2015年8月31日月曜日

3 fois


同じDVD を2度借りてしまうというのは、
まあありがちなことだと思うのですが、
さすがに3度(もちろんそうとは知らず)借りたとなると、
ちょっとなあ、という気がしますが、
それをやってしまいました。
『やがて復讐という名の雨』です。

でも、そうなる理由はあるんです。
つまり、前2回とも、最後まで見てないのです。
というのも、連続猟奇殺人事件なので、
途中で見ていられなくなったわけです。
で、なんとなく、「見てない」グループに入っているようです。

そもそも、このオリヴィエ・マルシャルの作品の邦題は、
あまりに混乱していると思います。
こんな感じ。

『あるいは裏切りという名の犬』
『やがて復讐という名の雨』
『猟犬たちの夜』  
  「オルフェーヴル河岸36番地-パリ警視庁」
  「そして復讐という名の牙」 
『いずれ絶望という名の闇』
『そして友よ、静かに死ね』 
そして彼の出演作には、
 
『裏切りの闇で眠れ』
『友よ、裏切りの街に眠れ』

もあります。 
これで混乱しないって
いうのは、無理な話です。
なにか、pathétique な邦題にしたかったのでしょうけど……

2015年8月30日日曜日

『リスボン特急』



メルヴィルの遺作として知られるこの映画、
1972年の作品なので、
わたしが14歳の頃ということになります。
もちろん、当時見ることはなかったのですが、
この「リスボン特急」というフレーズは、
はっきり覚えています。
(その原題が、Un flic 「一人の刑事」であることを知ったのは、
ずっと後のことです。)
で、見てみました。

https://www.youtube.com/watch?v=C-lCOLr60vE

宣伝文句を読んでいると、
友情で結ばれていた男二人が、
やがて刑事とギャングになって対決する、
みたいに書いてありますが、
原題から考えれば、あくまで、
刑事(アラン・ドロン)の物語なんでしょう。
友情は後景にあるのでしょうが、
刑事の生き方が焦点です。
(とはいえ、そうではない部分にも相当な時間が割かれ、
そのへんが、やや焦点があいまいな印象を生むかもしれません。)


2015年8月29日土曜日

『バレッツ』


まだ、なんとなく、
パリへの逆ホームシック(?)から抜けられないでいますが、
そろそろちゃんと仕事しないと。
というわけで、
とりあえず一本見てみたのが、これです。

『バレッツ』 (22 Bullets / L'Immortel )

これは、
舞台がマルセイユであること、
監督がリシャール・ベリであること、
で気になっていた作品です。
主演はジャン・レノで、
リシャール・ベリ自身も、
チョイ役で顔を見せています。

https://www.youtube.com/watch?v=jG9ZtAA9ru0

話しは、いわば型通りで、
足を洗って静かに暮らしていた元大物ギャングが、
ある日かつてのライバルに銃撃され、
不可避的に、
ギャングの世界に舞い戻る、家族を守るために、
というわけです。
愛あり、冷血あり、優しさあり、獰猛さあり、無常あり、
で、
ちゃんとできたフィルム・ノワールだと思いました。

舞台はマルセイユで、
ところどころで、
ノートル=ダム・ド・ラ・ギャルドやら、
サント=マリー・マジョールやらが登場します。
特に後者は、
警察署のすぐ隣なので、
取調室の窓外に見えていたり。

また、主人公マテイの家族が隠れ住むのは、
どうもアヴィニヨンのようです。
かつての教皇庁や城壁が、
背景に映っているので、わかります。

そして、ジャン・レノはスペイン系ですが、
対立するボスを演じるカド・メラッドは(見てわかる)アルジェリア系、
もう一人のボスを演じるベリはユダヤ人です。
また、女性刑事の殉職した夫(エリ・ゴールドマン)も、
完全にユダヤ人。
彼女の上司である警察署長は、ヨーロッパ系白人。
というわけで、
様式的なフィルム・ノワールですが、
民族構成は、決して古いタイプではありません。

エンターテイメントですが、
わたしには面白い映画でした。

2015年8月28日金曜日

350 tonnes

かつてパリの路上は、
犬の糞が散乱していたものですが、
それはまあ、かなり改善されてきたといえるのでしょう。
(まだまだありますが。)

で、それ以上に目立つのが、
タバコの吸い殻。
実際、ポイ捨てする場面は何度も見かけました。
そしてある日、目の前をパリ市の清掃車が通ったのですが、
その車体には、こんな表示が。


1年に350 トン! つまり、ほぼ1日1トン!

