2023年12月28日木曜日
年末に(涙)
2023年12月27日水曜日
『ファミリー・クリスマス』
見てる分には、それなりに「おもしろい」ですね。
で、最初は、なんてダメ男と思ってましたが、
だんだん、まあこんなもんかと思い始めたところ、
例の、イベントでの出来事があって、
しかも、あのメイル・ボンディングはありえないですね。
特にゲイの彼は、あんな風な対応になるとは、とても思えません。
カリーナも可哀想だし。
なので、あのオチはまったくご都合主義で、ダメですね。
おもしろいと思ったのは、フィーヌとカリーナの対照です。
女性向けの注意事項(?)で、
「3Bとは付き合うな」
って言われますよね。
今回は、典型的なバンドマン、
で、賢明なるフィーヌは、
ただ、カリーナみたいな「素直な子」が、
特に彼女は、演奏中の彼や、曲が作れる彼に、憧れています。
ダメ人間の部分じゃなく、
で、こういうカップルは、ほとんどの場合女性が泣いて終わるようですが、
まれに、結婚して、上手くやっていく例もあるようです。
それは女性が、一途な場合。
そしてカリーナは、典型的な、一途で、相手の可能性を信じるタイプ。
なんなら、生活はわたしが支えてあげる、みたいな。
あのおばいちゃんが言うように、
もちろん、こんな女性は非現実的で、
実際いるんですよね、ごく少数、こういう女性たちが。
ただ、どう解釈していいか分からないのが、
フィーヌもカリーナも、兄弟二人と寝てるという事実です。
これ、エピソードとしてはおもしろいけど、どういうことなんでしょう?
学生へのメール
『軽い男じゃないのよ』
これは、男と女の立場が入れ替わるコメディで、単純ですが、おもしろいです。
フェミニズムが専門の先生にも勧めてるんですが、なかなか見てくれません!
ドラマ『ルパン』
は、『最強のふたり』のオマール・シーが主演。
わたしは「まあまあ」だと思いますが、人気はあるようです。
『レオン』
古い映画ですが、超有名作です。スナイパーと少女の物語で、
キャッチコピーは「凶暴な純愛」だったと思います。
△『エミリー、パリへ行く』
は、アメリカから見たフランス、がよく出てます。
いわゆる「恋と芸術の都」という、ステレオタイプです。
それに対して、
『クロース・エネミーズ』
は、パリ郊外の、アラブ系の幼なじみが、成長して、
刑事とマフィアになって対峙する物語で、これはいわゆる「パリ」とは違い、
パリ郊外のリアルな感じがあります。
刑事役のレダ・カテブは、『ゼロ・ダーク・サーティー』の冒頭で、
拷問されるアラブ人も演じています。
『アテナ』
も、パリ郊外が舞台で、アラブ系4兄弟が登場。
長男はマフィア、次男は軍人、三男は地元のワカモノのリーダー、
で、四男の小学生が警官に殺されて、暴動が起きます。
これは、冒頭に長回しがあって、ここだけでもおもしろいです。
『ディヴァイン』
これは、パリの(ワルの?)少女たちの物語。
麻薬を売って金を貯めようとします。
わたしは好きな映画です。
『テイスト&カラー』
は、パリのレスビアン・カップルの物語。
で、その一方がユダヤ人で、
その後、セネガル系の青年も登場し、
コンパクトですが、わたしはおもしろいと思います。
ドラマ『ヴァンパイア・イン・パリ』
も、なかなかおもしろいです。
血を吸うシーンがなかなかエロティック。
パリから離れると、ドラマですが、
『マルセイユ』
は楽しめます。政治もので、大物俳優が何人か出ています。
目立たないところでは、
『シェヘラザード』
マルセイユの、刑務所を出たばかりの17歳の少年と、
家出して、売春で生きている少女の恋。
好きな映画です。
あんまりないかと思ったら、けっこうありましたね。
参考程度に!
