2026年10月1日木曜日

『ザ・クローザー』、完走

7シーズン、見終わりました。
7って多いし、最後まで行けるかどうか分かりませんでしたが、
結局のところ、おもしろかったです!

ロス市警の重罪犯罪課が舞台で、
そのチーフがブレンダ。
彼女はアトランタ出身で、
ロスの刑事たちから見れば、
「女性」で「よそ者」で「高慢」、
だったわけですが、
これはまあ誰でも予想できる通り、
彼らは次第に彼女を「認める」ことになります。

でもそれはシーズン1で主に起きることで、
シーズン2以降は、
謎解きや、解かれた謎が示す、
「人間」のさまざまな側面を描いて行きます。
これが、それなりに深みがあり、おもしろいと感じられるのでしょう。

そしてもちろんキャラです。
これだけ長いエピソードに渡って観客を引っ張ってゆくには、
キャラクターの魅力が欠かせません。
潔癖で仕事中毒で甘いもの依存症で実行力のあるブレンダ、
若く真面目で、いち早くブレンダの資質を見抜くガブリエル巡査部長、
「昭和」感の強い、3度の離婚歴がある最年長のプロベンザ警部補、
シニカルで、プロベンザとつるんでいるフリン警部補、
スペイン語ができて地元のギャングに詳しいサンチェス捜査官、
デジタル担当で、落ち着きのあるタオ警部補、
こうしたさまざまな面々ですが、
共通しているのは、仕事に手を抜かないこと。
ここが、見ていて気持ちがいい点でもあります。

ただちょっと残念だったのは、シーズン7。
過去の問題を引き摺りすぎて、やや重くなってしまいました。
最終シリーズだけに、着地点を模索していたのでしょうが、
これはもったいなかったと感じました。

初期には、ややショッキングな映像をチラッと入れたりしていましたが、
途中からそういうエイ・キャッチみたいなことは少なくなりました。
制作側も自信を深めていったのでしょう。
刑事ドラマとしては、
『ライン・オブ・デューティー』と同じ、
とても高いレベルに達していると思いました。