2019年1月19日土曜日

「ふたりの道行き~志村ふくみと石牟礼道子の「沖宮」~」

今夜23時です。

(23日、24時に再放送あり。)

http://www4.nhk.or.jp/etv21c/x/2019-01-19/31/11130/2259646/

これは期待できますねえ。

A Korean in Paris

これおもしろそう。

https://www.youtube.com/watch?v=2dQ2vmYKgpU

新婚旅行でパリに来たカップル。
でも、新婦が行方不明になり、
一言もフランス語ができない新郎が探すのですが、
そうしているうち、
ディープなパリに迷い込み……
ということらしいです。
ぜひ見たいですが、
DVDがないようです。(涙)

2019年1月17日木曜日

『おいしいフランス語』


白水社の、
ずいぶん前から知っているFさん。
彼は、最初編集部にいて、
その後長く営業部で活躍し、
去年また、(語学の)編集部に戻りました。
で、今は、
フランス語の教科書や参考書の担当です。

昨日彼とランチをして、
いろいろ話しました。
彼が、いつも書き手に言うのは、
「<売れる>と言うと、
なんだか本屋さんで山積み、みたいなイメージですが、
出版社としては、
初版が売り切れて、
重版がかかれば、
これは<売れた>ことなんです、
だから、初版だけ売り切れることを目指しましょう!」
だそうです。
たしかに、
ベストセラーは遠い遠い空のかなたですが、
これだと、
書き手にとってのハードルが
(少しだけ)下がるのでしょうか。

フランス語の教科書は、
白水社はもちろん、
朝日出版社や三修社などから、
毎春何冊か新刊が出ます。
わたしは、自信のあることなんてほとんどありませんが、
フランス語の教科書のデキの見分けについてだけは、
わりと自信があります。
以前、自分で作る前に、
ものすごくたくさんの教科書を、
見るだけじゃなく研究しましたし、
優秀な先生たちと、
教科書論議もけっこうしました。
そのときに、
かなり勉強したわけです。

ただもちろん、
この一冊!
という教科書はないんです。
というのも、学生がさまざまだから。
気質も、興味も、(背景となる)英語の力もマチマチなのに、
一冊で賄えるわけはないですね。
だから教科書は、
それぞれのレベルで、
デキ・不出来があるわけです。

ちなみにわたし自身は、
今までに6冊教科書を作らせてもらいました。
(ありがとうございました。)
中で一番思い出深いのは、
『おいしいフランス語』
でしょうか。(上の画像)
これは、
今は亡き須山さんとの仕事で、
イラストレーターとも(吉祥寺の聘珍楼で)話し合ったりしました。
表紙のデザインは、
たしか4通り作ってもらって、
当時わたしが担当していたクラスの学生に、
その中のどれがいいかを相談したりもしました。
この教科書、
Amazon には中古しかありませんが、
白水社にはまだ在庫があります。
(やさしめの教科書ですが、
独習用ではありません。)

今ラインナップされている各社の教科書の中では、
これが1番でしょう。

https://www.sanshusha.co.jp/text/isbn/9784384210460/

これは新訂版ですが、
旧版がすでに飛び抜けた◎でした。
著者の一人、渡辺隆司先生は、
フランス語の教科書を作らせたら、当代随一でしょう。

「1票10万ドルで20票が集められ、成功報酬は約2億3千万円」

金額ぴったり!?

https://dot.asahi.com/wa/2019011500104.html?page=1


この人なのね!

『ボヘミアン・ラプソディー』で、
フレディの声を担当した人だそうです。
見ごたえあるパフォーマンス!

https://twitter.com/MA_KUN_METAL

フレディを演じたラミ・マレックはアメリカ人。
両親はエジプト人で、
みんな
(エジプトの90%を占めるムスリムではなく)
コプト教徒、だそうです。

エジプトの映画館では、
同性愛にかかわる部分はすべてカットされ、
それでもなお観客は少ないようです。

「日本出身の横綱」

今日は何度か、
「日本出身の横綱」
という言い回しを耳にしましたが、
これ、聞いていて快適ではありません。
差別的にならないようにしているつもりなんでしょうが、
思いっきり差別的。
フランスなら、ファッショと呼ぶ人もいるでしょう。

日本のメディアって、
意識が低いのか、
自分の使っている言葉のニュアンスが掴めないのか、
どちらにしても、ザンネンな機関ですね。

2019年1月16日水曜日

いい子たち

ずっと敬愛している先輩先生の、
定年退職の日が近づいています。
今日は、
生田での最後の授業の日です。

で、3時ごろでしょうか、
わたしが研究室でレポート読みをしているところに、
授業を終えられた先生が寄ってくださり、

「ほら、これもらったよ」

と見せてくれたのはお菓子のようです。
手書きで、
40年間お疲れ様でした!
とあります。

「学生がくれたよ。ちょっと、うるっとしちゃったよ」

そうでしょうとも!
明治の学生、
いいとこあります!!

