レ・アールとイノサンの泉が斜めに接するあたりには、
多くの人たちが集まっていましたが、
彼らの中心にいたのは、
アフリカ系を中心としたティーンのダンサーたち。
何と言っても、彼らは楽しそう。
見られているんですが、
見物客からお金を集めるでもなく、
いいとこを見せようというんでもなく、
楽しそうに踊っています。
が、そこに……
彼らがラップで踊る姿を、
1時間以上見ていましたが、
なんというか、
彼らがそれを生きているラップと、
わたしがふだん聞いているラップとでは、
大きな隔たりがあるのか、よくわかりました。
彼らはラップを、身体的反応の中で生きていて、
その点が一番教えられました。