GWです。
今回は、何年ぶりかで、
かなりの時間をPCの前で過ごさなくてはならない感じです。(涙)
でもまあもちろん、
仕事が入ってくるのはありがたいことなので、
がんばろうと思います!
で、Kaaris。
この曲は、よくラジオでかかってました。
https://www.youtube.com/watch?v=RRHeUygdfHw
で、このKaarisのコンサートで、
騒ぎがあったようです。
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/仏ラッパーのコンサート、観客暴徒化で中断/ar-BBWo4iv?ocid=spartanntp#page=2
まったくピント外れな感想を言うなら……、
Kaaris に、
日本にも来て欲しい!
2019年4月26日金曜日
モロッコから
今日、
仕事で渋谷へ向かう途中、
そこそこ混んだ井の頭線の中で、
わたしの目の前にいた二人の女の子。
完全にアラブ系の容姿なんですが、
使っていたのはフランス語。
で、電車が揺れてぶつかりそうになったのをきっかけに、
ちょっとおしゃべりしました。
ひとりは、モロッコ人と日本人の両親を持ち、
今大学生。
もう一人は、モロッコから東京に遊びに来ている高校生でした。
この高校生の彼女は、
フランス語がすごく早口で、
聞き取るのが大変でした!
たわいないおしゃべりだし、
ものの5,6分ですが、
ちょっと楽しかったです。
今日は渋谷で遊ぶんだ、
と言ってましたが、
楽しめたかな?
仕事で渋谷へ向かう途中、
そこそこ混んだ井の頭線の中で、
わたしの目の前にいた二人の女の子。
完全にアラブ系の容姿なんですが、
使っていたのはフランス語。
で、電車が揺れてぶつかりそうになったのをきっかけに、
ちょっとおしゃべりしました。
ひとりは、モロッコ人と日本人の両親を持ち、
今大学生。
もう一人は、モロッコから東京に遊びに来ている高校生でした。
この高校生の彼女は、
フランス語がすごく早口で、
聞き取るのが大変でした!
たわいないおしゃべりだし、
ものの5,6分ですが、
ちょっと楽しかったです。
今日は渋谷で遊ぶんだ、
と言ってましたが、
楽しめたかな?
2019年4月25日木曜日
丹羽孝希選手
今わたしは、
明治大学の教員として働いているわけですが、
やはり、スポーツ選手などで、
明治大学出身と聞くと、
応援したい気持ちになります。
ただ、その多くは会ったことがないわけですが。
そして、これも「会った」うちに入るかどうかビミョーですが、
あれは2年前の卒業式でのこと、
何人か特別表彰された学生の中に、
卓球の丹羽孝希選手がいました。
彼は、壇上で賞状を受け取った後、
クルリとふり返り、
武道館を埋め尽くした卒業生や大学関係者に向かって、
「東京オリンピックで金メダルを取ります!」
と宣言したのでした。
「その心意気やよし」
ですね。
武道館には大きな拍手が鳴り響いたのでした。
がんばってますね!
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190425-00000139-dal-spo
明治大学の教員として働いているわけですが、
やはり、スポーツ選手などで、
明治大学出身と聞くと、
応援したい気持ちになります。
ただ、その多くは会ったことがないわけですが。
そして、これも「会った」うちに入るかどうかビミョーですが、
あれは2年前の卒業式でのこと、
何人か特別表彰された学生の中に、
卓球の丹羽孝希選手がいました。
彼は、壇上で賞状を受け取った後、
クルリとふり返り、
武道館を埋め尽くした卒業生や大学関係者に向かって、
「東京オリンピックで金メダルを取ります!」
と宣言したのでした。
「その心意気やよし」
ですね。
武道館には大きな拍手が鳴り響いたのでした。
がんばってますね!
