やっと今日、神奈川近代文学館に行ってきました。
初めて来ましたが、落ち着いた、いい場所でした。
内容も、とても充実していて、
この文学館の力量はすごいと感じました。
わたしにとっては、家庭内で見ていたもの、
聞いていたものが多いし、
展示されていた写真の中には、
わたしが撮ったものも何点か含まれていました。
父親が芥川賞受賞後、文藝春秋のグラビアに登場したことがあるんですが、
その時は、小学生のわたしと二人暮らしだったので、
自然とわたしもその取材に参加する形になりました。
その号は、今も持っているんですが、
それが展示されていて、なんというか、
プライベートが公的なものになっているような、
不思議な印象でした。
文学館の担当者による、30分ほどのスライド解説も聞きました。
わたしも知らなかったことも含まれていて、新鮮でした。
ただ一方では、例えば「作品群の核に詩がある」
と説明されていて、それはもちろんその通りなんですが、
父親なら、「ポエジー」と言っただろうな、とも思いました。
館内にある喫茶で、
今回の企画に合わせた鰻丼が出されていて、食べてみました。
美味しかったです!