この
『ボージャック・ホースマン』
のシリーズは、ランチの時などに流し見していたら、
いつの間にかもうシーズン3の4話まできていました。
で、
この4話が、シュールでヒューマンでブラックでくだらないという、
まさにこのアニメの特徴がよく出たエピソードでした。
主人公のボージャック・ホースマンは(人間的な)馬で、
かつて、テレビのしょーもないコメディー番組の主役をこなし、
かなりの人気者になりました。
お金も入り、ハリウッドの豪邸に住んでいます。
でも、彼は愛のない子供時代を過ごしていて、
居候のトッドと暮らしているんですが、
胸の中には空洞があり、
かつての栄光も消えかかっています。
そんな時、ある映画の主演の話が来てこれに乗り、
まあ色々あるんですが一応出来上がり、
そのプロモーションのためにある映画祭に出かけます。
これが、海底で(!)行われるのです。
ボージャックや人間たちは、
金魚鉢のようなものを被っていますが、
そこで働くのは水棲生物が多く、当然彼らは元気です。
もう、この雰囲気がシュールです。
そしてたまたま乗ったバスで、
タツノオトシゴの出産に遭遇し、
運転手に助けを求めるも、
そこには「出産の手伝いはお断りします」の看板が!
仕方なく手伝うボージャックですが、
生まれた赤ちゃんの一匹が彼になつき……
変な話です。
でも、とても引き込まれてしまいました!