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190425-00000139-dal-spo
2019年4月22日月曜日
タミル・イーラム解放のトラ
スリランカの痛ましいテロ。
テロのニュースは、
いつもつらいです。
今回、まだ犯行声明が出ていないようですが、
やはりスリランカでテロといって思い出されるのは、
タミル・イーラム解放のトラ
なのでしょう。
(あわてて付け加えますが、
今回のテロがそうだというのではありません。)
タミル・タイガーは、
スリランカ内戦で「活躍」し、
J. オディアール監督の
『ディーパンの闘い』
の背景でもありありました。
http://tomo-524.blogspot.com/2016/05/blog-post_22.html
まあ、映画としての評価は、
また別ではありますが。
世界は、もうみんなつながっていますね。
テロのニュースは、
いつもつらいです。
今回、まだ犯行声明が出ていないようですが、
やはりスリランカでテロといって思い出されるのは、
タミル・イーラム解放のトラ
なのでしょう。
(あわてて付け加えますが、
今回のテロがそうだというのではありません。)
タミル・タイガーは、
スリランカ内戦で「活躍」し、
J. オディアール監督の
『ディーパンの闘い』
の背景でもありありました。
http://tomo-524.blogspot.com/2016/05/blog-post_22.html
まあ、映画としての評価は、
また別ではありますが。
世界は、もうみんなつながっていますね。
2019年4月21日日曜日
リヒテルを聞きながら
この週末は、
ずっと仕事しています。
まず、6月刊行予定の問題集があるんですが、
そのゲラがまとまって届いたので、
じっくり見ています。
もう1つの大きめな仕事も、
今週の金曜に打ち合わせの予定なので、
それまである程度進めておかなくてはなりません。
2つの仕事を進めようとすると、
頭を切り替えなくてはならないので、
マルチタスク派ではないわたしとしては、
そこでちょっと戸惑いが生まれます。
(しかも、来週の授業の準備もあるし!)
このごろよく使っているBGMは、
https://www.youtube.com/watch?v=4Wt1eO1T0TE
リヒテルは何度か聞きに行きました。
もうずいぶん昔ですが。
それにしても、
リヒテルの平均律がディジタル・リマスターされ(2002)てから、
もう何度聞いたか分かりません。
とはいえ、そういう人は、
世界中にたくさんいるんでしょうねえ……
ずっと仕事しています。
まず、6月刊行予定の問題集があるんですが、
そのゲラがまとまって届いたので、
じっくり見ています。
もう1つの大きめな仕事も、
今週の金曜に打ち合わせの予定なので、
それまである程度進めておかなくてはなりません。
2つの仕事を進めようとすると、
頭を切り替えなくてはならないので、
マルチタスク派ではないわたしとしては、
そこでちょっと戸惑いが生まれます。
(しかも、来週の授業の準備もあるし!)
このごろよく使っているBGMは、
https://www.youtube.com/watch?v=4Wt1eO1T0TE
リヒテルは何度か聞きに行きました。
もうずいぶん昔ですが。
それにしても、
リヒテルの平均律がディジタル・リマスターされ(2002)てから、
もう何度聞いたか分かりません。
とはいえ、そういう人は、
世界中にたくさんいるんでしょうねえ……
2019年4月19日金曜日
5月18日 @乃木坂
5月18日のトーク・イヴェント、
詳細が決定しました!
*********************************
■5月18日(土)18:00−19:30
清岡智比古(フランス語学者・詩人/明治大学教授)
このイヴェントは、
『敷石のパリ』に写真を寄せてくださった、
北井晴彦さんの写真展の中の企画です。
「パリのモハメッド」というのは、
『敷石のパリ』に発表した詩の一つです。
それを、
今回の企画のプロデューサーであり、
Books & Modern の運営人でもある若井さんが気に入ってくださり、
イヴェントのタイトルにも付けることにしました。
わたしも書いていて楽しかった詩です。
彼モハメッドは、
自分がモデルになってこんなことになっているなんて、
何にも知りませんが、
元気にしてるでしょうか。
握手した時の、
大きな手の感触は、
よく覚えています。
パリのことを話すのは、
好きです!
土曜日の夕方。
どうぞ、よろしければ!
*ご予約はこちらから;
https://shop.booksandmodern.com/items/19388045
詳細が決定しました!