で、それから20分ほど経って、
先生が、最後の授業、
4時間目に向かわれる時には、
わたしを含めて4人の教員で、
エレベーターに乗り込む先生をお見送りしました。

ほんとに、お疲れ様でした……
We will miss you...

2019年1月15日火曜日

7分会見

12日の天声人語には、
こんな一節が。

「カルロス・ゴーン容疑者に対する捜査の意趣返しか。
一瞬、そんな疑念もよぎってしまったが」

まあ、今日の会見を見たら、
書いた担当者も、
しまった! と思っているでしょうか。

最後は、
会長が辞める(辞めさせる)ことで、
そこに責任を押し付けて、
幕引きにする……つもりでしょうか?

2019年1月14日月曜日

「スーパー南海地震」

三連休でしたが、
修士論文やレポートを読んだりしている内に、
あっという間に月曜の夜です。
まあ、comme d'hab いつも通り、というところでしょうか。

今日、そんなに強くはない地震がありました。
で、なんとなく、
気になる指摘が。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190114-00010001-flash-peo

立命館の先生は、

遅くとも2020年までに南海地震は発生する可能性がきわめて高い」

と指摘なさっています。
専門の研究者がそう言うとなると……

2019年1月12日土曜日

2月23日

2月23日(土曜日)に、
4人で出した詩集、

『敷石のパリ』

のイベントがあります。
新宿で、
たぶん午後3時くらいから。
著者4人が、
全員集合の予定。

詳細が決まったら、また告知させていただきます!

Bach & luth

バッハのリュートは、
たぶん、時間的には一番長く聞いた気がします。
なかでも、ナイジェル・ノースは、
まあBGM的使い方も含めて、
どれだけ聞いたか分かりません。
で、
最近その仲間入りをしているのが、
トーマス・ダンフォードです。
こんな感じ。

https://www.youtube.com/watch?v=cTXt9WIyHiw&t=923s

このところ、
修士論文を読んでいるんですが、
たいていダンフォードを聞きながらやっています。

なぜ、リュートって、
こんなに長く聞いていられるんでしょうねえ?

警官の暴力

https://www.youtube.com/watch?time_continue=78&v=iWVbdsh6-QM


2019年1月10日木曜日

クルレンツィス&ムジカエテルナ

今は昔、
マーラーをとてもよく聞いていた時期がありました。
一番のお気に入りはテンシュテット&ロンドンで、
これはがんばって交響曲全集を買って、
繰り返し聞きました。
緑色のケースも渋くて、好きでした。
それからインバル&フランクフルトもよかった。
そうそう、ショルティ&シカゴは、
CDよりもライブがすごかった。
忘れもしない、
東京文化会館で交響曲5番を聞いたのですが、
金管については、
あれ以上の音は聞いてないかも。

で、昨秋に出た、
テオドール・クルレンツィスとムジカエテルナによる、

マーラー 交響曲6番

を聞いてみたのですが、
なかなかよかったです。

https://www.youtube.com/watch?v=BzIANZASkUI

テンシュテットのような深い陰影とは違うんですが、
なんといってもフレッシュ。
若々しい輝きと、その裏の焦燥と、甘美さと……

マーラーと久しぶりに再会したようで、
嬉しかったです。

2019年1月8日火曜日

Look back in anger

『怒りを込めて振り返れ』
は、わたしは昔、David Bowie の歌で知ったのでした。

https://www.youtube.com/watch?v=BLW95vDgJbs ←ステキ

で、昨日、大学院のゼミで、
この芝居を映画化(1959)したものを見てみました。
ちょうどその時代の日本映画を研究している院生がいるからです。

https://www.youtube.com/watch?v=wKk5gzEhphY

見終わってから、
みんなで印象を話し合ったんですが、
さっきふと思いついて、
補足のメールを院生たちに出しました。

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昨日見た Look back in anger についてです。

シェークスピア学者だった中野里晧史によれば、
映画の原作になった芝居は、

男女の三角関係を扱った3幕のリアリズム演劇という
従来の型どおりの枠組みのなかで、
主人公のジミー・ポーターが
まったく新しい戦後世代のタイプの登場人物として
型破りで新鮮な魅力をもったのである。
三流大学を出て田舎町で屋台の菓子屋をやり、
イギリスの過去の栄光を羨望しまた非難し、
るべきまた倒すべき大義のない現代を呪い、
自分や妻を愛しまた憎み、
さまざまな矛盾に苦悩するジミーの饒舌は、
当時の鬱積した社会的感情のいわばはけ口であった」