ちなみに、フランス関係なくいえば、
ドラマ『ペーパー・ハウス』 めちゃくちゃおもしろい。(スペイン)
ドラマ『ナイト・エージェント』 とてもおもしろい。(アメリカ)
ドラマ『ボディーガード』 とてもおもしろい。(イギリス)
2023年12月23日土曜日
Let it go
2023年12月17日日曜日
Libérée, Délivrée
新エアー
2023年12月12日火曜日
une légende vivante
Et puis enfin, cette histoire, c'est une légende vivante du baseball. Il s'appelle Shohei Ohtani. Il vient de signer le plus grand contrat aux États-Unis. La suite, c'est Frédéric Charles qui nous la raconte.
Shohei Othani est vénéré par les Américains autant que les Japonais. C'est l'un des rarissimes joueurs capables d'exceller à la fois comme lanceur et frappeur. Et il court plus vite qu'un lévrier. Shohei Ohtani est le seul baseballeur de l'histoire à avoir été élu deux fois à l'unanimité. Joueur le plus utile de la Ligue américaine. C'est le Messi et Maradona, combiné du baseball. Et pour le style, c'est le Roger Federer. Il exerce une réelle fascination auprès des amateurs de baseball du monde entier. Les dirigeants des Los Angeles Dodgers 700 millions de dollars sur cette fascination sans savoir si le baseballeur japonais se remettra d'une deuxième opération coude. Mais à leurs yeux, Shohei Ohtani est peut-être le meilleur joueur de tous les temps. Leur retour sur cet investissement est élevé. Shohei Ohtani fait vendre beaucoup de billets. Les multinationales américaines et japonaises sponsorisent le joueur et les Dodgers. Frédéric Charles Tokyo RFI.
2023年12月10日日曜日
New version
またも、『東京詩』の授業で、
「中央フリーウェイ」
が出てくる季節になりました。
今期は、新しいヴァージンが。
https://www.bilibili.com/video/BV1wC4y137YE/
YOASOBI ですね。
「難しいことばかりでうまくいかずに
こぼれたため息……」
この歌詞が加わると、全体のニュアンスが変わりますねえ。
2023年12月4日月曜日
2023年12月1日金曜日
『アイシェ ー反攻の時』
2023年11月27日月曜日
イスラエルを非難している機関
2023年11月24日金曜日
ドイツよ
オランダよ
【欧州の右派勢力の躍進】
・ハンガリー 2022年4月の総選挙で、オルバン首相が率いる右派政党「フィデス・ハンガリー市民連盟」が第1党に。
・フランス 22年6月の総選挙、右翼政党「国民連合」が野党第1党に。
・イタリア 22年9月の総選挙で、ファシズムの流れをくむ右翼政党「イタリアの同胞(FDI)」が第1党に。党首のメローニ氏が首相に就任。
・フィンランド 23年4月の総選挙で、移民・難民受け入れの制限を掲げる「フィンランド人党」が第2党になり、連立政権入り。
・ドイツ 23年6月、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が一部世論調査の支持率で2位に浮上。
・スロバキア 23年9月の総選挙で、民族主義政党「スロバキア国民党」が連立政権入り。
先輩と
2023年11月19日日曜日
『ポーラー 狙われた殺人者』
2023年11月16日木曜日
2023年11月15日水曜日