*********************************
■5月18日(土)18:00−19:30
清岡智比古(フランス語学者・詩人/明治大学教授)
【パリのモハメッド ──街に映る世界、時代と心】
『敷石のパリ』の詩人のひとり、清岡智比古さんが現在のパリを通して人や世界の移ろいや、人々の心、変わらない物事などについて語ります。
■参加費 1,500円(税込)ドリンク付き
************************************このイヴェントは、
『敷石のパリ』に写真を寄せてくださった、
北井晴彦さんの写真展の中の企画です。
「パリのモハメッド」というのは、
『敷石のパリ』に発表した詩の一つです。
それを、
今回の企画のプロデューサーであり、
Books & Modern の運営人でもある若井さんが気に入ってくださり、
イヴェントのタイトルにも付けることにしました。
わたしも書いていて楽しかった詩です。
彼モハメッドは、
自分がモデルになってこんなことになっているなんて、
何にも知りませんが、
元気にしてるでしょうか。
握手した時の、
大きな手の感触は、
よく覚えています。
パリのことを話すのは、
好きです!
土曜日の夕方。
どうぞ、よろしければ!
*ご予約はこちらから;
https://shop.booksandmodern.com/items/19388045
2019年4月17日水曜日
『判決、ふたつの希望 』
今日は大学院のゼミで、
『判決、ふたつの希望』
を見ました。
(原題は The Insult『侮辱』)
https://www.youtube.com/watch?v=GrTlVv2YMlQ
https://longride.jp/insult/
とても評判が良かった映画で、
やっと見られたのですが、
これはたしかにとってもよかったです。
川端康成風に言えば、
最後の一行は書かない、
という感じで、
余計な説明はなく、
過剰な演出もなく、
展開はスリリングで、
俳優たちも達者で、
テーマも深い。
Mmm... やっぱり相当いい映画です。
ただ、
・レバノン内戦
・シャロン首相
などの予習は必須です。
学部の授業でも使いたいけれど、
時間がとれるかな……?
『判決、ふたつの希望』
を見ました。
(原題は The Insult『侮辱』)
https://www.youtube.com/watch?v=GrTlVv2YMlQ
https://longride.jp/insult/
とても評判が良かった映画で、
やっと見られたのですが、
これはたしかにとってもよかったです。
川端康成風に言えば、
最後の一行は書かない、
という感じで、
余計な説明はなく、
過剰な演出もなく、
展開はスリリングで、
俳優たちも達者で、
テーマも深い。
Mmm... やっぱり相当いい映画です。
ただ、
・レバノン内戦
・シャロン首相
などの予習は必須です。
学部の授業でも使いたいけれど、
時間がとれるかな……?
2019年4月16日火曜日
1週間
大学の授業も今日で1週間経ち、
担当しているコマすべてが出揃い(?)ました。
これで、
今年度の(少なくとも前期の)雰囲気が掴めました。
中で、これはよかったかなと思うのは、
「都市と映画」という大学院の授業に、
建築系の院生たちが参加してくれたこと。
まあ、まだ全員がその授業を取るとは限りませんが、
何人かは取ってくれるでしょう。
総合芸術系の院生向けの授業ですが、
やっぱり、建築系もいてくれたほうが、
議論が盛り上がっておもしろいです。
(建築系の院生たちは、
デザイン系が多かったですが、
構造系の学生もいて、
中には、
蒸気ではなくガス化による火力発電の際に出る、
スラグと呼ばれる物質の、
有効な再利用を研究している、
という女子学生もいました。
テーマがちゃんとしてます!)
授業が楽しみです!
担当しているコマすべてが出揃い(?)ました。
これで、
今年度の(少なくとも前期の)雰囲気が掴めました。
中で、これはよかったかなと思うのは、
「都市と映画」という大学院の授業に、
建築系の院生たちが参加してくれたこと。
まあ、まだ全員がその授業を取るとは限りませんが、
何人かは取ってくれるでしょう。
総合芸術系の院生向けの授業ですが、
やっぱり、建築系もいてくれたほうが、
議論が盛り上がっておもしろいです。
(建築系の院生たちは、
デザイン系が多かったですが、
構造系の学生もいて、
中には、
蒸気ではなくガス化による火力発電の際に出る、
スラグと呼ばれる物質の、
有効な再利用を研究している、
という女子学生もいました。
テーマがちゃんとしてます!)
授業が楽しみです!