Respectons Paris.

2015年8月27日木曜日

more than one "mass shooting" per day

これは、なんとなく感じていた以上の事態なんですね。
でも、これを抑止するのは簡単じゃないでしょう。
どうずればいい?

http://www.washingtonpost.com/news/wonkblog/wp/2015/08/26/were-now-averaging-more-than-one-mass-shooting-per-day-in-2015/



Le pressionisme

マドレーヌ広場にある、ピナコテック・ド・パリ。
そこで今開催されているのは、

Le pressionisme

です。
この pressionisme という語は、
恥ずかしながら初めて聞きました。
どうも、ストリート系と言うか、
街の壁などにスプレーで描くような作品のことのようです。
(ただし今回の展示は、キャンパスに描かれた作品群です。)

素人のわたしからすると、
落書き? 
と思ってしまうようなものもないとは言えないのですが、
中には、
なるほどこういう方法によってしか描けないかも、
と思わせるものもありました。






このパリの地図は、
(はっきりわからないのですが)
今のパリの地図ではないようです。

そしてこうした中で見ると、
やっぱり、バスキアは目立つのでした。


きのうご紹介したBeauté Congo にしろ、
この Le pressionisme にしろ、
多様な「美」(の可能性)を具体的に探ろうとしているところは、
パリという街らしいと言っていいと思いました。

詳しくは : http://www.pinacotheque.com/?id=1006

2015年8月26日水曜日

Beauté Congo

ラスパイユ通りにあるカルティエ財団の現代美術館。
そこでは、

Beauté Congo

という企画展が催されていました。
(メトロの通路に、かなりの数の広告が打たれていました。)

これが、なかなかおもしろかったので、
何点かあげておくことにします。
まずは、チケットにも使われていたこれ。


同じアーティストによるこれ。


これはまた別の雰囲気が。


デッサンと写真の合成。


オブジェと言うか、工作(?)も。


もっと政治的な作品、
あるいはもっと「エスニック」な作品もありました。
お客さんは、アフリカ系の人ももちろんいましたが、
白人が中心でした。

詳しくはこちらを:http://fondation.cartier.com/#/en/home/

2015年8月25日火曜日

涼しいTokyo

さきほど無事に東京に到着しました。
涼しいですね。
これならパリと変わりません。

東京は、駅も車内もきれい。
電車は定刻通りだし。
フランスでは、日本人はオルガニゼされてるって
(いい意味で)言われることが何度かありましたが、
一般的に言えば、たしかにそうなんでしょう。
(ただそれは、そこに乗っていけない人たちをハブる、
という、悪しき傾向に繋がる可能性を秘めているわけですが。)

フランスにいる間、日本食が食べたいとはまったく思わず、
とにかく知らない味を求めていたわけですが、
それが終わって帰ってきて、
何が食べたいのか自問したところ、
答えは ; 炊き立てのごはん、筋子、漬物、生卵、海苔、味噌汁、
でした。(旅館の朝食!?)
まあ、12時間飛行機に乗った後で、
少し胃がもやもやしているし、
かなり眠いということもありますが。

で、食べてみました。
最後は煎茶。
日本食も、おいしいものの一つですね。

2015年8月24日月曜日

追伸

部屋を出発するまであと1時間。
最後のランチを、
アール・エ・メティエの温州通りに食べに行ったのですが、
餃子専門店があるのを発見し、
餃子&チャーハンをトライしてみたところ、
うまし!
しかも、安し!
これは、東京の近所のうまい店よりも、
明らかにうまいのでした。
「北方小館」という店です。

これだからパリは、やめられないんですよね。


旅の終わり


気づけばもう明日は、
飛行機に乗らなければなりません。
サン・マルタン運河とも、しばしお別れ。
Mmm、名残惜しいですけど……

というわけで、荷物の準備にかかります。
いざ、東京へ!

