2017年12月1日金曜日

Radicalisation

昨日の投稿を書いていて、
思い出した記述があります。
それは、

Radicalisation(『世界はなぜ過激化するのか?』)

という本の一節です。

「市民であることを、
その社会へ経済的、社会的に統合されることと同義だと定義するならば、
過激化とは、
真の市民権を欠いた世界で生きる一部の人間たちが不満をぶつけ、
演じる場の一つということができよう。
そして過激化の最も明白な表現、
それがテロということになる」

そして現在、
「真の市民権を欠いた世界」
が、際立った形で前景化してきたことの背景には、
グローバル資本主義があると言えるのでしょう。