2019年4月14日日曜日
22e samedi d'action
22週目。
まだまだ終わってません。
https://fr.news.yahoo.com/giles-jaunes-à-toulouse-incidents-113621836.html
たしかに、
運動の質は変化しつつあるようですが、
それがどの程度の、どのようなものなのか、
意見が分かれているようです。
まだまだ終わってません。
https://fr.news.yahoo.com/giles-jaunes-à-toulouse-incidents-113621836.html
たしかに、
運動の質は変化しつつあるようですが、
それがどの程度の、どのようなものなのか、
意見が分かれているようです。
2019年4月12日金曜日
2019年4月10日水曜日
授業開始!
というわけで、
今日は冷たい雨の中、
2019年度の授業が始まりました。
もう、2000年代生まれの学生たちです。
今日はガイダンスなので、
自分さえよければいいというエリートだけにはならないで、
という話を(勢いで!)しました。
それから今日は、
リバティー・アカデミー講座の初日でもありました。
生徒さんたちの元気な様子に、
こちらも元気が出ます!
また、新しい生徒さんもいらしゃって、
一緒に楽しんでいけたら!
と思っています。
また午後には、
大学院のゼミ。
今日は、『否定と肯定』を見ました。
http://hitei-koutei.com/
原題は Denial 「否定」で、
いろいろ「否定」するわけですね。
一人の弁護士が、
今はホロコースト、
その前はマクドナルド、
を扱ってた、みたいなことを言うのですが、
つまりこれは、
ホロコーストもまた、
マクドと同じくらいの日常性を持っている、
ということなんでしょう。
そしてもちろん、
イスラエルの選挙までつながっています。
始まったな~、という1日でした。
今日は冷たい雨の中、
2019年度の授業が始まりました。
もう、2000年代生まれの学生たちです。
今日はガイダンスなので、
自分さえよければいいというエリートだけにはならないで、
という話を(勢いで!)しました。
それから今日は、
リバティー・アカデミー講座の初日でもありました。
生徒さんたちの元気な様子に、
こちらも元気が出ます!
また、新しい生徒さんもいらしゃって、
一緒に楽しんでいけたら!
と思っています。
また午後には、
大学院のゼミ。
今日は、『否定と肯定』を見ました。
http://hitei-koutei.com/
原題は Denial 「否定」で、
いろいろ「否定」するわけですね。
一人の弁護士が、
今はホロコースト、
その前はマクドナルド、
を扱ってた、みたいなことを言うのですが、
つまりこれは、
ホロコーストもまた、
マクドと同じくらいの日常性を持っている、
ということなんでしょう。
そしてもちろん、
イスラエルの選挙までつながっています。
始まったな~、という1日でした。
2019年4月9日火曜日
2019年4月7日日曜日
2本
『キャプテンマーベル』を見た流れで、
2008年の2本の映画、
『アイアンマン』
『インクレディブル・ハルク』
を見てみました。
(まあ、両作とも、
アマゾン・プライムで無料だったので。)
『アイアンマン』のほうは、
どうということはないエンタメで、
なんというか、
影がない感じ、とでも言えばいいのか、
浅い印象でした。
それに比べれば、
『インクレディブル・ハルク』のほうは、
まだ影があり、ベターでした。
あれは高校時代、
テレビで放映していた『超人ハルク』を時々見ていました。
その週の終わりには、
彼は必ず、舞台となった街を離れてゆくのです。
そこには、放浪を宿命づけられるということの意味が漂っていたように、
(今振り返ると)思います。
その記憶もあるので、
やはりこちらのほうが親しみを感じました。
(ここにも、「父親」のテーマが絡んでいます。
そしてやっぱり、父親は「アメリカ」です。)
これらはもちろん、
アベンジャーズへと流れ込むわけですが、
わたしはやはり、
X-Men シリーズのほうが好きなようです。
2008年の2本の映画、
『アイアンマン』
『インクレディブル・ハルク』
を見てみました。
(まあ、両作とも、
アマゾン・プライムで無料だったので。)
『アイアンマン』のほうは、
どうということはないエンタメで、
なんというか、
影がない感じ、とでも言えばいいのか、
浅い印象でした。
それに比べれば、
『インクレディブル・ハルク』のほうは、
まだ影があり、ベターでした。
あれは高校時代、
テレビで放映していた『超人ハルク』を時々見ていました。
その週の終わりには、
彼は必ず、舞台となった街を離れてゆくのです。
そこには、放浪を宿命づけられるということの意味が漂っていたように、
(今振り返ると)思います。
その記憶もあるので、
やはりこちらのほうが親しみを感じました。
(ここにも、「父親」のテーマが絡んでいます。
そしてやっぱり、父親は「アメリカ」です。)
これらはもちろん、
アベンジャーズへと流れ込むわけですが、
わたしはやはり、
X-Men シリーズのほうが好きなようです。
2019年4月5日金曜日
2019年4月3日水曜日
『バンブルビー』
『トランスフォーマー』のスピンオフ、
『バンブルビー』
を見てみました。
https://www.youtube.com/watch?v=mtP2qqfSVmE
ナイト上映だったので、
広い映画館に観客は6人!