ロンドンへ

パリ滞在も残り少なくなり、
これもやりたいと思っていたロンドン弾丸ツアー、
決行しました。
ただ今度は、前回のマルセイユ弾丸に比べれば、
乗車時間は片道2時間20分ですから、
大したことはありません。
(出国&入国の手続きに、やや時間がかかりますが。)

ロンドンでは、
リドリー・ロードのマーケットとか、


ブリック・レーンとか、
エレファント&キャッスルとか、
すべて、「移民映画」に関わる場所を回りました。
(あと、ついでにテート・モダンも。)

エレファント&キャッスルでは、
見つかるかな? と思っていた場所が駅の目の前にあり、
思わず、おお! と声が出ました。
やっぱり、行ってみるもんですね。

パリではいい天気だったんですが、
ロンドンの天気はイマイチで、
二階建てのバスの車窓からの写真も、暗いです。


そして、ちょっと寄り道したコヴェント・ガーデンは、


東京にはない、ウォームな空間。
これは、デザインの問題だけじゃなく、
こういう文化の根付き方の問題でもあるでしょう。

そして、一般に評判の悪いイギリス料理ですが、
ショーウィンドーを覗いたり、
その辺のパン屋さんのものを食べたりした感じでは、
(とてもサンプル数が少なくて、実際はこんなこと言う資格はないのですが、
まあ、個人の雑な見解としては)
たしかにその通り、と思った次第です。

でも、早めの夕ご飯に寄ったレバノン料理店で食べたソウダ・ジェイ。
これは、生まれて初めて食べた味で、
すごくおいしかったです。
鶏レバーのソテー、ニンニクとザクロ風味、
というところでしょうか。
ガイドブックに出ていた店なんですが、
やっぱりガイドは、役に立ちますね。


というわけで、ロンドン弾丸ツアーも、
無事に終えることができました。
(そしてパリでは、やっぱりいろいろおいしい……)

2015年8月23日日曜日

移民歴史館

ポルト・ドレにある歴史移民館。
これはかつて、植民地博覧会が開かれた場所で、
つまり、
「植民地主義の歴史」を反省する代わりに、
それを「移民統合の歴史」というお話に置き換えた結果出現した、
比較的新しい施設です。

展示内容は、もちろん、
様々な角度から、移民とフランスの関係を捉えたものです。


こうした資料的なものが中心ですが、
中にはアート寄りのものもあります。
(ただあまりアートに寄っていると、
なんらかの意図を読みたくなってしまいますが。
まあ、今はそれは置いておいて。)


ところで、会場の一角に、
フランスのこういう場所では珍しく自販機があり、
そこで一人の女性が、なにか買おうとしていました。



ちょうどいい、飲み物でも買うか、
と思って近づき、



商品は何かと覗き込んでみると、なんと、



パスポートがたったの70サンチーム! そして


『3日で郊外風のアクセントで話せるようになる方法』
なんて本も売っています。

そうです、もちろんこれは、全体が作品で、
女性はマネキンなのでした。
作品のタイトルは、「理想の機械」。
おもしろいんですが、切なくもあります。

2015年8月22日土曜日

バッハと電池交換

そういえば、サン・トゥシュタット教会の、
パイプ・オルガン・ミサ前小コンサート。
この前の土曜日は、バッハ・プログラムでした。
(BWV645〜9、など)
奏者はまだ若く(25歳だそうです)、
どうやら着任間もないようで、
ちょっと物足りない演奏でしたが、
もちろん、音を聞かせてもらっただけで、ありがたいのでした。