とのことです。
ジミーは「三流大学」出身なのですね。
もちろんそれでも、昨日お話しした通り、
戦後イギリスの社会主義的政策のおかげで、
大学まで行けた面はあるのでしょうが。
(60年代のビートルズたちもまた、
社会主義的政策の恩恵を受けました。)

ざっくり言えば、
ジミーは既成の社会を拒否した、
ということなのでしょうが、
その既成の社会の根幹には、
植民地主義的ヒエラルキーがあると、
ジミー(たち)は感じていたのでしょう。
そういう既成社会はイヤだし、
また、そこに割り込んでいけない自分もイヤだというアンビヴァレンスを、
ジミーは生きていた、ということですね。

ただ、それは理解できるけれど、
もうひとつジミーの anger が、こちらに迫ってこない気がするのは、
日本も中国も、イギリスほどの植民地帝国だったことはないし、
日本は戦争に負け、
また中国は戦後に生まれたという、
国としての(イギリスとの)経験の差が大きい気がします。
でもまあ、十代の時見たら、もっと感情移入したでしょうけど。

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でも、魅力的な映画だったことは、
まちがいありません。

そして60年代については、公開中の

https://www.youtube.com/watch?v=22q2WWceZyE

に繋がるわけですね。

2019年1月4日金曜日

骨折、その後

2か月後度前に、
右手の薬指を骨折して、
最初は金属の固定具でかっちり固めて、
包帯も巻いて。
それから1か月半ほどして、
取り外し可能な簡易固定具に変わり、
その後テーピングとなり、
今日ついに、
そのテーピングも取れ、
なつかしい指が戻ってきました!
(完治まではあと3週間。)

が……

まだあまり動きません。
このところずっと、
薬指なしでキーボードを打っていたので、
異様にミスタッチが多かったのですが、
今、試しに普通に打とうとしたら、
もう、打ち方を忘れてしまったかのように、
薬指が動きません……

これは、(噂通り)リハビリが結構かかるかな?

『ラディカルな意志のスタイルズ [完全版] 』


スーザン・ソンタグと言えば、
わたしたちにとってはまずは『写真論』で、
あれは、今確認してみると、
わたしたちが大学2年の時に刊行されています。
そしてそこから、
ラディカルな意志のスタイル』へと遡っていったわけです。
(そういえば、
R.D.レインの『好き? 好き? 大好き?』などもその時期で、
よくわからないまま、
とりあえずこれらの本のページをめくってみるのは、
当時の文系学生の日常だったように記憶しています。)

そして今、二人のまたとない翻訳者、
管啓次郎さんと波戸岡景太さんを得て、

『ラディカルな意志のスタイルズ [完全版]』

が再デビューを果たしました。

https://www.amazon.co.jp/ラディカルな意志のスタイルズ-完全版-スーザン・ソンタグ/dp/4309207626/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1546569794&sr=1-1&keywords=%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%B0%E3%80%80%E3%83%A9%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AB%E3%83%AB

今思えば、
あの時は、雰囲気以外分かっていなかったと思います。
21世紀に管さんたちが訳し直すということは、
まちがいなくここに何かがあるということ。
ぜひ、今度こそは、ちゃんと読みたいと思います!

2019年1月3日木曜日

le top 6 des clips les plus vus en 2018

2018 に最も見られたクリップ、ベスト6.

https://www.lacoccinelle.net/actualites-musique/1322994-les-6-clips-les-plus-vus-en-2018.html

当然(?)ながら、
フランスのミュージシャンは入っていません。が、
最後の段落を読むと、
アヤ・ナカムラや、DJ Snake の名前が見えます。

アヤの、たとえば、

https://www.youtube.com/watch?v=K0qTjzw_EcY

https://www.youtube.com/watch?v=EkGiGf8utCM

2曲とも、
すごくよく(Mouv' で)かかってました。
(マリ系である彼女の「ナカムラ」という芸名は、
アメリカのテレビ・シリーズ「Heroes」の登場人物、
ヒロ・ナカムラから来てるそうです。)

そしてDJ Snake は、

https://www.youtube.com/watch?v=ixkoVwKQaJg

去年の後半、これもめちゃめちゃ流れてました。

2019年1月2日水曜日

2019


よい一年になりますように!

