駆け足で、なので雑ですが、一応最後まで見てみました。
人気があるのは分かりました。
ラストについてはあまり言わない方がいいだろうと思いますが、
わたしには好感の持てる着地の仕方でした。
全部で5シーズンあるんですが、
シーズン1は1983、2は1984で、
まあ当たり前ですが、80年代真っ只中。
つまりサッチャー・レーガンの時代であり、
新自由主義が台頭する時代です。
セリフの中に、特に脈絡なく「サッチャー」が登場することもありました。
また、家に大きなワイン・セラーがあるようなお金持ちのマダムは、
ドアベルが鳴った時、
モルモンと民主党なら追い払って、
みたいなことを発言します。
中心的に活躍するのは「お金持ち」ではないので、
逆にこの発言は目立ちました。
アメリカの、この1980年代と現在は、
似た構図にあるように感じます。
(もちろん違いもたくさんあります。
80年代は、AI はおろかネットもPCもなかったし。)
でも、ワーキング・クラスの人たちが、
民主党的な(リベラルな)価値観に馴染めず、
結果的には自分たちを苦しめることになる新自由主義を掲げるレーガンを支持し、
「誇り」を取り戻そうとした構図自体は、
現代のそれにとても近い……
トランプが口先で何を言おうが、
彼が「お金持ち」の味方なのは、
あの就任演説に集まった富豪の顔ぶれが物語っているでしょう……