ショパンというのは、
若い頃聞くと、
美しいのはわかるのですが、どこかで、
なにナヨナヨして!
と感じてしまったりもしました。
だから、もちろんそれなりに聞きましたが、
そして好きな曲もありますが、
やっぱり「甘い」印象は持っていました。
でも……
これは誰かが書いていたのですが、
歳を取ると、ショパンが良くなる……
そう、たしかにその通りで、
あの甘さも、気にならなくなってくるのでした。
で、先日、
YouTube をうろついていたときに、
ルビンシュタインによる、
ピアノ協奏曲1番が目に飛び込んできました。
で、ちょっと聞いてみると……
おお、これはなんと、昔よく聞いた盤です!
懐かしい!
で、
この(オケが単なる伴奏になっていると批判されることもある)協奏曲、
他のピアニストで聞いてみたのですが、
これ、気に入ってしまいました。
https://www.youtube.com/watch?v=2bFo65szAP0&t=456s
Olga Schepsというピアニストのことは、
実はあまり知らなくて、
調べてみると、
ブレンデルに指導を受けているとか。
たしかに、テクニックはすごいのに、
(ブレンデル風に?)コントロールが効いていて、
リストなんかを弾く方向には行かない印象があります。
この1週間、毎日聞いてしまいました!