2018年12月31日月曜日

『敷石のパリ』


大晦日の今日、
ついに見本が届きました。

『敷石のパリ』

です。
小さな、愛らしい本です。
(文庫より、かすかに大きいくらい。
黄色いのは万年筆です。)

詩人にしてミュージシャンにして翻訳家にして思想家にして……でもある、
管啓次郎さんや、
詩人にして神戸でパン屋さんもやってらっしゃるミシマショウジさんや、
詩人にしてこの本の発行人である佐藤由美子さんとの、共著です。

佐藤さんがおっしゃっていた通り、
いま全体を読んでみると、
4人の言葉がいろいろに響き合っているようで、
(自画自賛で恐縮ですが)
なかなかステキだと思いました!

では、どうぞよいお年をお迎えください💛

2018年12月30日日曜日

Cheval magazine

競馬はともかく、
今までに乗馬はしたことがありません。
(乗馬が趣味だと言っていた人にも、
一度しか会ったことがありません。
フランス語講座で一緒に仕事をさせてもらった、
黒谷友香さんです。)

馬、なんですが……。

映画『サンバ』の中には、
何度か馬に関わるシーンが出てきます。
その内の一つが、
メトロの中でサンバが読んでいる雑誌です。
それは、Cheval magazine なんですが、
今探してみたら、わりとあっさり見つかりました。
2012年の7月号でした。

http://www.chevalmag.com/chevalmag/Magazines/Sommaires/Cheval-Magazine/2012/n-488-juillet

まあ、
これは不法移民だと思われないための偽装なので、
雑誌の内容までは関係ないと思いますが。

でも、主人公が持っている雑誌が突き止められるってのは、
ネット時代ならではですね。

2018年12月29日土曜日

冬休み

冬休みに入って、
いくつかやらなければならない仕事を後回しにして、
あてもなく、
書きたかったことを書き始めてみました。
映画『サンバ』についてです。
この映画のことは、
以前少し書いたこともあるのですが、
全然書き足りなくて……。
今日で5日目?くらいですが、
今25枚くらい。
他の映画も見たりしてるので、
まあちょうどいいペースでしょうか。
『サンバ』については、あと5枚程度で終わりそうですが、
あと何本かについて書いて、
できればまとめたいと思っています。
とはいえ、注文で書いているわけではないので、
日の目を見る保証は全然ないのですが……。
ま、書けるうちに書いておきましょ!


2018年12月26日水曜日

2018年12月25日火曜日

「マクロンの謀略を……」

今日は、東京マーケットで1000円以上下げ、
多くの「評論家」が予想していた25,000円到達は、
ほぼ不可能な感じになってきました。

ただ、
NHKの7時のニュースのトップは、
この暴落の話題ではなく、
ケリー氏の保釈の話でした。

で、
これは1か月前の記事ですが、
ちょっとおもしろかったです。

http://tanakanews.com/181122nissan.htm

この書き手は、
「アメリカは覇権主義をやめて、多極化を容認し始めた」
という立場から書いていて、
そこがおもしろいです。
上の記事も、
陰謀論的な香りも少ししますが、
一定の説得力はあると感じました。
「国」って、そういうものですしね。

2018年12月23日日曜日

Noël


夕方散歩に出たら、
たまたまやってました。
中学生くらい?
上手でした!

なおも Gilets jaunes

もう1か月以上になりますが、
そしてやや勢いが衰えつつあるようですが、
それでもまだ、
Gilets jaunes 運動は続いています。
直近のパリでのデモについては、
「反ユダヤ的」な色彩があったと、
フィリップ首相は指摘しています。

https://www.capital.fr/economie-politique/gilets-jaunes-macron-appelle-a-lordre-philippe-denonce-des-gestes-antisemites-1321078

まあ、なにか意図があるようにも感じますが。

この運動については、
たとえば堀茂樹先生は、「階級闘争」なのだと言っています。
なるほど。
これはブレイディみかこさんに倣って言えば、
左右ではなく、上下の闘争だ、ということなのでしょう。

マクロンは、バリバリのグローバリスト。
そして資本家寄りで、企業家寄りで、投資家寄り。
つまり、peuple(ピープル)の利益からはかなり遠い政治家だと感じます。
たとえマクロンが、文化的にリベラルで、
多文化主義や共生に積極的であっても、
今はそのことは関係ない。
多文化主義に賛成の人も、そうじゃない人も、
グローバリズム的&ネオリベ的姿勢に反対ならば、
今はその一点で「反マクロン」の立場を取るわけなんでしょう。
左右はではない、というのは、
このことを指しているわけです。