TIMES OF GAZA
2023年11月14日火曜日
2023年11月11日土曜日
アル・ジャジーラのニュースから
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ca05f80dba1f8956103589f4e8b770797fb1410
ただ一方で、
『エンド・オブ』シリーズ
La Chute de Paris
2023年11月7日火曜日
『タイラー・レイク』1&2
2023年11月6日月曜日
『ゴジラ -1.0』
構図としては、「取り返しのつかないこと」を犯した主人公が、その代償行為を行なう、という形ですね。
・敷島が、自分は大戸島で死んでいるのではないか? 自分は本当に生きているのか? と自問する場面はよかったです。現実が、脅迫的な妄想に脅かされ、敷島が狂気の瀬戸際にいるのかと、一瞬思いました。その根底にある罪障感というか、取り返しのつかない感じは、映画の通奏低音としてはよかったと思います。(ただもっと描けるというか、敷島のさいなまれ方がまだ弱いというか、そういう感じもしました。とりわけそこを描こうとは思ってないのでしょう。)
・「戦争は終わっていない」というセリフは、敷島の状況を端的に表わしていて、悪くなかったです。ただしこれは、物語の展開を踏まえると微妙でもあります。つまりここでいう「戦争」とは何か、ということです。
トラヴィスにとっても、カーツ大佐にとっても、クリス・カイルにとっても、「戦争」は終わっていませんでした。そしてそれぞれの、その「終わっていないこと」に対する対応は違っていました。
では敷島の場合はどうだったかというと、彼は(「取り返しのつかなさ」の中で)、ついに自爆テロを完遂することで、自分の「戦争」を終わらせようとしました。そしてこの映画の評価は、ここから2つに分かれるでしょう。つまり;
1)敷島が生き延びたのは、橘が企図したいわば「偶然」の結果であり、敷島の意図はあくまで自爆することにあった点を重く見る立場があるでしょう。この立場に立てば、敷島が生き残ったという「ハッピー・エンド」は、自爆テロを称揚することのエクスキューズにしか見えないわけです。
2)他人の促しによるものであれ、ともかく「生き残った」、そして典子とも再会し、彼の「戦争」は終わったのだ、という点に意味を見いだすこともできるでしょう。つまり、自爆テロは誤った選択であり、生きることにこそ価値があると。
このどちらかを選ぶのかは微妙です。それは、以下のこととも絡んできます。
・主人公の名前「敷島」が、日本海軍の軍艦の名前と一致しています。しかも「敷島」は、「日本」の異名であるともされているので、敷島個人を描いても、どうしても背後に「日本(軍)」の影が透けて見えてきてしまいます。
そしてそれは、ラスト近く、敷島が乗った飛行機に描かれた、あまりに目立つ日の丸とも呼応しているように感じました。彼は飛行機乗りですが、作戦自体は元海軍の兵士が参加し、武装解除されたとはいえ旧海軍の軍艦が参加しているわけです。「高雄」も「雪風」も出てくるし、「敷島」という名前が、軍艦を連想させないというのはムリですね。この辺が、自爆テロを称揚する1)の解釈と繋がるかなと感じます。
・後半、船に乗るのを拒否された水島が、「おれだって国を守りたい」を叫ぶシーンがあります。
これはとても多くの映画に言えることなんですが、「国家を守る」ことと、「家族や故郷を守る」ことが、いつの間にかイコールになってしまっています。これは、明確に分ける必要がある、別々の事柄です。なぜなら「国家」とはフィクションであり、想像の共同体であるわけですが、後者は、目の前にある具体的な存在だからです。国家はいつも、この二者を意図的に混同させることで、ワカモノを戦地に送り続けてきました。このあたりの峻別ができていないというか、製作者たちがそれに気づいていない感があります。(最近『1917 命をかけた伝令』を見たんですが、ここでも同じ混同が起きていました。サム・メンデスも分かってないと感じました。)
別の箇所では、「今度は役に立ちたい」というセリフがありましたが、ここでも、「役に立つ」ことは、「国家」に対してであるように感じられました。
・秋津や野田は、国家批判めいたセリフを発しますが、残念なことに浅い。通り一遍の批判でしかなく、もっとえぐるような、突き放すような批判が欲しい気がしました。結局彼らも、国家を突き放してはいないという印象です。
・言わずもがなですが、オルガ・キュリレンコもシャーリーズ・セロンもガル・ガドットもカマラ・カーンも出てませんでした、石原さとみさえ! 彼女たちはどこに行ったんでしょう!? 代わりに出てたのは、野良犬のようなたくましさがあり、にもかかわらず健気で、どこまでもやさしくて、包容力がある「待つ女」と、口は悪いが情けに厚く、困った人を放ってはおけない「お母さん」でした。ないものねだりでしょうか!?
