東京では、オリヴィエ・アサイヤス監督の新作、
『カルロス』の上映が始まっています。
http://www.carlos-movie.com/theater.html
見る気はあるんですが、
いかんせんちょっと長い。
DVDまで待つか迷うことろです。
アサイヤスと言って思い出されるのは、
わたしの場合は『クリーン』です。
主演のマギー・チャンはジャンキーで、
自分が調達したクスリでロック・スターの夫を死なせ、
幼い子供にも会えなくなり……
なんとか「クリーン」になろうとするわけです。
舞台も、カナダのハミルトン、パリ、ロンドン、サン・フランシスコと、
自然に移動していくのがなかなかよかったです。
http://www.youtube.com/watch?v=FP_4aIenueM
ただ『クリーン』の場合は、
撮影監督のエリック・ゴーティエのカメラの動きが個性的で、
それが印象に残ったという面もありました。
技術的なことはよくわかりませんが、
なんというか、「フツー」よりも近すぎるか遠すぎる、という感じ。
パンの仕方も荒々しいし。
最近では、彼は『ミラル』を撮ってましたね。
http://tomo-524.blogspot.jp/2011/08/miral.html
海でおぼれかかるシーンなどは、
オオ、という感じでした。