2014年11月30日日曜日

revenant

ほんとうに党首になってしまったんですね。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20141130-00000797-fnn-int

どうしても、「社会のクズ」発言は、
忘れられません。

あの『君を想って海をゆく』の中でも、
ほんの数秒ですが、
ザッピングしている途中に彼の演説が挟まり、
この作品を取り巻く状況を映し出していました。
(そのあと彼はやめ、
そして戻ってきつつあるわけですね。)

アーセナル

昨日は、風呂上りに、
アーセナルvs. WBA を見ていました。
フォワードにはジルーが、
ディフェンダーにはコシルニーが先発出場していました。
(ジルーは、途中相手キーパーをチャージして、
ボールを奪ったものの、
角度のないシュートが枠に行かず……。)
アーセナルには、ドゥビュッシーやサノゴなど、
若いフランス人選手が少なくありません。

フランス・リーグの試合は、
日本ではほとんど見られませんが、
せめてプレミアが見られて、
よかったです。
今は(ドログバが再加入した)チェルシーが独走していますが、
シロウトファンとしては、
やはり混戦を期待します!

2014年11月27日木曜日

スローカーブ



ご本人のtwitter によれば、
これはスローカーブを投げた時だそうです。
そうなんですね~。

『潜入 最も危険なテロリスト』

そういえば先日、
ジャック・ガンブラン主演の映画、
『潜入 最も危険なテロリスト』
を見ました。
原題は L'infiltré なので、
「潜入」でいいのでしょう。

舞台は1980年代、
フランス、
イスラエル、
PLO、
そして、PLOの和平路線が気に食わず、
PLOから飛び出した過激派、ANO。
この「4つ巴」の展開で、
その関係が把握できていないと、
話しについてゆけないんですが、
映画自体は、おもしろかったです。
いい意味で淡々としていて。

ANOの若きメンバーで、
フランスに留学してくる学生を、マハディ・ザハビが演じています。
彼はなかなかよかったので、
彼が出ている『もうひとりの息子』も見てみるつもりです。

それにしても、
テロリスムはむなしい、と、
この映画を見ると実感します。

『裏切りのスナイパー』

日本では劇場公開されず、
DVDだけ発売された『裏切りのスナイパー』、
ダニエル・オートゥイユとマチュー・カソヴィッツが主演だというので、
見てみました。

https://www.youtube.com/watch?v=nuRWBCOvKlE

カソヴィッツが、4人組のギャングのリーダーで、
かつ「スナイパー」なんですが、
こういう役を演じる彼については、
『アサシンズ』のときの、
狂気がかった殺人者のイメージがあるので、
恐ろしさが増幅された気がします。
エンターテイメント映画としては、
緩むところもほとんどなく、
ちゃんとできていると思いました。
(が、やや無理な要素も、いくつか。)

ところでこの映画、
原題は、Le guetteur 「監視兵」です。
今ちょっと調べた限りでは、
この語が「スナイパー」の意味で使われることはないようなのですが、
内容的には、たしかに「スナイパー」でした。

2014年11月25日火曜日

居残り

落語には、「居残り佐平次」という話がありますが……

『エキゾチック・パリ案内』の中で、
映画『地獄の黙示録』に触れたました。
で、この映画には、
ヴェトナムの奥地に(インドシナ戦争以降も)居残っていた
フランス人家族が登場するのですが、
先日、そんな話の流れになったとき、
ある、わたしより年長の先生が、

そうそう、わたしがまだ戦争中にヴェトナムにいたとき、
ある人から、紹介したい人がいるって言われて。
で、付いていったら、それが、
プランテーションをやってるフランス人だったの。
実際、居残ってるフランス人がまだいたのよ。

とのことでした。

なんだか、ヴェトナム戦争の現場の話を聞く機会はほとんどないので、
とても印象的でした。

2014年11月23日日曜日

応用編・収録

今日は、渋谷で収録がありました。

ラジオの収録は、
テレビのそれに比べると、
随分こじんまりしていて、
和気藹々です。
合間の休憩時間には、
いろんな話をして盛り上がるし。
(ただ、休み時間に、
調子に乗ってしゃべりすぎると、
大事な本番の時、
やや声が疲れてくるので、
その点は密かに注意しているのですが。)

テレビの場合は、
もちろん和やかではあるものの、
緊張感や、熱気みたいなものが、
より強く感じられる気がします。
「テレビでフランス語」の場合の、
ごく限られた経験の範囲で言っているだけですが。

今回一緒に収録しているマリーヌさんは、
フランスで録音技師の学校に通ったこともあるそうで、
そういう技術的な面にも明るいようです。
彼女の声は聞き取りやすいので、
たとえばシャドーイングの時などには、
とてもいいと思います。

収録は順調です。
ご期待ください!

