2008年10月9日木曜日

クラゲと牛乳


ここ数日、ノーベル賞の話題で盛り上がってますね。日本の先生方が獲得されたのは、

le prix Nobel de phisique (物理学賞)
          de chimie (化学賞)

でした。素晴らしいですね。ちなみに「クラゲ」は la méduse 。これ、あの見る人を石に変えてしまうというメデューサです。彼女の髪(は蛇なんですけど)が、クラゲの脚(?)のい似てるから、なんでしょう。

メデゥューサはついには首を刎ねられてしまいますが、その吹き上がった血から、あのペガサスが生まれます。(ペガサスの父親はポセイドンで、その奥さんがアテナで、アテナがメデューサを殺させたわけです。)また、メデューサを殺したペルセウスは、その帰り道、岩につながれたアンドロメダを見つけ、助け出して嫁にすることになります。

フランスでも、le prix Nobel de médecine (医学賞)をとったペアがいます。エイズウイルスを発見した、ということでした。

このエイズウイルス発見の功績については、ずいぶん長いこと、フランスが先か、アメリカが先かで、もめてきました。これでやっと、一応の結論が出た、ということのようです。

フランスの2人は、パストゥール(Pasteur)研究所につながる人たちです。Pasteur といえば……

みんさん牛乳は低音殺菌ですか? もしそうなら、おそらく牛乳パックのどこかに、pasteurized(パスチャライズド)と書かれているはずです。「低音殺菌された」というこの形容詞(過去分詞)は、ご覧の通り、Pasteur(画像) の名前からきています。

じゃあ今日の風呂上りは、パツトゥール研究所に敬意を表して、低音殺菌牛乳で一杯やるとしましょう!