2023年11月11日土曜日

『エンド・オブ』シリーズ

2013年から3年ごとに作られてきたこのシリーズは、

『エンド・オブ・ホワイトハウス』
『エンド・オブ・キングダム』
『エンド・オブ・ステイツ』

の3作。
続けて見てみました。
この3作で、500億ドル以上の収益があったとされています。
(ただし評価は割れていたようです。)


エンタメとしてはおもしろい、と思います。
古いタイプの映画ですが。

主役のジェラルド・バトラーは、
この手の映画の定番通り、
きわめて逞しく頑丈な肉体と、
揺るぎない精神を持っています。
そして、シークレット・サーヴィスという自分の仕事に、
ほとんど全霊を賭けています。
(心配する家族との板挟み、も定番です。)

まず思うのは、
ストーリーがクリアで、爆発が派手。
視覚的な刺激に満ちています。
一方、心理的な葛藤もないわけじゃない。
特に、第3作になって初めて登場した主人公の父親は、
イラク戦争の傷を背負った人物でした。
(ただエンタメなので、傷はもう塞がれつつあります。)

ただ、アレコレ言いながらも3作見てしまったし、
第4作が完成すれば見るでしょう。
また、
パリとロンドンを舞台にしたテレビ版、

La Chute de Paris


の製作も始まっています。
ただ、主役だとされていたマチュー・カソヴィッツが事故に遭ってしまったので、
どうやら主役は交代する模様ですが。
これも、見るでしょう。