2023年9月9日土曜日

『ブラック・アダム』

ドウェイン・ジョンソン主演の

『ブラック・アダム』

を見てみました。(ネトフリ)


物語がスッキリしていて、
エンタメとしては見やすいし、
いいんじゃないかと思いました。
「王」というものが特別扱いされると、
それだけで器量の小ささを感じますが、
この映画の場合は、
「王」の扱いも、最終的には悪くないのかなと。

ブラック・アダムの「悪」、ないし「怒り」の部分を恐れ、
彼を抑えるべくジャスティス・ソサイアティーなるグループが現れます。
4人のチームなのですが、
この構成は、
ヴェテラン(白人男性)、
働き盛り(アフリカ系男性)、
新人(アフリカ系女性)、
新人(白人男性」)、
です。
それぞれの特殊能力やルックスも違いが明確で、
その点もわかりやすさに繋がっていました。
新人(男性)だけが、
やや「メタ」な位置にいます。

また、人間の側ですが、
主人公の男の子の母親アドリアナも、
その弟のカリムも、
さらには、悪の側のボスも、
見て分かるアラブ系です。
舞台となっている「カーンダック」というのは、
アラブ系の街がモデルなんでしょう。