このブログでは、
安岡章太郎さんのことに触れた記憶がないのですが、
(もしかしたら忘れているだけかもしれません)
彼は、わたしが学生の頃もっともよく読んだ作家の一人です。
そういうわけなので、
なつかしい作品名を列挙すると長くなってしまうのでやめますが、
『エキゾチック・パリ案内』の前書きで
安岡さんの名前を出した時に念頭にあったのは、
『僕の昭和史』です。
たった一度だけ、
安岡さんのお宅に(荷物を届けに)伺ったことがあります。
安岡さんも奥様も、とても暖かかったです。
エッセイで有名になった、紀州犬コンタもいました。
安岡さんのご冥福を、心よりお祈りいたします。