2019年10月28日月曜日

誰も負担し(たく)ない?

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/358531

いっそぜんぶやめたら、
という声もあります。

「人助けランキング、日本は世界最下位」

実は、このニュースも引っかかっていました。

https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20191017-00147100/




「核兵器関連企業に80兆円投資」

ここにも「万物の商品化」がありますね。

https://this.kiji.is/560797552496002145

倫理は、資本主義を止められないんでしょうか?

2019年10月26日土曜日

「フランスで生理用品の無償化がテストされた」

「貧困」の問題と繋がってるんですね。
こういう、具体性のある活動って、
いいですよね。

https://news.yahoo.co.jp/byline/puradonatsuki/20191025-00148213/

2019年10月25日金曜日

1969と寅さん

昨日「寅さん」の第1作を見て、それは
1969年、
だったわけですが、
ふと思い出して、この年って……
と考えて確認すると、

『明日に向かって撃て』
『真夜中のカーボーイ』

の2作も、同じ年でした。
アメリカンニューシネマの、代表作に含まれるものでしょう。
特に後者は、大好きです。
このアメリカンニューシネマのムーヴメントは、
60年代後半から70年代半ばくらいまででした。

ところで、ちょうどその10年くらい前、
イギリス・ニューウェーヴと呼ばれる流れがありました。
『怒りをこめて振り返れ』(1958)
は、とてもよかった。
(視点がエリート的だ、という批判は、
たしかに当たっているとは思います。)
ちなみにこの時代には、
フランスのヌーヴェル・ヴァーグもありました。

そして「ニュー」つながりで言うなら、
イタリアのネオレアリズモもやっぱり「ニュー」で、
こちらは戦後まもなく、
『無防備都市』(1945)
『自転車泥棒』(1948)
などが発表され、
この2本もとってもいいですね。

ためしに整理すると、

45年~48年        ネオレアリズモ
50年代後半~60年代半ば  イギリス・ニューウェーヴ(/ヌーヴェル・ヴァーグ)
60年代後半~70年代半ば  アメリカンニューシネマ

『男はつらいよ!』の中には、
「階級」の問題があると書きましたが、
もちろん、それは各地でずっと、
問題になってきたことでもあるわけですね。

2019年10月24日木曜日

『男はつらいよ!』第1作

プライム・ヴィデオで無料だったので、
(というか、前から見たかったんですが)
『男はつらいよ!』第1作を見てみました。

https://www.youtube.com/watch?v=5aALSxkwqT0


まずは、おもしろかったです!
で、この映画のポイントは、
「階級」なのでしょう。
1969年という、
つまりオイル・ショックまでには4年ほどある時期に、
「庶民」は、みんな、階級上昇を夢見ていた。
それは、いわば無条件の願いだった、わけですが、
そこには同時に、
ほんとにそんなんでいいのか、
という逡巡も底流していて、
この矛盾を、
寅さんが体現するわけなんですね。
当たり前ですが、
寅さんは、そうした時代の化身なのでしょう。

もちろん寅さんはそれだけのペルソナではなく、
日本的な「漂泊」の、
「アウトサイダー」の、
「アナ―キーな生き方」の、
「自由」の、
象徴でもあるわけでしょうけれど。

ただ、タイトルの中の「男」についてはどうでしょう?
これはまあ、まさに今も現役の表現である、
スポーツ中継などにおける「なんという男だ!」的な「男」とは違い、
理想化された「マッチョ(←否定的な意味で)」にはなってないようです。
とはいえ、それでもやはりそこには、
ある種の「マッチョ」精神がゼロだとは言えず、
さくらのトータルとしての受動性と、
それは見合っているのでしょうが、
ただしさくらも、
行動するときは行動するのであって、
そこが、好感のもてるところなんだろうなと思いました。

もっと見てみたいです。

2019年10月22日火曜日

メディアよ

「メディアの劣化」という言い回しそのものが、
もう古びた感がありますが、
実際の日本のメディアが、
激しく「劣化」している印象を持つ人は多いでしょう。

オーストラリアの新聞です。

https://this.kiji.is/558829278889165921?fbclid=IwAR01-sEZmluVH2xtJ6rpbIXZ1gK1KAYveNMKKxB8oCKoBQP3-fRGx9VLzYU

