同じテイラー・シェリダン監督の、
『モンタナの目撃者』Those Who Wish Me Dead(2021)
を見てみました。
(邦題、センスがない。)
モンタナ州で、山林火災の消火に当たる警備隊。
そこで男たちに混じって活躍するハンナ(アンジェリーナ・ジョリー)。
彼女には、かつて、ひどい山火事の中で、
助けを求めていた子供達を見殺しにした記憶があり、
それがトラウマとなっています。
一方、訴訟弁護士の男は、
ワルに命を狙われ、
子供連れて知り合いの家を目指します。
その知り合いとは、モンタナの保安官でした。
この2つの物語が、絡み合ってゆきます。
前半がゆったりしていて、
だんだん加速していく感じ、
自然が大きく、ゆったり写されている感じ、
その自然が途方もない存在で、しかも人間の運命に関わってくるところ、
取り返しのつかない記憶を持つ人間が主役であること、
それと同質の体験をした人間が大きく関わってくること、
これらはどれも、
2つの作品の共通点です。
つまり、2作の構図はとてもよく似ています。
調べてみたら、以前見たこれ、
脚本はテイラーでした。
そう言われてみれば、これも似たところがあります。
もう1回、見直してみようかな。