翻って日本では、
こんなデモは起きません。
なぜなんでしょうか? と学生に訊かれます。
よくは分かりませんが、
ふつうに考えれば、やはり、
日本人は革命を経験していないから、というのが理由なのでしょう。
フランスで、peuple(ピープル)が、
自分は「フランス人」だと言うとき、
そこにはほぼ必ず、
フランス革命の子孫だ、という含意があるように思います。
彼らのそうしたアイデンティティーの一部は、
フランス革命における成功体験によってできているのです。
だから、
「フランス人」がデモをするのは、
いわば自己確認だとさえいえるのかもしれません。
(もちろん、フランス革命が客観的に「成功」だったかどうかは、
議論の分かれるところです。
もっとソフト・ランディングできたはずだ、
そうすれば、あんなに犠牲者は出なかったし、
王政復古もしなかった…… かもしれません。)

アメリカが銃を手放せないのは、
その建国神話の中に、「銃」が組み込まれているからだ、
という指摘があります。
「銃」をやめるなら、
あらたな建国神話が必要なんだと。

「国」を形作る幻想は、
いろんな現実を招来するのですね。

2018年12月21日金曜日

増刷

ここにきて、
増刷のお話が5件ありました。
うち3件は白水社の教科書、
2件はNHK出版の問題集などです。

この「増刷(ゾウサツ)」とか、
「増し刷り(マシズリ)」とか、
「重版」とかいうお知らせは、
ほんとに嬉しい&ありがたいものです。
(もちろん、どの知らせも、実質同じことです。)

そしてこれは、
読者の支えは言うまでもありませんが、
やはり、出版社の支えがあってのこと。
わたしの場合は、
白水社やNHK出版など、
優秀な編集者のいるいい出版社に出してもらえて、
とっても運がよかったです。
感謝……

2018年12月20日木曜日

後期授業&リバティー・アカデミー終了

というわけで、
昨日、年内の後期授業と、
リバティー・アカデミーの講座が終わりました。
後期は、
(ほかにいろいろ気にしなければならないこともあり)
なんだかあっという間でした。

リバティー・アカデミーの授業後は、
恒例のポトラック(持ち寄りランチ)です。
まあいつもながら、
とても充実した料理が並び、
驚くやら嬉しいやら。
おそらく、これほど充実したポトラックは、
そうはないだろうと確信しています。
生徒さんたち、すごいです!

さて、今年もあと10にちほど。
ただ、まだやることが結構あります。
その中には、かなり重要な事柄も含まれているので、
「休み」という感覚はほとんどありません。
なんとか、いい年を迎えたいです!

そうそう、
少し気が早いですが、
来年の3/26に、フランス語関連のトークイベントに参加しそうです。
ちゃんと決まったら、
またご報告します。

2018年12月16日日曜日

なお70%が

5週目に入った gilets jaunes ですが、
今もなお、約70%ほどのフランス人が支持しています。

彼らの声明です。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=19&v=7GMkWDN__B8

それにしても、
最近も気になるニュースが多いです。
中でも、このgilets jaunes 以外では、やっぱり Brexit。
このタイミングでの信任投票自体にも、驚かされましたが、
保守党側は、
コービンが首相になるくらいなら、
合意なき離脱でも構わないという議員も多いようです。
そしていま一つ分からないのが、
コービンが Brexit を、本当はどう思っているのかということ。
彼の、社会民主的な政策はわかるし、いいと思うのですが、
そのあたりをもっと鮮明にしてほしい気がします。



2018年12月15日土曜日

軍事要塞化

だけじゃない、わけですね。

http://www.qab.co.jp/news/20181212109397.html


2018年12月14日金曜日

「『フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!』の感想と使い方」

……というタイトルの、ブログの記事がありました。
とても丁寧に紹介してくださっています。
Merci beaucoup !

https://onyvablog.com/frago-review

ああ、3周、やっていただいたんですね。
この本が、少しはお役立ったようで、
よかったです!

(ところで、以前作った参考書の中に、
今「品切れ中」の、
つまり、
アマゾンでは中古品しか出ていないものがあるんですが、
これらが、近く増刷される可能性が出てきました。
やっぱり、わたしにとっては子どもみたいなものですから、
再デビューさせてもらえるのは、
とても嬉しいです。
参考書は、
出て、
使っていただいて、
役に立ってナンボ、ですからね。)

2018年12月13日木曜日

マイペース

今年もあと2週間ちょっとになりました。
師走、ではありますが、
彼女はいつもマイペース。
今日は珍しくこんなところに。


爪研ぎはダメよ!


