2010年8月30日月曜日

ジュンク・トーク! 「思想」!


あれは6月だったんですね、
今週末は青森にいた管さんとやった、ジュンク堂でのイベント、
アップされました。こちらです;

http://www.junkudo.co.jp/UQ_report.html

なんだか脱線し放題(いつも通り!)ですが、
お時間があればどうぞ。

        ◇

雑誌「思想」の9月号に、
パリでとってもお世話になった中村さんが寄稿しています。

今回の特集は、「〝高度必需〟とは何か―― クレオールの潜勢力」。

彼は、パリに来る前マルチニックにいたのですが、
その時まさにリアルタイムで見た「事件」のことが語られているのです。
これは外せないです。

中村さんのブログはここです;
(何日か前の記事には、一緒に行ったクレオール料理屋での写真も。)

http://mangrove-manglier.blogspot.com/

管さんは青森だし、http://monpaysnatal.blogspot.com/
中村さんは流動するマルチニックのことを書いているし、
なんだか、ほんとに日々はrolling stone ですねえ。

地図


今週もおはようございます!

さて、だらだらと並べたパリの写真ですが、
フラ語仲間の batayam が、とてもいい地図を作ってくれました。
これ、いいですね~

http://batayam3.blogspot.com/2010/08/kblog.html

そうなんです。
たとえばブルー通りとクレリー通りにしても、
明らかにちがう地区ではあるけれど、
十分歩いて行ける距離なんです。

パリは歩きたくなる街ですね。

13区

昨日は、世界を旅するミュージシャン、ヒデちゃんのところにお呼ばれして、
とても手の込んだ料理&ワインをゴチになりました。
(ヒデちゃんは、「まいフラ」のCD のオープニング曲などを作ってくれた人です。)
ヒデちゃん夫妻は、2人とも食べるのも作るのも得意。
こういう貪欲さはいいですね! ご相伴にあずかれるし!

(そういえば、わが同僚、中国語の林先生の「食」にかける熱情にも、
打たれるものがあります。)

「世界を旅する」というのは誇張ではなく、
住んでいたNYやフランス、ドイツはもちろん、
ハイチやベネズエラを含む中南米諸国、
ブラジルはもちろんだしイスラエルまで、
各地を演奏旅行しているのです。
なにしろ経験は豊富。ブラザーの友人も多いみたいだし。
ご馳走を食べながらのエピソードには事欠きません。

ただヒデちゃんは、パリ嫌いなんですね。
わたしは…… どうなんでしょう、でも、
帰ってきた途端にまた行きたくなったところをみると……
で、パリへの文句で盛り上がるわけですが、
それも楽しいです。
とにかく、楽しい1夜をありがとうございました!

           ◇

そして今日は、13区です。
ここはアジア地区として知られていますが、
まあ、中国人地区といっていいと思います。
歩いていて、大連を思い出しました!

まず、Porte de Choisy の駅を出ると;




パリの中心部とは、違う景色ですね。
で、モール内のマーケット;


そして外は;



ご存知マック;


そして、とてもおいしかったフォーの店の中。
外に見える人たちは、順番待ちの列です;


では最後に、13区からはちょっと離れたベルヴィルの風景を。
ここも、基本アジアです;


ここはアラブの人も多いです。アフリカ系の人は少ないです。
(でも写真は…… ベルヴィル駅前です。)

2010年8月28日土曜日

クレリー通り87番地

パリ滞在中のブログで、
『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』の撮影場所を見つけた、
と書きました。それが、これです;









番地、つまり「クレリー通り87番地」が見えてる
(ほら、映画のスチールのほう、よく見ると見えるんです。)のだから、
場所を見つけるのなんて簡単じゃん? と思いますよね。
分かってしまえば、まさにその通り。

じゃあなぜ迷うのかというと、原作でも、映画の中でも、
ここは「ブルー通り」だと繰り返し説明されるからなんです。
でも、撮影されたのはブルー通りではなく、
このクレリー通りであることがはっきりしました。

ついでに、本物のブルー通りも確認しました。
なんてことない、フツーの通りです;


ここは、実は前回登場したカデ地区です。
一昨日見た『ブルー通り17番地』は、ここが舞台ですね。

話は逸れますが、このブルー通りの延長上に、
「パラディ(天国)通り」があります;


それと対になるように、
ブルー通りは、かつて「アンフェール(地獄)通り」と呼ばれていました。
が、住民の要望により、ブルー通りに変更されたそうです。
(近くに「ヴェール(緑)通り」あり。)

ところで、飛行機の中で、リュック・ベッソン脚本による、
『96時間』というアクション映画を見たのですが、
悪者一味のパリの拠点が、なんとパラディ通りにありました。
名前に惹かれたせいもあるでしょうが、
やはりイカガワシイ印象があるのでしょうか。
(『イブラヒム~』の中では、娼婦たちの仕事場でした。)

では最後に、もう1度最初の階段の場所に戻りましょう。
ここは、とても細長い三角形の突端に近いところで、
ではその三角形の突端自体はというと;


なるほど、道の高さが違っていて、
これが階段を、つまり2つの世界を、産み落とすわけですね。

ユダヤ人街

そうそう、1つ言い忘れてました。
Château d'Eau の写真を昨日挙げましたが、
そしてそこには黒人が多く写っていましたが、
彼らの多くは、(ハイチ人タクシー・ドライバー、ルイさんの話によると)
コートジボワール人なのだそうです、この地区だけは特別。
こんな情報、何の役にも立ちませんけど、
ちょっとおもしろいですね。

さて、ではここで問題です。これはなんの写真でしょう?


