2018年7月30日月曜日

『善き人のためのソナタ』

そういえば見てなかった、と思って、

『善き人のためのソナタ』(2007)

を見てみました。

https://www.youtube.com/watch?v=UM_jFjwojNU

ドラマの背景として描かれているのは、
東ドイツという監視社会。
今見ると、他人事とは思えませんが、
公開当時もおそらくそうだったのでしょう。
(今のほうが、逼迫しているでしょうが。)
全体に緊迫感があり、
大人の俳優たちが演じているため、
落ち着いて見られました。

そして描かれているのは、1984年なんですが、
これって、あの『パレードへようこそ』の舞台と同じ年です。
今回の映画でも、終わり近くには、ゴルビーも登場。
サッチャー・レーガンがいて、
(少し前からですが)鄧小平がいて、
ゴルビーがいて、
ベルリンの壁が壊れて……。

やはり80年代は重要だと感じる今日この頃ですが、
あの頃院生だったわたしは、
当時なんとぼんやりしていたのでしょうか。
もっとちゃんと、
世界のことを勉強していればよかった!