2018年12月10日月曜日

アルヴォ・ペルト/ムローヴァ

今日、明日の授業の予習をしている間、
ずっとこれを聞いていました。

https://www.youtube.com/watch?v=bB1aqy2YicI&list=PLvpK8LPnZg5JLNJvqbChvr5usBsUlKeOi

5つ続けて聞くと、
1時間以上あります。
素晴らしいです。

2018年12月9日日曜日

X-MENシリーズ

X-MENシリーズ、
空いた時間にぽつぽつ見ていたら、
結局全部見てしまいました。
(青字はスピン・オフ。)

1.X-メン』(2000年)
2.X-MEN2』(2003年)
3.X-MEN: ファイナル ディシジョン』(2006年)

4.『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』(2009年)

5.X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011年)

6.『ウルヴァリン: SAMURAI』(2013年)

7.X-MEN: フューチャー&パスト』(2014年)
8.X-MEN:アポカリプス』(2016年)

9. 『デッドプール』(2016年)
10. LOGAN/ローガン』 2017年)
11. 『デッドプール2 2018年)

以前見たものも含めて、
なるべく発表順に見たわけですが、
やはり、<7>で過去が変わり、
その後、未来が2通り現れる点が、
大河的ストーリーを理解するハードルを上げているようです。
(ただ、その分<7>はおもしろいんですが。)

この中で異質なのは、明らかに『ローガン』でしょう。
これは、ハリウッド的エンターテインメントになってるのか、
微妙なところでしょう。
ローガン/ウルヴァリンやチャールズのことを、
知っているのが前提だし。

6月に公開予定の『ダーク・フェニックス』は、
物語としては、<8>の後に来るようです。
楽しみです。

2018年12月7日金曜日

「黄色いベスト」運動はどこに向かうのか?

緊急討論会が行われるそうです。

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Paris Calling!

緊急討論・フランス「黄色いベスト」運動はどこに向かうのか?

先月からフランス全土で展開されている「黄色いベスト」の叛乱は、
マクロン政府が燃料税値上げの6ヶ月凍結を発表した後も
拡大・深化を続けています。
しかし、この無定形の運動の起源・性格・帰趨をめぐっては
いまだ不明な点が多いのも事実です。
進行中のこの重大な出来事をめぐって、
日本滞在中のフランスの作家・批評家
セルジュ・カドリュッパニ氏に語ってもらう機会を緊急に準備しました。
自由な意見交換の場にしたいと思います。
(司会/通訳・鵜飼哲)

セルジュ・カドリュッパニ(1952〜)
政治的モチーフの推理小説作家、批評家、翻訳家として活躍。
アナキスト系ブログ「月曜の朝(Lundi matin)」主宰。
最新刊は『巨大プロジェクトの世界とその敵たち』(2018)。

12月8日土曜日 19時〜

セルジュ・カドリュッパニ

鵜飼哲/平井玄

場所:attac JAPAN
千代田区神田淡路町1-21-7
静和ビル1A

2018年12月6日木曜日

2018年12月5日水曜日

『我的第一本法語語法書』

『フラ語入門』、
以前、この本の香港ヴァージョンがでましたが、
今回、大陸版も出版されました。
これです。

https://www.books.com.tw/products/CN11564430

中国大陸でも使ってくれる方がいるのかと思うと、
とても不思議な、
そしてうれしい気持ちになります。

2018年12月2日日曜日

『バスターのバラード』は……

コーエン兄弟の新作、
『バスターのバラード』
は、劇場では見ることができません。
ネット公開のみ! だからです。

https://www.netflix.com/jp/title/80200267

で、
Netflix には入っていないので、
予告編しか見ることができません……

今はちょっと忙しい時期なので、
すぐには入りませんが、
いずれ入らないわけにもいかない気がしています。
ローマを舞台にした、
イタリアのテレビドラマなどもあり、
たしかにおもしろそうだし。

早く3月になって欲しいです!

よきシンポジウム

今日(というかもう昨日ですが)は、
午後に生田キャンパスで大学の業務があり、
その後、
中野キャンパスに移動し、
シンポジウム(の終わりのほう)に参加しました。
終わりのほうだけとはいえ、
成功したシンポジウムの独特の匂いが立ちこめ、
会場はどてもいい雰囲気。
登壇者を始め、
設営から受付から、
関わったすべての人に……、お疲れさまでした!

2018年11月29日木曜日

「古川日出男、最初の20年」

今週の土曜日、

「古川日出男、最初の20年」

と題するシンポジウムが行われます。

https://www.meiji.ac.jp/sst/grad/information/6t5h7p00000syucq.html

(入場無料・予約不要)

主催は総合芸術系で、
管先生と波戸岡先生が中心になって、
今も急ピッチで準備が進められています。
よろしければ!




2018年11月28日水曜日

Cavani は……いらない?

