2018年9月11日火曜日

Belle comme la femme d'un autre

パリのヴィデオ屋さんで10本ほどDVDを買ったんですが、
全部で55ユーロだったので、
1本あたり平均で700円くらいでしょうか。
で、今日2本見たんですが、
残念ながら「×」と「△」でした。

1本目は、イザベル・カレとジルベール・メルキの共演。
これだと、もうスト―リーなんか読まずに買ってしまうわけですが、
だめでした。
というか、途中でやめてしまいました。


もう1本も、
オリヴィエ・マルシャル、
オドレ・フルロ、
ザブー・ブレットマン、
3人が揃っているので、
それだけで買いのパターンです。

Belle comme la femme d'un autre(『他人の妻のように美しい』2014


男が女に結婚を申し込む。
女は男を信じているのに、なぜか、
彼の思いを試したくなり、
それ専門の「トラップ」会社に申し込む。
送り込まれた美女。
でも今回、この美女は男に恋して……という(たわいない)お話。

オドレ・フルロは、
『最強のふたり』で、
オマール・シーに言い寄られる役どころでしたが、
なんというか、
いわゆる「いい女」系の役どころをこなす俳優ではない印象でした。
でも、今回の映画でも、
トラップを仕掛ける側なので、
そういう印象があるのかもしれないし、
むしろないからこそ、
(あくどくならないように)
こういう役を振られるのかもしれません。
また、O・マルシャルはノワールなイメージが強いので、
どこかで拳銃を抜きそうな感じ(!)が、
ずっとしていました。

この映画、
フランスでのメディアの評価はことのほか低く、
でも、
この程度にしょうもないフランス映画って、
たくさんあるようにも思うのですが……

たわいないものとしては、
わたしは「△」でいいと思いました。


*ザブーは、このテレビ映画の監督でした。