めちゃめちゃ見易かったです。
主人公は18歳の少女チャーリー。
亡くなった父親のことが忘れられず、
新しく来た父親とその連れ子とは、
うまくやっていけません。
ナースである母親は、
その板挟みでやや苦しそうです。
チャーリーの望みは、自分のクルマを持つこと。
で、両親は買ってくれないものの、
仲良しの、船の修理屋のおじいさんから、
ぼろぼろのワーゲンをもらうことに成功します。
そしてそのワーゲンが、
ロボットがトランスフォームした姿だったわけです。
ここから、少女と(命を持った)機械の交流が始まります。
もちろん、
人間と機械の交流、という、
アトムやプルートに通じるテーマがメインなのでしょう。
それは、人間と機械文明の共存、ということでもあるでしょう。
ただ、
この『バンブルビー』で見逃せないのは、
チャーリーが死んだ父親を求めているという点です。
ロボット・バンブルビーは、
彼女の父親になってゆきます。
失われた強い父親、に代わる存在です。
ここで思い出されるのは、
『ターミネーター2』であり、
その父親とは、
もちろん「偉大だったアメリカ」なのでしょう。
これに比べると、
新しくやってきた父親は、
まったく浅薄な人間なのです。
この浅薄な父親の評価は、
ラストに向けて変わってゆきます。
ただそれでも、
バンブルビーの圧倒的な力と比べると、
慰め以上の意味はないようです。
ただもちろん、
映画全体を貫いているのは、
力の強いものがエライ、という、
身もふたもない価値観ではあります。
ただそれを、
バンブルビーの「弱さ」が、
ある程度補ってはいますが。
でもまあ全体としては、
おもしろい映画ではありました。
『バンブルビー』
を見てみました。
https://www.youtube.com/watch?v=mtP2qqfSVmE
ナイト上映だったので、
広い映画館に観客は6人!
めちゃめちゃ見易かったです。
主人公は18歳の少女チャーリー。
亡くなった父親のことが忘れられず、
新しく来た父親とその連れ子とは、
うまくやっていけません。
ナースである母親は、
その板挟みでやや苦しそうです。
チャーリーの望みは、自分のクルマを持つこと。
で、両親は買ってくれないものの、
仲良しの、船の修理屋のおじいさんから、
ぼろぼろのワーゲンをもらうことに成功します。
そしてそのワーゲンが、
ロボットがトランスフォームした姿だったわけです。
ここから、少女と(命を持った)機械の交流が始まります。
もちろん、
人間と機械の交流、という、
アトムやプルートに通じるテーマがメインなのでしょう。
それは、人間と機械文明の共存、ということでもあるでしょう。
ただ、
この『バンブルビー』で見逃せないのは、
チャーリーが死んだ父親を求めているという点です。
ロボット・バンブルビーは、
彼女の父親になってゆきます。
失われた強い父親、に代わる存在です。
ここで思い出されるのは、
『ターミネーター2』であり、
その父親とは、
もちろん「偉大だったアメリカ」なのでしょう。
これに比べると、
新しくやってきた父親は、
まったく浅薄な人間なのです。
この浅薄な父親の評価は、
ラストに向けて変わってゆきます。
ただそれでも、
バンブルビーの圧倒的な力と比べると、
慰め以上の意味はないようです。
ただもちろん、
映画全体を貫いているのは、
力の強いものがエライ、という、
身もふたもない価値観ではあります。
ただそれを、
バンブルビーの「弱さ」が、
ある程度補ってはいますが。
でもまあ全体としては、
おもしろい映画ではありました。
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