2009年1月2日金曜日

着づらいからこそ


新年二日目、新宿へ!

(朝出がけに、いくつか俳句&それについてのコメントを読んでいて、「新宿の、渋谷や六本木にはない重層性」(清水哲男)という内容の文章を読み、ミョーに納得。)

もちろん(?)目当てはバーゲンです。結論からいえば、今日1月2日は、1年中で1番デパートが混む日です、間違いありません!

昔は、バーゲンが楽しみでした。でも最近は…… ま、以前ほどではありませんが、それでもプロパー価格で買う習慣がなくなってから久しいので、しょうがないです、行かないと。

普段着る服は、これはユヌクロとGAPでいいんです。が、たま~に必要になるスーツは、そのどちらにも売ってません。(MUJIにはありますけど。)で、その「たま~に」を買うために、新宿です。

でも、まずは腹ごしらえから! 新宿でランチといえば、カレーの「サムラート」、わたしはここで決まりです。カレーのおいしい店は多いけれど、なんといってもここはナンがうまい。(もちろんカレーも。)今日もまたうまかったです!(ちなみに、渋谷や上野にもサムラートはあるのですが、わたしが食べた限りでは、新宿の店がおいしいです。)

で腹一杯になり、もう一応満足じゃ、とも言ってられません! 伊勢丹メンズ館へ突撃!

で結局、30%引きになっているブリティッシュ・スタイル(以下BS)のスーツをゲット。したんですが……

まあどうでもいいっちゃどうでもいいんですが、BSと聞いただけでその着心地が浮かぶ方は、いったいどれ位いらっしゃるんでしょう? 女性の方は、まずお分かりにならないでしょう。男性でも、街でBSをお召の方は、多くはありません。(もちろん、見てわかります。)その理由はただ一つ、着づらいから!

そうなんです、BSは着づらいんです。だからBSを着るには、その「着づらさ」を愛することが必要になります。わたしは、愛してます!(誇張あり。)で画像は、BSを着るD. Beckham。

BSの「着づらさ」は、実は一種の快感でもあります。つまり、肩から肩甲骨、そして背中からわき腹の上部に広がるフィット感、これがBSの命。でもそれは、かちっと「決められてる」感覚にも近いんです。そう、だからこれは、普段NON-BSのスーツを着ていると、「着づらさ」と感じられるというわけです。

(もちろん、1年に数回しかスーツを着ないおじさんの戯言です。流して流して!)

そして夕方になり……
                                               夕焼や新宿の街棒立ちに  (奥坂まや)
                                               高層ビルは、いつもこんな感じに見えますね。