『ことばのポトラック』の紹介記事が掲載されていたと、
長年の友人が教えてくれました。
http://mainichi.jp/feature/news/20120508dde012070054000c.html
リンクが見られなくなる時のため備えに、
コピペしておきます。
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読書日和:注目です
あの時期、持ちよった言葉
毎日新聞 2012年05月08日 東京夕刊
東日本大震災後の昨年3月27日、いても立ってもいられない作家や詩人が集まって、東京・渋谷のライブハウスで朗読会「ことばのポトラック」を開いた。それから今年4月8日までに計8回開かれた。そのうち、歌のコンサートを除いた7回分の朗読作品を収めたのが、大竹昭子さん編「ことばのポトラック」(春風社・1890円)だ。
第1回は、ピリピリした緊張感が漂っていた。例えばこんな作品がある。「地球をゆらすものは/泡となって消えろ/ゆれるな/れるな/るな/な/な/な!」(詩人で作家の平田俊子さん「ゆれるな」より)。約1年後の4月8日、反原発のアート活動をつづった画家・スズキコージさんの「NO NUKES LIVE PAINTING!」には、ユーモアも少々。
1年間、手探りで東北を思い表現した作品ばかり。歌人、穂村弘さんの「中学で一生分のドライヤーの熱風浴びてしまった俺よ」には、虚をつかれて笑ったが、子どもたちが浴びたものを思わされ、ぞっとした。
作品を寄せたのは谷川俊太郎さん、高橋睦郎さん、堀江敏幸さんら約50人。ポトラックは、ごちそうを持ちよるパーティーの意味。【内藤麻里子】