今日、ランチで入ったカレー屋さん、
<ボンベイ・カリー>。
お客さんが少なかったせいもあり、
お店の人二人と、結構喋ってしまいました。
彼らは二人とも、
バングラデシュの出身だそうです。
小柄な方のお兄さんは、
7年前にパリに来たそうで、
フランス語も上手です。
もう一人の大柄な方の男性は、
フランス語は勉強中とかで、
彼とは英語で話すことになりました。
というのも彼は、
25才の時にロンドンに渡り、
そこでイギリス人女性と結婚もし、
その後2年前にパリに来たと言います。
彼は日本のもろもろを絶賛し、
その度にわたしが I don't think so. を繰り返していると、
遂に最後に、例えば日本人の親切さについて、
「確かに 10%くらいはそうでもないかもしれないけど、
90%の人は本当に親切だよ」
と、やや後退したのが可愛かったです。
ただ話していくうち、
彼が実は日本の事情に通じていないことが、
だんだんわかって来ました。というのも、
「広島は、もう人が住めるの? 環境とかは?」
と訊いたりするからです。
感じはとてもいいんですけどね。
で、
話が移民問題に移り、
日本ではほとんど(正式には)受け入れていないことを話すと、
「それはいいね。
だってリアル日本人ばかりなんだろ?
正統的な人たちばかりってのは、いいよ」
と言うのです。
これが、たとえばヨーロッパ系白人の発言だったら、
割と議論になりそうなところですが、
彼自身は、バングラデシュからロンドン、そしてパリへ、
移動を繰り返して来た人なのです。
ちょっと複雑な気持ちになりました。
でも、それでも、
彼らと話せてよかったです。
一緒に撮った写真を、
これからメールするつもりです!