今日の朝日新聞の書評面、
の「新書」コーナーで、
『エキゾチック・パリ案内』が紹介されています!
http://book.asahi.com/reviews/column/2013012700001.html?ref=rss2&utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
このコーナーは、
ふだん自分でも毎週チェックする場所です。
だから、というわけでもないのですが、
この「新書」紹介コーナーで取り上げてもらえることが、
目標(というのも変な言い方ですが)の1つでした。
それが、発売から1か月も経たずに取り上げてもらって、
感謝感謝です。
多くの方が手に取ってくださいますように……
保存のためにコピペします。
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パリのユダヤ、アラブ、アフリカ、アジア、インド人街を取りあげ、豊富な写真や地図と共にパリの歴史の奥深さを紹介している。読みすすむほど、パリのざわめきや匂いが伝わり、街中を歩いているかのような気持ちとなる。
ユダヤ人街のロジエ通りには「アディダス・オリジナル」がある。特別なお店がなぜこの通りにあるのか。それは創業者のダスラーがドイツ系ユダヤ人だから。アラブ人街のバルベスのマルシェ(市場)は、パリで最も活気があり、また物価が一番安いところで、著者はその混沌とした様子を「眩暈(めまい)」と表現する。ヨーロッパ最大の中華街がある13区は、様々な経緯を経てやってきた中華系移民のうねりが集結した魅力ある場所だ。“オシャレで洗練”ではなく“ダイナミックで壮大”な文化がある。
おいしそうなイディッシュ料理店、クスクス料理店、アフリカ料理店などが紹介されるのもうれしい。よそ者たちがパリに溶け込み文化の華を咲かせた。その種が実らせたエキゾチックな果実を味わえる本だ。