字幕付きです。

https://fr.yahoo.com/sports/video/cavani-doit-il-débuter-face-085802993.html

なぜ? と訊かれて、
Parce que.
とだけ言えば、
(子供みたいに)なぜでも、
と答えている感じなんですね。

polyvalent という形容詞も使われています。
色々こなせる、ということなんでしょう。
(ディズニーランドで、polyvalent で働いている、と言えば、
プーさんをやったりバズに入ったりしている、という感じです。

Persona Grata

今パリにいるなら、
100%出かけていきます。

https://ovninavi.com/persona-grata%E3%80%80アートで移民受け入れの態度を問う/

MACVAL と、移民歴史博物館の共催、なんですが、
実は、MACVALから、
この展示のヴェルニサージュの案内が届いていました。
(以前、キム・ソージャについて調べていたとき、
ここの学芸員の方と連絡を取り合ったことがあり、
その後、書いた文章を彼女に送ってい以来、
案内が届くようになっています。)
美術館側にしてみれば、
1人でも多く来てほしいというだけのことなんですが、
パリ郊外から届く案内状は、
あの首都との繋がりが感じられて嬉しかたです。

2018年11月25日日曜日

Gilets jaunes, acte II

Gilets jaunes 運動、
予告通りパリでのデモに入りました。
動画です。

https://actu.orange.fr/monde/videos/gilets-jaunes-des-affrontements-sur-les-champs-elysees-VID0000002IBQp.html

当局は、
デモをするならChamps-de -Mars(←エッフェル塔のふもと)でやれ、
と言っていたのですが、
デモ隊はその言葉を聞き入れなかったわけですね。

シャン・ド・マルスなら、
周りに商店がなくて、
暴動に発展する恐れが少ないし、
政府の重要機関からも距離があり、
なんと言っても監視しやすい、
というのは確かでしょう。が、
それは「彼ら」の都合だということなんでしょう。

どこまで行くのでしょうか。

2018年11月23日金曜日

補講

今日は休日でしたが、
学生の事情で何度か休講した大学院の授業があり、
その補講を 200分しました。

科目は「文学と都市」。
そして今日は、
大正末から大戦前あたりに書かれた詩作品を読みました。
中也とか、中野重治とか、小熊秀雄とか。

昨日『ボヘミアン・ラプソディ』を見て、
映画っていいなあ、
と思いましたが、
詩を読んでいると、
詩はいいなあ、
と思うのでした。

(でも、「作る/書く」ことを考えると、
映画は「産業」であり、
紙と鉛筆があれば書ける詩とは、
根本的にちがっているわけですね。)


2018年11月22日木曜日

『ボヘミアン・ラプソディ』

というわけで、
巷で話題の『ボヘミアン・ラプソディ』、
見てきました。
わたしたちにとっては、
まあ知ってる曲ばかりで、
つい個人的な思い出が重なってしまいました。
特に、

Now I'm here

は、その存在を忘れていたのですが、
これは当時組んでいたバンドでよく歌った曲で、
つい、一緒に歌ってしまいました。
バンドのメンバーとは、
もう40年くらい連絡をとっていませんが、
彼らもどこかで見るのでしょうか?

クイーンは、わたしの高校時代のアイドルだったわけですが、
その後きっちり追っていたわけではないので、
この映画を見て初めて、
フレディーはザンジバル生まれであること、
彼の両親がゾロアスター教徒であったこと、
一家のもともとの出自はペルシャ(イラン)で、
イスラム勢力による迫害を受けてインドに移住し、
その後さらに、
ザンジバルでの生活を経て、
フレディーが18歳の頃にイギリスに渡ったこと、
などを知りました。
そうだったんですね……

途中、
「ボヘミアン・ラプソディ」の歌詞に出てくる、
bismillah
という語が少し話題になります。
今ちょっと見た限りでは、
アラビア語で「神の名において」のことだとありました。
(フランス語版 wikitionnaire)
これもまた、
お気楽な高校生には、
知る由もないことでした。

ではやっぱり、
映画は楽しいですね。

2018年11月21日水曜日

Dadju

Dadju は、半年くらい前のこの曲、Bob Marley

https://www.youtube.com/watch?v=hQU_pgyCL6k

以来、よく聞くようになりました。
リフは、こうです。

Elle veut qu'on s'en aille vivre au pays d'Bob Marley
Vivre une vie de star un peu comme Bob Marley
J'lui ai dit "ralentis, je suis pas Bob Marley"
Quand on sera sûr de nous, on pourra bombarder

カノジョが言うんですね、
ボブ・マーレーの国に行って暮らしたい、
ボブみたいな暮らしがしたい、と。
で、オレは答えるわけです、
ちょっと待って、オレはボブ・マーレーじゃないぜ、
オレたち二人が信じあえれば、楽しくやってけるさ……
でも、カノジョは満足しないわけです。

このごろラジオで流れてるのはこれ。

https://www.youtube.com/watch?v=254EHfv9RvM

これは要するに、
好きな女性に嫉妬してしてしまうオレ、
という歌です。
(その女性は、「バロテッリの元カノより上(!)」なんだそうです。)

