2009年6月26日金曜日

神聖ローマ帝国


というわけでこの頃は、モントリオール、ケベック、カナダ…… のことを勉強しているのですが、たとえば歴史。むかし世界史で受験したことが信じられないほどの忘却ぶりで、また1から勉強し直している感じです。

ヨーロッパ人がセント・ローレンス河口あたりに到着し、それからインディアンたちとのさまざまな交渉が始まり、徐々に大陸の内奥に、つまり五大湖のほうに進んで行き…… でやがて、イギリスVSフランスの植民地戦争が繰り返されるようになってゆくのですが、これがまあ、ヨーロッパでの両者の対戦と、きちんと(と言うのもヘンですが)対応してるんですね。

ウィリアム王戦争     (……名誉革命後)
アン女王戦争        ……スペイン継承戦争
ジョージ王戦争       ……オーストリア継承戦争
フレンチ・インディアン戦争……7年戦争

そしてたとえばウィリアム王戦争後の、レイスウェイク条約では、フランスは今のハイチを獲得(と言うのもヘンですが)し、イギリスはウィリアムⅢを認めさせ、神聖ローマ帝国はロレーヌを獲得する、というわけです。

ん? 神聖ローマ帝国? それって、隣の隣の研究室の、菊地先生の専門じゃ?(でごく最近、とてもシックな本を発表されました。図版も豊富です。←画像)

たいていのことは、結局、ちょっと遡ったりすると、み~んな関係が出てくるんですね。それにしても、受験時代の世界史の知識、何かのはずみに戻ってこないかなあ。(来ないし)