・これはもう割り切ったんでしょうが、言葉が21世紀でした。
典子の「だからなに?」とか、野田の「最適解(×2)」とか、1940年代に使われていた表現ではないですね。つい笑ってしまいました。(まあ、『3丁目』もファンタジーでしたが。)その一方、恐れ入谷の鬼子母神、も出てきますけど!(21世紀に誰が言う? 寅さんへのオマージュ!?)
・これは、ほんとに個人的な好みですが、佐々木さんも吉岡さんも演技が過剰に見えました。もちろん、敢えてそうしているんでしょうけど、その意味がよく分からない。
・この映画において、ゴジラは1つのモチーフに見えました。つまり、映画のキモは人間ドラマであり、ゴジラの持つ象徴性には、あまり気が行っていない。あるいは少なくとも、その象徴性を更新しようという意図はない。伊福部の音楽で、思い出すものは思い出しますが、新たな意味を帯びているようには聞こえませんでした。
・敬礼。あれはどういう意味? ゴジラに敬礼? というか、敬礼そのものが軍隊的。
・ゴジラに対応するチームが「民間」だというのは、今風(『キングズマン』シリーズとか、『ハート・オブ・ストーン』とか)でいいと思ったんですが、上記のように、実際は日本軍の影が濃すぎて、「民間」と感じられなくなりました。
・日劇 ←懐かしかったです。オールド・ファンは喜ぶでしょう。
(見間違いかもしれませんが、銀座のシークエンスの途中に、国会議事堂らしきモノが見えました。でその後また、服部時計店に戻ったので、アレ? と思いました。でもこれは勘違いかも。)
・細かいことを言うようですが、仮に上で書いた2)の立場に立つとしても、行き着く「幸福」が、男女のカップル+子ども、だというのが古典的ではありました。たしかにそういう時代でしたが。
・これも細かいですが、クライマックスで、もう十分「充電」したはずなのに、敷島の飛行機が来るまで光線をなかなか発射しないのは、ちょっと「?」でした。誰でも思いつくとおり、充電が始まるあたりから、だんだん近づいてくる飛行機と背びれをクロス・カッティングすればすむんじゃないのかなと。難癖みたいですが、あれだけの時間があれば、光線を左右に振れば、すべての船を破壊できたんじゃないかと。
・ゴジラの進路が地図上に示されたとき、その線は新宿の左側に来ていました。そこはやっぱり右側にして、皇居を感じさせて欲しかったです。(避けたんでしょうね? 天皇への言及は一度もないし。)
・敷島の苦しみは2つあって、特攻から逃げたこと、大戸島で機関銃を撃たず、他の人間を死なせてしまったこと、でした。前者について言うと、橘は、当初その選択を受け入れていました。なのでこれは、最後のオチと噛み合っていると思いました。そして後者についてですが、これはほとんどの観客が、あれはどうせ撃っていてもムダだった、と気づくでしょう。なのになぜ敷島は悩み、橘はそれをしつこく言うのか。橘だってその場にいたんだから、撃ってもムダだったのは分かるはずなのに。
橘は前者にも後者にも絡んでいますが、なにかちょっと一貫性を欠くような気も。
・ゴジラのルックスですが、シン・ゴジラのほうが怖かった。今回はちょっと可愛いですね。
2023年11月4日土曜日
『1917 命をかけた伝令』
2023年11月3日金曜日
イスラエル警察の暴行
2023年11月2日木曜日
『荒野の風』
『ヴォルーズ』
2023年10月29日日曜日
『スペンサー・コンフィデンシャル』
『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』
2023年10月27日金曜日
『一日半』
2023年10月25日水曜日
「明白な国際人道法違反」
「民間人を守ることは、シェルターも食料も水も薬も燃料もない場所に100万人以上に避難指示を出すことではない。我々がガザで目にしているのは明白な国際人道法違反であり、私は深く懸念している。いかなる当事者であっても、国際人道法の上に立つものはいない」