2曲並べると、
描かれているオトコがちょっと似てます。
女性に強く出られない、
でも彼女のことが好きな男……

こうした軟弱さが、
マッチョ過ぎなくて、
いいのかもしれません。

2018年11月20日火曜日

Sonia Sieff

ジャンルー・シーフは、
わたしたちが大学生の頃、
とても人気がありました。
(わたしたちの周りだけかもしれませんが。)

彼の娘で、1979年生まれのソニア・シーフ。
アマゾン・フランスの「個人写真集」の部門では、
彼女が出した
Les Françaises 『フランス人女性たち』
という本が、
このところずっと1位です。
(出版は去年の2月。)

なぜか、日本には送れない、というので、
買ってはいないのですが、
彼女のHPに、いくつか作品が上がっていました。

まず表紙はこれ。(開いて置いた状態。)




あとは、これが好きでした。




また、別の写真集では、こんな東京も。



いい感じ!

2018年11月19日月曜日

Hiroshima

Disiz La PesteD の新譜、

Hiroshima

が、ラジオ mouv' では、このところものすごいヘビロテです。



2018年11月18日日曜日

「古い悪魔」

このところ世界を取り巻いている風潮が、
1930年代のそれに似ている、というのは、
少し前から指摘されてきたことではあります。
WW Ⅰ の後、世界恐慌を経て、
ナチが台頭する時代、ですね。
(日本で言えば、15年戦争が始まるわけです。)

先日パリで開かれた、WW Ⅰ の休戦記念式典で、
マクロン大統領もその旨の発言をしました。
暴走するナショナリズムという「古い悪魔 démons anciens」が、
再び現れていると言うのです。

http://www.lefigaro.fr/politique/le-scan/citations/2018/11/11/25002-20181111ARTFIG00055-macron-les-demons-anciens-ressurgissent-cent-ans-apres-la-fin-de-la-grande-guerre.php

これは、誰が見たって、
トランプ大統領の態度を批判している、
ということになるのでしょう。

で……

今朝、たまたまテレビをつけたら、
ちょうどこの話題を扱っていて、
それに対して姜尚中氏が、
――ナショナリズムの興隆の背景にあるのは何か、
それに対する考察がなければ、
いかなる嘆きも表面的だ。
そこにあるのは、グローバリズムの暴走なのだ。
マクロン氏が、自身がグローバリストであることを棚に上げて、
こんな発言をしても……
という内容のことを話されていました。
(言葉遣いはこの通りではありません。)

そうなんですよね。
マクロンは、文化左翼ですが経済右翼であり、
だから彼の発言は、
時に、どうしようもない矛盾を孕むことになります。

マクロンの言う「きれいごと」は、
とても重要な「きれいごと」なので、
彼が目立つ場所でこれを言うことは、
一定の価値があると思いますが、
同時に、
姜尚中氏のような指摘も、
忘れず付け加えたいところです。

gilets jaunes


gilets jaunes=黄色いヴェスト(複数形)、ですね。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181117-00000124-kyodonews-int

http://www.leparisien.fr/faits-divers/gilets-jaunes-un-chauffard-renverse-un-policier-a-grasse-17-11-2018-7945152.php

ここ数日、フランスの国内ニュースは、
これがメインです。

この写真を見ると、

peuple en colère  「人民は怒っている」

と読めます。
フランスでは、
まだまだ「人民」という語が生きているのを感じます。

前期3部作

スタン・リーの話、
今週は何度もしました。
意外な人がファンだったりして、
スタン・リーの浸透の深さに、
改めて感じ入りました。
で、
来週のゼミでは、
追悼の意味を込めて、
なにか見るつもりです。
院生の中にも、
彼を敬愛している学生がいます。
で、
その予習として、とりあえず、

1.X-MEN』  (2000
2.X-MEN 2』(2003
3.X-MEN:ファイナル ディシジョン』(2006
1&2の監督は、ブライアン・シンガー、
3はブレット・ラトナー監督。)

という、前期3部作を続けて見ました。
(こういう時、どうも性格的に、
順序通りに見たい方です。)
明らかに、
複数のジャンルを取り込んだ作品ですが、
それぞれにおもしろかったと言えると思います。

3では、グレイ・ジーンというミュータントの中の、
もう1つの人格が出現します。
彼女は「フェニックス」と呼ばれ、
いわば「最強」の能力を秘めているのですが、
実はそのパワーそのものが、
彼女を支配してしまう可能性もあるのです……

来年6月公開予定の、
『X-MEN:ダーク・フェニックス』
は、このフェニックスの話なのでしょう。
楽しみです!