2014年11月21日金曜日

サッカー・ツイッター

先日ここで、
フランス・サッカーに詳しい女性ファンの存在をご紹介しましたが、
彼女のようなファンにご紹介したいのは、
文芸評論家で、サッカー文化研究者でもある、
陣野俊史さんのツイッターです。

https://twitter.com/jinnotoshifumi

かつて陣野さんとは、
ある大学での非常勤仲間でした。
このツイッターは、骨があって、好きです。

2014年11月18日火曜日

応用編、1月8日、放送開始!

今日11月18日は、
NHKラジオ「まいにちフランス語」 12月号
の発売日です。で、
そこにごく小さな告知が載っているのですが、
その内容はというと……

来年の1、2,3月の、「まいにちフランス語・応用編」を、
わたしとマリーヌ・ジャコブさんで担当することになりました。
(マリーヌさんは、以前、あの福島先生ともコンビを組んでいましたね。)
応用編は、そうとう高級なシリーズもありましたが、
今回は、「応用編」としては、史上最もやさしい? 
という感じの作りになっています。
初級をまとめ、整理し、中級に橋渡ししよう、というわけです。
当然、初級が終わったばかりの方に、
十分聞いていただけます。
(もちろん、多少発展的な内容も含まれてはいますが。)

とはいえ、そこは応用編。
特にスキットは、
なんというか、ネイティブ感覚満載で、
そういう意味での難しさはありますから、
すでに中級のみなさんにも、ぜひ聞いて、
この文体のネイティブ感を味わっていただきたいと思っています。
池袋を舞台にした、フランス人女性と中国人男性の恋、
なんですが、
ふわっとした恋愛物語ではありません。
これは宣伝ではなく、ほんとにリアルで、
読んでいておもしろい物語です。
(スキット自体は、会話が中心ですが。)

初回の放送は、1月8日です。
ご期待ください!

2014年11月16日日曜日

冬の俳句

このところ、めっきり寒くなり、
冬の気配がもうすぐそこ、という感じです。
冬の俳句といって思い出すものの一つに、


ケータイのあかりが一つ冬の橋     坪内稔典


があります。
今調べたら、2005年の作品で、
当時は新しい感じがしたものでした。が、
どうなんでしょう、
このごろは、むしろ「ケータイ」はやや古めかしい感じでしょうか。
学生で、スマホじゃなくケータイを持っている人って、
いるんでしょうか?
(まあ、探せばいるのでしょうけど。)

その点、この俳句、


らあめんのひとひら肉の冬しんしん    石塚友二


こちらは1999年の作ですが、
なにか、昭和からずっと保たれている感覚が、
今も有効な気がします。
らあめん、というのが、いいですね。


バルトーク ヴァイオリン協奏曲2

そういえば、最近気に入っているCDがあります。
これです。

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AF-%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E5%8D%94%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E9%9B%86-Concertos-Isabelle-Orchestra/dp/B00COU07DO/ref=sr_1_1?s=music&ie=UTF8&qid=1416128843&sr=1-1&keywords=%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AF+%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E5%8D%94%E5%A5%8F%E6%9B%B2

いわゆる「名曲」に数えられる協奏曲ですが、
これは、静けさが、いいです。繊細で。

でもクラシックの場合、いいものって、
(まあ素人の感想ですけど)
必ずと言っていいほど、
静けさが感じられるんですよね。(音楽なのに。)

ピリス全集

天気もいいし、
散歩くらい行きたかったんですが、
昨日、予定していた<ノルマ>が半分も終わらなかったので、
今日はぐっとこらえて、一日PCの前に。

そのお供は、YouTubeの音楽なんですが、
今日聞いたピリスのこれ、
洗われるような、すごく気持ちのいい音で、
とてもよかったです。

https://www.youtube.com/watch?v=1ZCzgibC4_E

彼女がドイツ・グラモフォンに移ってからの、
すべてのソロ・レコーディングをおさめた20枚組のCDが出てましたが、
今見たら、7000円ほど。(1枚当たり350円!)
これ、やっぱり買おう!
(でも、安すぎない?)

2014年11月15日土曜日

2014年11月14日金曜日

<悪をからかう>

この、<悪をからかう>というタイトルから、
どんなものが想像されるでしょうか?
悪……
たとえば……
を、からかう。
悪をからかう、というのは、戦術なんでしょうか、
それとも挑発(誰への?)なんでしょうか?
それとも運動? 前衛? 文化?

いつもいろいろ教えてくれる、
わたしにとっては先生みたいな同僚たちが、
このテーマで語り合います。

http://keitahatooka.blogspot.jp/

http://fiatmodes.blogspot.jp/search?updated-min=2014-01-01T00:00:00%2B09:00&updated-max=2015-01-01T00:00:00%2B09:00&max-results=18

入場無料!!

