たちは諦めず、
1も2も、そこにやってきて、
実力と心理の駆け引きが始まります……
あえて言えば、女性刑事が主人公で、
彼女がアフリカ系で、しかも銃が
好きなようなので、
ちょっとブラックスプロイテーション的な雰囲気も感じます。
(なので、多くの人が、タランティーノ的、と評しているのでしょう。)
ある批評に、
新しものはないけど楽しめる、
というのがありましたが、
まあそんな感じ。
バトラーは、いつもの力んだ感じが薄くて、
わたしはいい演技だと感じました。