新刊の時、
つまり1年以上前に買って、
ずっと「積読」だったこの本、
おもしろかったです。
http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%85%A5%E9%96%80-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E7%99%BD%E6%88%B8-%E5%9C%AD%E4%B8%80/dp/4480066012/ref=sr_1_cc_1?s=aps&ie=UTF8&qid=1353246942&sr=1-1-catcorr
前書きで言っているように、
概説書風のタイトルでありながら、
そうではなく、
新聞記者としてのアフリカ滞在4 年から見えてきたもの、
という感じ。
メディアの内部から、そのメディアの弱点、
特にアフリカ報道の場合の罠を指摘したりもします。
語り口も読みやすいです。
アフリカについては、
『世界中のアフリカへ行こう』という名著がありましたが、
それとは違う味わいの、勉強になる新書だと思います。
それにしても、
日本の自殺者の比率が、
紛争地域であるソマリアの戦死者の比率より高いとは。