この二人なら、行けば必ず「何か」をくれるはずです。

2014年11月12日水曜日

Dis-moi tout ! 完成


企画の段階から考えると、
かれこれ3 年がかりの教科書が、
ついに完成しました。

http://www.hakusuisha.co.jp/textbook_detail/index.php?pro_id=06118

今回、中心になったのはレナさんで、
わたしはサポート役でしたが、
いろいろ勉強にもなり、
楽しい作業でした。
とはいえ、今回の教科書は、
とっても情報量が多いので、
特に校正は、相当大変でした。
白水社の腕利き編集者が担当してくれたおかげで、
すごくすごく助けられたのですが、
彼女がいなかったらと思うと、ゾッとします。
本ができた時にいつも思うのは、
いろんな人の協力の賜物だなあ、ということなんですが、
もちろん今回も例外ではありません。
でも今回は特に、編集者の彼女には助けられたのでした。
ほんとにありがとうございました!

で教科書ですが、
これはとてもいいデキです。
レナさんの、授業でのメソッドが、
惜しみなく披露されているので、
若い先生たちが使ってくれれば、
授業運営の参考になるのは間違いないと思います。
一般書籍のように、
自習書として使っていただくのは難しいのですが、
とにかく、
いろいろな授業でお役に立ってくれれば、と願っています。

2014年11月10日月曜日

T シャツ

月曜日。
今日の東京は意外に暖かでした。
特に、午前中の電車内は、
ほとんど「暑い」状態。
わたしはTシャツ1枚になって、
それでちょうどいい感じ。
隣には、ダウンコートの女性がおり、
そうじゃなくてもけっこう着込んでいる人が多数。
暑くないのかなあ、と思っていたところ、
途中から乗ってきた小学生の集団が、
「あつ!」
と連呼し始めて、
ああやっぱり暑いんだよね、
と思ったのでした。

で、そんな電車に乗ったのは、
収録に参加するためでした。
今日のスタジオは、
なんだか小さな体育館くらい広くて、
天井も高くて、
声が上に抜けていく感じがしつつ、
やや遅れて、けっこう強めに跳ね返ってくる感じ。
なんとなくやりにくいので、
途中からは、
そのスタジオに併設されていた小部屋に移動。
こちらのほうが、落ち着いてできました。

そして今、8時半。
これから、学生のレポートを読まねば!

2014年11月9日日曜日

Montréalais

昨日、このblogspotに接続できないと思ったら、
どうやらダウンしていたようですね。
けっこう長い時間。
システムっていうのは、
完全、ということはないわけですね、当たり前ですけど。

昨日の夜は、中野で飲み会でした。
DC系の第一期生で、
2009年に、モントリオールに行ったとき、
とてもよくしてくれたカナディアン、パコが、
久しぶりに日本にやってきたからです。
今回は、中国出身の奥さんも一緒に。
集まった中には、
現役のDC系の学生である、ブラジル人、ダニエルも。

で、焼き鳥をなどを食べた後、
思いつきでボーリング(!)へ。
なんだか、学生時代みたいな行動パターンで、
ちょっとおもしろいです。

久しぶりにパコにも会えたし、
いい一夜でした。

2014年11月6日木曜日

雨傘

雨傘運動に関連して。

https://twitter.com/muyangyi/status/529212985995059201/photo/1

行方不明とは??

2014年11月3日月曜日

動物のいのち

シンポジウムがあります。

http://www.meiji.ac.jp/sst/grad/information/6t5h7p00000hz7yc-att/doubutsu_no_inochi_A4web.pdf

そういえば今朝、Eテレで、
染色家・志村ふくみさんの番組を見ました。
植物を使って染めること、それは祈りだ、
とおっしゃっていました。
植物、ひいては自然に対する彼女の言葉には、
パラダイム・シフトを静かに、
同時に力強く促すものでした。

http://shimuranoiro.com/

美しいですね……

盛り場ブルース

昨日は昼間に池袋に行き、
(プレッツェルも食べ、)
夕方から渋谷に移動する予定だったのですが、
その間やや時間があったので、
ちょっと新宿で降りて、
紀伊國屋に寄りました。
『きみのスライダーがすべり落ちる その先へ』
が書店の棚に並んでいるのはまだ見ていなくて、
まあ今月中くらいには行かないと、
二度とみられなくなるかも、
と思ったからです。
ありがたい&申し訳ないことに、
詩のコーナーで平積みにしてくれていました。

その後予定通り渋谷に行き、
ピロシキなどを食べたので、
結局今日は、
渋谷、新宿、池袋、
を回り、
往年のヒット曲、
「盛り場ブルース」を思い出したのでした。