レ・アールに行ったついでに、
腕時計の電池交換もしてもらいました。
止まったままだと、やっぱり不便ですからね。

で、改装なったBHVです。
「電池交換できますか?」
「もちろん」
「どのくらい時間かかります?」
「どのくらい? そうね、2年」
「2年? それはつまり、2分てこと?」
「そんなにかからによ」
まじで? と思うなもなく、
彼は時計の裏蓋を開け、
話終わる頃にはもう出来上がっていました。
Super rapide !
彼はニヤリと笑ったのでした。




Wenzhou

Belleville は、13区に次ぐ中華街となりつつあります。
(特に、交差点の北と西。)
そのベルヴィル通り沿いに並ぶ料理店の中でも、
特に人気の一軒、Wenzhou(温州料理)にも行ってみました。


肉まん、マーボ、空芯菜炒め、ビーフン、
どれもたしかにおいしいですが、
目がさめるほど、というほどではないかな。
東京の、たとえば家の近所にあるおいしいと評判の店に比べれば、
引き分け、というところでしょうか。
東京の中華も、おいしいですからね。

そういえば、
メトロのヴォルテール駅のそばにある、
La Perle de Dalian (大連の真珠!)
にも行ってみました。
この店名だと、わたしの場合、
行かないわけにはいきません。
しかも名物は、餃子だというし。


大連出身だという若いマダムは感じがいいし、
ご主人も朴訥な感じで好感が持てました。が、
味の方は……
これが「伝統的な」味なのかどうかはわかりませんが、
わたしにとっては、もっとおいしい餃子がたくさん存在しています。
また、海鮮おこげは、化学的な味に感じられました。(ちょっと残念!)

Reuan Thai

Belleville のタイ料理店、Reuan Thai。
わたしにとっては、
今まで食べた中で一番おいしかったタイ料理店なんですが、
久しぶりに行ってみました。
ベルヴィルだと、アパルトから歩いて行けます。

今回は、昼の「食べ放題」(約11ユーロ)にしてみました。


おいしかったです。が、
記憶の中の「一番」とはちょっとちがいました。
もう一度、「食べ放題」以外のものを食べに、
寄ってみたいです。(が時間あるか??)

2015年8月21日金曜日

VELAN

Passage Brady にカレーを食べに行ったついでに、
インド雑貨店、VELANを見てきました。
装飾品もありますが、
圧巻はスパイスの種類の豊富さ。
これを使いこなすのは、相当なレベルなんじゃないでしょうか。




喜んでいろいろ買ったら、
おまけでお店のカレンダーをくれました。

買ったものは、たとえば



簡素なトートバッグ、
手前右は、ハイビスカスの花びらのお菓子、
(味は、当たり前ですが、ビサップに似ています)
手前左は、タマリンドのお菓子。
こちらは砂糖をまぶしてあります。
楽しい店です。

2015年8月20日木曜日

MIZNON

ユダヤ人街・マレ地区には、
おいしいお店がいくつもありますが、
今回はイスラエル料理(としておきます)
ピタパンの店に行ってみました。
Ecouffes 通りにあるMIZNON です。


入ってすぐのところに注文カウンターがあり、
注文&支払い後、
プレノンは? と訊かれます。
そして、適当な席(奥にそこそこ広い空間があります)で待っていると、
ダニエル!
とか、
ニコール!
とか、厨房から声がかかります。
で、ハイハイ! と手を挙げると、
店員さんが持ってきてくれます。

ここはピタパンの店ですが、
焼いた野菜もウリの1つです。
特にカリフラワーは、
多くの人が食べていて、
わたしも真似して頼んでみました。


手前は、アニョー・ケバブのピタパン。
そして奥が、焼きカリフラワーです。
はっきり言いましょう、両方とも、メチャメチャうまいです。
カリフラワーは、焦げているように見え、
実際焦げてもいるのですが、
その旨味はそうとう深いものがありました。
またピタは、パン自体がおいしいのですが、
そのピタの切れっぱしなら、
無料でとってき放題。
具はたっぷり入っていますから、
この無料ピタで量はいいように調節できます。
実は欲張って、ブフ・ブルギニョンのピタパンも食べたのですが、
こちらも、そうとうおいしいかったです。

