2009年7月16日木曜日

彼らはどこからきたのか


というわけで今日は、朝から晩までゲラとニラメッコという、やたらシンキクサイ一日でした。梅雨も明けたっていうのにねえ。

でも夕方、ほんの30分ほどですが、散歩に出ました。

近くに、川幅5メートルほどの川があります、といっても決して清流ではなく、背の高い水草に覆われ水面が見えないところさえあるのですが。

で、この川には、カモが住みついています。もちろん野生のカモです。借りている駐車場がその川に面しているので、ほぼ毎日、カモたちと顔を合わせます。そして今日も、2羽のカモが静かに浮かんでいました。

これは初めてのことなのですが、わたしは持っていたパンの切れ端を、彼らに投げてみました。すると2羽は、見たこともないような俊敏さでパンに泳ぎ着き、あっという間に食べてしまいました。

不思議なのはそれからです。30秒もしないうちに、上流のほうから新たなカモが現れ、水に浮かんだパンの欠片を探し始めたのです。そして……

それから3分後には、なんと合計で8羽ものカモが集合していました! 知りませんでした、こんなにたくさんいるなんて……

それにしても、匂いなんでしょうか? それとも、わたしには聞き取れない周波数の信号で、仲間を呼び寄せたんでしょうか? ただそれにしては、完全に奪い合っている風情でしたが。

小さな発見、というわけでした。