日本のどのメディアも、
真似できないでしょう。
ときに、過激になる必要もあると思いますが。

2019年10月20日日曜日

「大学入学共通テスト 英語民間試験導入を考える」

今まで言われてきたことが、
スッキリ整理されています。

http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/414086.html

おしゃる通りだと思います。

「企業モデル」

「国」を考えるとき、
「企業」モデルを使いたがる人たちがいます。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191015-00078701-lmaga-l27

「国」は、利潤を目指す団体ではありません。
また「学校」も、本質的に、
「企業」とは違うと思っています。

2019年10月18日金曜日

ブランド

まあ、「ブランド」という時代でもない気もしますが、
そうは言っても、
やっぱりそれは確かに存在しています。
買い物の本質が差別化にあるなら、
これは、資本主義が続く限り、
存在し続けるのでしょう。

で、
今年のベスト・ブランド、だそうです。

https://www.interbrand.com/best-brands/best-global-brands/2019/ranking/#?filter=

Mmm、ほとんど知ってるっていうのが……

2019年10月11日金曜日

JOKER

「まいにちフランス語」は、
今日で第4課まで行きました。
この第4課の、
じゃんぽ~る西さんのイラスト、
いいですね。

で、今日は、
年に1回だけのオムニバス授業をこなし、
その後、話題の『JOKER』を見てみました。
これは、院生の情報で、
賛否両論が沸き起こっているということだったので、
まあ、近所の映画館でやっているし、
見てみるか、という感じで。


院生の感想もそうだったのですが、
あんまり……
というところでしょうか。
最後まで見てられるし、
印象的な映像もあるんですが、
主人公JOKERの造形そのものが、浅いし説明的。
また、
社会に対する視線が表面的で、愉快犯的。
つまりそれは、
監督や脚本家の、
人間や社会に対する理解が、そういうことなんじゃないかと、
感じてしまいました。
ちょっと厳しいでしょうか?

2019年10月8日火曜日

まいにちイタリア語

後期の大学院の授業に、
イタリアからの留学生がいます。
「東京詩」の授業なので、
「ふだんの日本語」に比べると、
格段に難解な日本語も混じっているのですが、
(なにしろ明治、大正の詩もけっこうあるので)
でも、がんばってくれています。

で、そういえば、
まいにちフランス語、のあとは、
まいにちイタリア語、が流れていたような。
じゃあ、ためしに、
ちょっとイタリア語も齧ってみようかと思って、
NHKのテキストを買って、
ストリーミングを使って、今、
2課まで聞きました。
(もちろん、入門編!)
講師の先生の話しぶりは、とても感じがよくて、
番組自体も楽しい雰囲気で、また聞きたくなります。
また朝の放送時間は、
ちょうど通勤時間帯なので、
クルマの中で聞くことができます。
どこまでいけるかわかりませんが、
ちょっとトライしてみます!

2019年10月6日日曜日

2019年10月4日金曜日

2曲

今日は第2回でした。
ポイント❷の文は、
このあともまた復習で登場します。
というわけなので、次に聞いた時には、
聞いただけで、
過去分詞が性・数一致していることが、
自動的に思い浮かぶようにしておきましょう!

では、最初と最後の曲をご紹介しておきましょう。

オープニングはもちろん、これ。

https://www.youtube.com/watch?v=VHoT4N43jK8

そしてエンディングは、これ。

https://www.youtube.com/watch?v=16tm4pM9vEU

ベン・ロンクル・ソウルは、
フランスのスティーヴィー・ワンダー、って感じですよね?

2019年10月3日木曜日

まいにちフランス語、開始!

というわけで、
「まいにちフランス語」、
今日から始まりました。
いかがだったでしょうか?
今週はハイチ、
来週はマリ、
というあたりが、
この番組のウリなのでしょう。

これから、少しずつ難しい表現もでてきますが、
どうぞ、とりあえず、
最後まで聞いていただけたらと思っています。
1つの文法項目も、
1度ではなく、繰り返し出てきますし、
やっぱり、
いろんな人たちと出会ってこそ、
手ごたえが生まれるというものです。

3月まで、よろしくお願いします!!