完全に、好きな店になりました。

2015年8月18日火曜日

Le Petit Cambodge

先日、Le Cambodge がうまかったと書きましたが、
実はこの店の姉妹店が、
すぐそばにあります。
こちら、Le Petit Cambodge は、
ヴァカンスなし、昼休みなしで営業中。
あの味がもう一度食べたくて、
こちらにやってきました。

店の雰囲気は、弟分であるこちらのほうがモダンであっさり。
ただし味は、
もう同じと言っていいと思います。
何度食べてもおいしいです。
今回は、ボブンの写真を上げます。


おいしそうでしょ?
これ、かかってる汁が、
なんとも言えない甘みがあって、
食べ飽きません。
そしてこちらが春巻き。


これもおいしかったです。

もう一回は行きたいです。(生きてるうちに!)

2015年8月17日月曜日

マルセイユへ

パリに来る前、
マルセイユを舞台とした映画を何本か見ました。
で、
敢行してみました、マルセイユ弾丸ツアー!
(TGVに感謝。)

まずは、駅前の大階段。


ここはMayrig で登場していました。
そしてそこから、そのまま旧市街へ、
つまり海の方に下ってゆきます。


こんな感じの路地が、延々と、
そしてくねくねと、続いています。
Comme un aimant の中で、
主人公たちが生きていた空間です。

さらに降りて行くと、海が見えてきます。


港を挟んだ対岸の山の頂上には、
Notre-Dame de la Garde が見ています。
これは登らないと。

海辺では、若者たちが。


このあたりには、観光客も多いです。

そしてこの近くで、
彼らをターゲットにした観光用の petit train を発見。
(実際には train ではなく、クルマなんですが。)
見ると、メトロで行こうと思っていた、
Notre-Dame de la Garde もコースに入っています。
しかも8ユーロ。
これにしましょう。

で、山の頂上にあるそのカテドラルからは、
マルセイユが360度見えるのでした。


それにしてもマルセイユ、
想像以上に移民が多く、
活気に満ち、
生活感い溢れ、
汚れ、
日差しが眩しい街でした。
弾丸ツアー、がんばった甲斐がありました。

2015年8月15日土曜日

8:20



サン・マルタン運河の岸辺には、
夜になると人が集まってきて、
食べたり、飲んだり、しゃべったり……
しています。
岸辺に座って、
水面に方に足を垂らすと、
うまい具合に水に届かないんです。
(届きそうな人もいますけど。)
夜が更けると、
もっともっと増えてゆきます。

さて、今日のパリの最高気温は、
23度ほどだったのですが、
明日はなんと、20度の予想です、最高気温がです!
なんだか、ふだんはそれほど食べないラーメンが、
食べたくなってきました。

2015年8月12日水曜日

Le restaurant Porokhane

メニルモンタンの駅から、
オベルカンフ通りを200m ほど行き、
右に曲がってすぐのところにあるレストラン、
restaurant Porokhane
は、セネガル料理店です。
気になっていたので、行ってみました。

http://restaurant-porokhane.fr

質素な内装だし、
大丈夫か、という外装ですが、
味はかなりおいしいと思いました。
セネガル料理としては代表的な、
ヤッサ・プーレ(鶏)と、チェブジェン(魚)です。




どちらもおいしいです。

それから、この店のビサップ(ハイビスカス・ジュース)と
バオバブ・ジュースは自家製で、
特に後者は、なんというか、
カカオ・フィズのような口当たり。
(もちろんアルコールは入っていないんですが。)

1つ難点は、注文してから出てくるまでが遅いこと。
まあフランスではありがちですが、
この店も例外ではありません。
でも、
それを補ってあまりあるお味だと思いました。

