『ブラック・アダム』
を見てみました。(ネトフリ)
物語がスッキリしていて、
エンタメとしては見やすいし、
いいんじゃないかと思いました。
「王」というものが特別扱いされると、
それだけで器量の小ささを感じますが、
この映画の場合は、
「王」の扱いも、最終的には悪くないのかなと。
ブラック・アダムの「悪」、ないし「怒り」の部分を恐れ、
彼を抑えるべくジャスティス・ソサイアティーなるグループが現れます。
4人のチームなのですが、
この構成は、
ヴェテラン(白人男性)、
働き盛り(アフリカ系男性)、
新人(アフリカ系女性)、
新人(白人男性」)、
です。
それぞれの特殊能力やルックスも違いが明確で、
その点もわかりやすさに繋がっていました。
新人(男性)だけが、
やや「メタ」な位置にいます。
また、人間の側ですが、
主人公の男の子の母親アドリアナも、
その弟のカリムも、
さらには、悪の側のボスも、
見て分かるアラブ系です。
舞台となっている「カーンダック」というのは、
アラブ系の街がモデルなんでしょう。