教会っぽい? そうですね。そしてこれはユダヤ教会、シナゴーグです。
写真のヴィクトワール・シナゴーグは、パリ1大きいと言われているものなのですが、
そのへんを警備の警官に訊いてみると、まず最初の人は、
「大きさは知らないけど、パリで1番重要なのは間違いないね。
だから警備してるんだよ、襲撃に備えて」
そうなんです、彼は「attentat (テロ、襲撃)」という言葉を使いました。

でもう1人、チーフらしき人にも同じ質問をすると、
「パリ1? いや、フランス1だろうね。もしかするとヨーロッパ1かも」
そんなに!? でもたしかに、すごく立派な建物ではありました。

ただシナゴーグといっても、こんな風に、ビルの1部、みたいなのも;



左から2つ目の黒い門です。ちょうどユダヤ帽の方が出てきました。

上の2つは、メトロのカデ駅の近くなのですが、
ここには、モントロン公園という可愛い公園があります;


子供たちの遊ぶ、なんでもない公園です。
こんな落書きも;


Antoine 君は、そこここに登場してました。

わかしがこの公園を訪れたのは、『サンドイッチの年』という映画のためです。
主人公の両親がナチに連行される姿を、
主人公である少年は、この公園の木陰に隠れて見ていたのです。
両親と見つめ合う一瞬、胸が痛くなります。

さて、このカデ地区以外にも、ユダヤ地区はいくつもあるようです。
その代表の1つが、これは観光案内にも載るようなロジエ通りでしょう。
こんな雰囲気です;


そしてお店のウィンドウには;


さらに;


エッフェル塔の描かれたユダヤ帽が見えますね。
そしてここでは、有名なファラフェル(揚げ団子)も味見しましたが、
メインはイディッシュ料理です;




ちょっと分かりにくくてすみません。
左側にお惣菜、右側にパンがあり、それらを適当に選び、
店の前のテラスで食べるのです。

そしてゴマパン、けっこう塩がきついのね、と思って見てみると;


岩塩の粒が光っていました。

腹ごしらえした後は……、ヴォージュ広場へ散歩、かな?

2010年8月27日金曜日

Château Rouge

Barbès 2 でも取り上げたシャトー・ルージュ、
実はここに行った時、ちょうどSDカードが一杯になってしまい、
通りかかったVirgin で新しいものを買うまでの間、
中村さんにSDカードを借りていたのでした。
で、その写真を、中村さんが見られるようにしてくれたので、
シャトー・ルージュ第2弾、懲りずにお送りします。

まずは、なんとも雑然としたこの雰囲気;






何度か見かけたポスター;


生地屋さん;


貴金属店ですね;


こんな街角;


最後はこれかな;


OK バルベス !

そういえば、
バルベス・オール・スターズというコンピレーション・アルバムを買いました。
聞くのが楽しみ!

Château d'Eau

シャトー・ドーの駅は、すでに触れた通り、
Mokobé の Beyoncé Coulibaly に登場します。
Coulibaly というのは、いわばマリの「鈴木」に当たる感じ?

http://www.youtube.com/watch?v=ZcBEedFhbVQ  ←1 分52秒あたり

駅の場所は、サン・ドニ駅と東駅のちょうど真ん中あたり。
その道はセバストポール大通り。こんな感じ;


そしてこの道とシャトー・ドー通りが交差するところが、
シャトー・ドーの駅です;


そしてこのあたり、まさにビデオ通り、
美容院やらウィッグ屋さんやらネイル・サロンなどがひしめきあい、
しかも、用心棒兼客引きのお兄さんが立っています;




時間を追って増えてきて、わたしも2回ほど、
「ヘイヘイ、写真はダメよ!」と言われました。

これはセバストポール大通りに面した、ひときわ目立つ店;


気になる張り紙、「ナディアはここに。」(Mais c'est qui ?)


黒人女性の間でも、ストレート・ヘアーが流行っているのでしょうか?
(ビヨンセに憧れてるクーリバリーさんは、金髪でストレートですね。)


ちなみに、セバストポール大通りと並行しているサンドニ通りはこんな感じ;


そしてすぐ近くには、インド人街であるパッサージュ・ブラディ。
かけたタイルも、なんとかそう読めます;


ここは安いです;

そして東駅近くには、小さな旅行会社が。


行き先は……


キンシャサ、アビジャン、ポルトープランス……

そして東駅前のサン・ローラン教会の前には、物乞いする人たちが。


そういえばモスクの周りにも、物乞いする人は多くいました。
ただしイスラムの場合、喜捨は義務であり、
一方喜捨を受けることは、相手に善行をする機会を与えているという意味で、
それ自体も善行とさえ言えるとか。

今の日本では、失われた風景かも知れません。