2015年8月11日火曜日

Bouchot

外食はやはり高いので、
自炊し始めています。
マルシェで買うと、
やっぱりスーパーより安いです。


右上はミラベル。
見た目通り、かわいい味です。
マスカットも安くておいしいです。

ムール貝も買ったのですが、
小ぶりで身がふっくらしてることで知られる Bouchot も、
1リットルのカップ一杯、3.5ユーロ(約500円)

でした。
塩も入れず、ただオリーヴ・オイル、ニンニク、白ワインで蒸しただけで、
めちゃめちゃおいしかったです。


ちなみに手前は、
牛乳とカレー粉を入れたもの。
(ムール貝の店「レオン」の、「マドラス」を真似ました。)
こちらも上出来でした。
残った汁は、もちろんパスタに使いました。

レ・アール

パリの心臓、といえば、
やはりレ・アールでしょう。



今、フォーラムは改装中で、
2016には完成するそうです。

そしてレ・アールから少し歩けば、
人気の高いモントルグイユ街。
この通りは、たしかに他にない雰囲気があります。
(わたしが好きなのは、もっと他にありますが。)

サン・トゥスタッシュ教会

ちょっと歩き疲れたときに現れた、
サン・トゥシュタッシュ教会。
ひとときの静寂を求めて中に入ると……


ステンドグラスに光があたり、
床には、やさしい泉のような模様が描かれていました。

この教会は、パイプオルガンも有名です。
どうやら、日曜のミサの前には、
演奏があるようなので、
来週は行ってみようかと思います。

2015年8月10日月曜日

Le Cambodge

今いるアパルトから、徒歩3分
(フランス語なら「2歩」)
のところに、
人気のカンボジア料理店があります。
その名も、Le Cambodge。

http://www.lecambodge.fr

ヴァカンス休みに入るのがわかっていたので、
すでに2回、食べに行っておきました。
13区のように安くはないですが、
たしかにおいしいと思います。
Bobun の中でも、とくにspecial が人気で、
これを注文している人を多く見かけました。

そしてこれは、「プノン・ペンのスープ」


中にフォーが入っています。
とてもおいしいです。

フォーと言えば、
「フォー14」と比べてしまいますが、
甲乙つけがたい、
ということにいたしましょう。

2015年8月9日日曜日

「シンガポール『幸福度』世界最下位」

これは考えるべきニュースである気がします。

「シンガポール『幸福度』世界最下位」とは。


http://www.sankei.com/world/news/150808/wor1508080038-n1.html


そして retweet。

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シンガポールは、
経済合理性至上主義で
GDPの増大に成功してきたわけだけど、
その一方で、
貧富の格差は拡大し、
経済の実権は外国人および多国籍企業に握られ、
国民は能力主義の名のものとの
極端な競争社会に疲弊しているわけで、
なんというのか
「開かれた独裁」の限界を露呈している感じですね。

****************

https://twitter.com/tako_ashi

Maïs chaud !



移民区や郊外の駅前などで、
さかんに売られているこの「ホット・トウモロコシ」。
今回パリに来て、
もう2回ほど買いましたが、
1回目は1ユーロ、
2回目は0.5 ユーロでした。
で、味は、
焼きタイプだった前者より、
蒸しタイプだった後者のほうがおいしかったです。
後者を買ったのは、ベルヴィル駅前です。
街中、あるいはメトロの中で食べているのは、
わたしが見た限りでは、
子供を含めてアフリカ系の人ばかりでした。

モーリタニアから来て7年のお兄さん。
これ、あなたが作ってるの?
と訊くと、とてもうれしそうに、
そうですよ!
と答えてくれました。
でも、パリの暮らしはなかなかね、
仕事がきついし、
とも付け加えていましたが。

最新(?)ヘジャブ

ヘジャブを被った女性は多いですが、
3年前にパリで見たときと、
ちょっとスタイルが変わってるなあと思っていたのですが、
(中には、ものすごくおしゃれなヘジャブ・ファッションを纏う女性もいます)
先日ラ・ヴィレットのマルシェで、
こんなお店を見かけました。


これこれ。
こういう、ショートな感じなんです。
やっぱり、流行があるんでしょうね。