佐々木幹朗さんの言葉の「つぶやき」を引用するなら、
瓦礫のなかの煉瓦のような本、鍋敷にも使える一冊。執筆者総勢45名。
『ことばのポトラック』(大竹昭子編、春風社)は台所に置いても映える。
言葉を箸でつまみながら、表紙に醤油を垂らして味付けしても!OK。
そうなんです、あの「ことばのポトラック」7回分が、
400ページの、美しい本になりました。
(本の印税は、東北の公立小学校へ。)
さまざまな形の、生き抜こうとする言葉が、
本のあちこちで燃え立っているようです。
そして45名は、ここで紹介されています;
http://shumpu.com/archives/6195
春風社さん、ありがとうございました。
ステキな装幀は、『世はいかにして昭和から平成となりしか』でもお世話になった、
矢萩多聞さん。彼の「つぶやき」は、
企画会議から、刊行まであまり時間がなかったけれど、
とても濃密な打ち合わせでした。
佐々木幹郎さんの言葉に一喜一憂しながら、
うんうん唸ったり、力をいれたり緩めたり。
ほんとうに勉強になりました。
多聞さんの作品はこちら;
http://tamon.in/
そして挿画はたけなみゆうこさん。
http://www.pen.fac8.com/
ぜひ、手にとってみてください!
(アマゾンでは、17日発売予定だそうです。)